北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

フリー切符で北海道の特急を乗り潰す 5

2015年07月17日 | 旅行記
そろそろ疲れの出てきた4日目は稚内です。遠くて重い旅に感じますが、意外と楽なんです。単純に特急で往復するだけですから(笑)。

朝7時48分のスーパー宗谷1号キハ261系の基本番台の指定席を確保。
窓側に座りましたが隣に女性が座ってしまいました<m(__)m>
他は空いてきて窓側に一人になっても、彼女だけが居ます。前のほうが空いてきたのに移れば良いのにと思うのですが、まじめな方なんですね。でも音威子府でトイレに立ったのを機会に席を移っていきました。やれやれゆっくりじゃ(^_^)/

天塩川が悠然と流れています。

晴れていれば利尻岳が見えるのですが今回は駄目でした。稚内も予想以上に涼しくて、駅から出ませんでした。駅とは言っても複合商業施設に駅が間借りしている状態です。建物は稚内市が管理しているようです。


いつものようにコンビ二で弁当を買って、上りサロベツで帰ります。

貧乏性といいますか、コンビ二から戻ってすぐに改札に並びました。自由席はスカスカでのんびりとすることが出来ました。キハ183の500番台です。発火事故を起こした型式ですが、エンジンの過回転防止を強化して復帰しました。乗り心地はさすが、キハ183ですね。静かに淡々と走ります。まあさすがに足回りからコトコトと音がしますが・・・。
さて、相変わらず旭川からは観光客を吸い込んで札幌に定刻に到着しました。




フリー切符で北海道の特急を乗り潰す 4

2015年07月17日 | 旅行記
3日目は札幌9時00分の特急スーパーカムイで、旭川へです。旭川では上りのS宗谷に乗り換えて深川まで戻りました・・・まあナント酔狂なことでしょうか。フリー切符の醍醐味の一つです。
深川からは増毛行きのキハ54に、久しぶりに乗車。
まあ、空いているだろうと高を括っていたのですが、ほぼ満席。かろうじて空いていたデッキ近くのロングシートにこじんまり座りました。
これでは食事が出来ないと落胆しているうちに留萌に到着。期待通りに(笑)降りる方が多くて、後部車両の切り離しの停車中にお握りをほうばりました。
キハ54はそこそこの乗客を乗せて増毛に向かって出発。速度は50キロ程度、カーブではレールとの摩擦音と、雑草が生い茂って車体に当たる音を聞きながら、海からの風を感じつつ楽しみました。途中の駅(停車場)での乗降客は皆無。
増毛に着くと、座席に荷物を置いたままの同好の士も多数で、10分ほどの折り返し時間を駅周辺で過ごしていました。
去年の秋に国稀酒造さんにお酒を買いに来て以来ですが、街並みは変わるはずも無く、廃線の噂を気にしながら、再び54の車上の人となりました。








さて、深川に戻ってからの予定が決まっていません。
深川も見るところも無いしとSカムイで札幌に戻ることにしました。車中では時刻表とにらめっこ、ちょうど室蘭行きの特急すずらんがあります。これで行くと東室蘭で寝台特急北斗星を見物できることが分かり、「決まり」です。
札幌からは785系すずらんに乗って寝込んでいるうちに
東室蘭に到着。夕陽が当たる時間なのできれいに撮れると思いきや、東室蘭の東側はすぐにカーブなのです。
いろいろ考えて、あえて逆光となるとなりのホームで待ちました。全体が撮れれはと考えたのです。
まあ結果的には車体が暗くなってしまいましたが、別に撮り鉄ではありませんので、長い全編成を見て「唖然」と出来ただけでも満足でした。出張帰りのビジネスマンの方も「スゲー」と感動しておられました。






東室蘭では先頭の機関車2両はホームからはみ出してしまうので、交代の?運転士さんはホーム下で待機です。
さて、目的完遂。下りの出張帰りや通勤通学で満席のすずらんで札幌を目指しました。帰宅は20時頃となりました。


フリー切符で北海道の特急を乗り潰す 3

2015年07月17日 | 旅行記
2日目の目的地は根室です。
普通なら、札幌からスーパーおおぞらで行くところですが、乗り換えの時間が短いので食事をとれない心配がありますし、キハ261系にも乗っておきたいところです。
ということで帯広まではスーパーとかち261系1000番台の指定席をとりました。

帯広では11時過ぎに着いて40分くらいでSおおぞらが来ますので、食事の調達には最適です。豚丼でもと思いましたが、日帰り貧乏旅なので、セブンで弁当を調達して、座れなかった場合に備えて、待合室でかき込みました。
さて、早めにホームに入って待ちます。なんと行列はありません。

自由席の乗り口には私と女性の二人、さらに乗って(  Д ) ⊙ ⊙ガラーン。
弁当食べられましたね((+_+))。
縦揺れの激しいキハ283に揺られて太平洋を眺めながら釧路に到着。各ホームには湿原ノロッコとか足湯号が待っています。



でも私の目的はキハ54のルパンラッピング車両。春までの運行予定が2年延長されました。花咲線沿線の浜中町出身のモンキーパンチさんのご尽力の賜物です。
さて、シートが789系電車のお下がりなので実に楽ちん。往復の6時間が短く感じました。











厚岸湾や落石岬がきれい




根室滞在は10分間でしたが、それで十分(●^o^●)



帰りは夕暮れで薄暗くなった森の中にエゾシカの姿が見え隠れします。運転士が警笛を盛んに鳴らします。「鹿笛」といわれる甲高い警笛です。特別装備??です。
特に別保付近が一番危ないので賑やかに鳴らしていました。
54は無事に定刻に釧路到着。



Sおおぞらに無事乗車です。車内販売が無いので、準備したカロリーメイトが夕食になりました。
23時に札幌に着いてやれやれ、2日目終わりました。

フリー切符で北海道の特急を乗り潰す 2

2015年07月17日 | 旅行記
初日は網走までです。7時21分札幌発のオホーツクに乗ります。

指定席の車内は意外と混んでいました。でも、それも岩見沢までで、旭川を過ぎて自由席に移ったのですが、車内は閑散としています。

途中の遠軽では進行方向が変わりますので、シートを回転させます。単にペダルを踏むだけなのですが、シートを倒していたり、寝入っている人が居ると後ろ向きに座ることになります(´・ω・`)。

北見、美幌とだんだん乗客が減って、網走で降りたのは20名足らずでした。

駅前のローソンで昼食を調達して、すぐに同じ車両で札幌へ戻ります。帰りは自由席なので改札で並びましたが、並ぶまでも無かった感じでした。

車窓を眺めながら、サンドイッチを頬張ります。のんびりした雰囲気に眠気が襲ってきて、遠軽まで意識不明に・・・・。
上越信号場では特別快速きたみと交換です。
これが速いのです・・・区間によってはオホーツクより(笑)18切符の救い主です。

旭川の手前では大雪山が見えますが、雪が残っていました。

旭川からはアジア系の観光客が大挙して乗り込んできたりして、一気に混雑します。私のとなりも韓国の方でした。貧乏ゆすりに閉口しましたが、まあ文句を言うほどのことも無いと辛抱です。
定刻に札幌に着いて20時前には帰宅しましたが、まあ無事に終わった初日でした。

フリー切符で北海道の特急を乗り潰す

2015年07月17日 | 旅行記
フリー切符で北海道の特急を乗り潰すということでフリー切符を利用しました。
JR北海道には悠游旅倶楽部という中高齢者向けの会員制の割引制度があります。50歳以上の女性と60歳以上の男性が対象で、一定の年会費を支払うことで加入できます。女性の年齢制限がいやに若いのが不思議ですが・・・・子育てを終わった暇なご婦人たちに旅行をしてもらおうということでしょうか。男性は60までは働けと言うことですね(笑)
この「悠游旅倶楽部」には会員パスと称して年に2回、5日間特急乗り放題の格安な切符が発売されます。
昨年度までは年に5回で3日間用もあったのですが、今年から使いにくくなりました。駅員も「5日ですからね~」と売りにくいような話しをしていました。
さて、連続5日間乗りまわる日にちの確保ができたので、7月8日から12日まで、札幌を基点に日帰りであちこち遊び歩きました。
とにかく、色々な特急に乗るのが目的で、目的地はどうでも良いのです。
日帰り圏内ということですが網走、根室、増毛、室蘭、稚内、函館へ行けました。
また、函館だけは用事ができたので、それなりに滞在しましたが、他は「行っただけ」と言うことです。