よかど!鹿児島

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鹿児島市にメガソーラー建設/鹿児島の話題・情報(124)

2012-04-11 10:13:12 | 鹿児島の話題・情報

鹿児島市の県の1号用地B区に

京セラ等3社がメガーソーラー建設

昨日、京セラなど3社で新たに設立する新会社が、IHIが所有する鹿児島市七ツ島の1号用地(旧石川島播磨重工業跡地)に、大規模太陽光発電所を建設することで合意したと発表した。

メガソーラー参入が加速している中で、、国内最大の発電能力7万キロワットを、京セラとIHI、みずほコーポレート銀行の3社が基本合意して建設するという。

当用地は、IHI工業跡地であるが、私も大阪事務所時代、企業誘致担当として、大型太陽光メーカーの本社に何回か誘致を働きかけた場所であり、又、東京地区の担当がカーメーカーの働きかけも行った、いわゆる県として長年この用地の活用が県議会でも議論になるなど難題の場所であったので、まずは祝福を贈りたい。

ただ、今、欧米では太陽光発電事業が修正を迫られている状況がある。独のQセルズが破綻し、米国でもソーラー・トラスト・オブ・アメリカの破綻した。要は、再生可能エネルギーの買い取り制度の難しさが原因だと思われる。

今後、7月に始まると言われる全量買い取り価格、1Kw当たり42円とも言われるが、この価格がどうなるかで、このメガソーラー参入の動きに影響を与えることは間違いないと思われる。

昨日の発表された計画では、設置するパネルは29万枚。出力は7万キロワットと、公表されている中では国内最大で、年間では一般家庭の消費電力量のおよそ2万2000世帯分の発電能力だそうだが、報道されている情報によると、ソフトバンクが北海道に480haの敷地に、世界最大級の出力20万KW、一般家庭10万世帯の超デカの建設構想もある。

今回の計画は、九州電力との価格に関する協議はまだ行っていないということであるが、7月の動きや、その他の県内各地の建設計画も含め、まだまだ目の離せない状況が続くのではないだろうか。 

                

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