よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

撤退工場跡地に新たな操業/鹿児島の話題・情報(173)

2013-10-31 08:36:37 | 鹿児島の話題・情報

鹿児島県日置市のパナソニック系の工場

昭光通商が一部譲受、来年4月から操業開始

鹿児島県の日置市のパナソニック系列の工場跡地に、東証一部の商社「昭光通商」(本社:東京)が事業の一部を譲り受け、来年4月から創業すると、報道されました。

前面撤退を免れ、関係者がホットしていることと思う。化学品や情報機器などの商社である昭光通商が、設備を継承して車載用の発光ダイオード(LED)チップを生産するとのこと。ただ、工場は存続させるが、パナソニック系の従業員の継続雇用については「未定」とのこと。

 計画によると、昭光通商が資本金9千万円を出資して「昭光エレクトロニクス」(日置市)を来年1月に設立。パナソニックデバイスオプティカルセミコンダクターの工場の一部、約5500平方メートルを借り受け、創業。来年4月から12月末まで約10億円の生産額を見込んでおり、従業員は80人程度を予定しているとのこと。

同社は、これまでLEDチップを車関連の企業に販売しており、今回、自ら生産も手掛けて既存の顧客に供給するほか、新規顧客も開拓する方針だという。

アベノミクス効果で、少し景気が上向いていると言われるが、意外なところに良き伏兵ありで、全面撤退を免れた日置市にとって、幸運である。できうることなら、更なる事業の拡大、雇用を期待したい。

                 

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鹿児島ソウル便デーリー化/鹿児島の話題・情報(172)

2013-10-30 08:31:45 | 鹿児島の話題・情報

鹿児島-ソウル線毎日運航

毎日運航を維持できるか。

週3便運航している鹿児島-ソウル線が、10月27日~来年3月29日までの冬季限定で毎日運航を始めた。その後のスケジュールは未定だそうだ。鹿児島発着の国際線が毎日運航するのは初めてのケースだ。

毎日運航で、月~土曜日の出発時間は、鹿児島発が午前11時40分、韓国・仁川(インチョン)発は午前8時55分。

日曜日は鹿児島発が午後4時15分、仁川発が午後1時半。水、金、日曜日は276席、残る4日は159席の航空機を使用するとのこと。

運航会社の大韓航空鹿児島支店によると、円安などの影響で韓国からのゴルフ客が増えており、旅行会社などから増便を求める声が出ていたとのことだが、中国上海線の県職員利用問題などからしても、毎日運航を維持していくには、鹿児島からの利用者をいかに増やすかが課題だ。

私も、かってこの国際線利用を6年間、県の担当者として係わり、航空会社、旅行会社、相手国観光公社等と一体となって、離島を覗く県内高校、経済団体、行政機関などを、細かく訪問し、国際線利用の利用促進を行った経験がある。

基本的には、100万都市以上でないと国際線のデーリー化は、旅行需要として無理がある.とにかく相手国とのビジネス交流、相手国からの旅行客の誘致なども含め、一過性でなく、長期的な利用を考えたインととアウトの利用促進対策が大事である。王道はないと思う。

関係機関の粘り強い努力を期待したい。くれぐれも途中で頓挫しないことを強く祈っています。

         

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薩摩川内市割り勘で海外へ/鹿児島の話題・情報(171)

2013-10-29 08:29:19 | 鹿児島の話題・情報

薩摩川内市がシンガポールへ進出

6県8市町が「割り勘」で海外事務所開設

おもしろい試みがスタートした。

特産品特産品の販路開拓や旅行者誘客につなげようと、鹿児島県と新潟、富山、香川、福岡、佐賀の6県にある8市町が9月25日、海外事務所を共同でシンガポールに開設したとのこと。

1市町村では、とてもできない海外進出。6県8市長が費用分担してのシンガポールへの進出は、今後の海外進出の良いモデルケースになると思われる。

総人口6億人の一大市場で経済成長も見込まれる東南アジア諸国連合(ASEAN)に狙いを定めたと言うが、ねらい目はわるくない。

場所はシンガポール中心部の金融街にある小さなレンタルオフィスで、名称は「日本自治体等連合シンガポール事務所」だそうだ。常駐者は英語と中国語に堪能な武雄市職員1人。

まずは、特産品のPRなどを行うとのことだが、ぜひ成果を上げてもらいたい。

                       

                   8市町が運営する海外事務所の開所式 

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仏ブルターニュへかつお節工場計画/鹿児島の話題・情報(170)

2013-10-28 08:18:22 | 鹿児島の話題・情報

仏ブルターニュにかつお節工場計画

枕崎有志が、来月現地視察

大手製造業など日本企業の中国をはじめ、アジア圏域への海外進出が一つの流れになっている中で、鹿児島の枕崎の水産加工業の関係者が、フランスにかつお節工場を目指すとの記事が地元紙に掲載された。

いよいよ鹿児島の企業もそこまで来たかという、驚きよりも時代の流れにビックリしている。

この枕崎有志は、枕崎水産加工工業協働組合を中心とした人達でつくる期成会。来月1週間、仏西部プルターニュ地方を視察し、かつお節工場として使用可能な水産加工施設の有無や環境面、行政の支援などを情報収集するという。

今回を含め、3回ほどの現地調査を重ね、来年2月をめどに候補地を絞り込み、来年夏の工場着工を目指すという。

今回の枕崎有志の取り組みは、日本が、和食を世界にアピールしている中で、鹿児島の食産業が、地産地消の一つの先進事例になりうるか、どうか。多いに注目される動きだ。

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先進取り組み事例視察/鹿児島での活動(289)

2013-10-25 08:48:32 | 鹿児島での活動

NPO法人の先進取り組み事例

くすの木自然館を視察

昨日は、県内各地で活動しているNPO法人で組織している「いきいき鹿児島交流居住推進協議会」で、NPO法人の先進取り組み事例を訪問し、活動内容をお聞きし、意見交換を行なった。

当法人は、姶良市の霧島錦江湾国立公園内の重富海岸に拠点を置き、県内外で先進的な環境学習に取り組み、地域づくりを推進されている法人でした。

今回の視察で、とても参考になったのは、その人材の採用に関する考え方です。

採用時に、経営者から言われる「自分の人件費に関する考え方」でした。それは、「自分の食い口は自分で稼ぐ。」ということです。1年目で、しっかり2年目の稼ぎ口を探しておくということ。2年目の自分の人件費は、自分で稼いだ1/3しか払われないということには、厳しいなという点面と、さすがプロ集団だという驚きでした。

もう一点は、稼ぐために、いろいろな企業との関係を維持することと、企業への事業提案ができること。ということでした。

そのためには、自分の仕事への「プロ意識」を持って、「スキルを維持」、あるいは高めておくということでした。

今回の視察で、NPO法人経営への改めて厳しさを感じる。意義ある視察になりました。ありがとうございました

    

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第27号広報紙発行/鹿児島での活動(288)

2013-10-23 08:50:15 | 鹿児島での活動

当協会広報紙「第27号」を発行

表紙は、「未来へ飛びたて!!」 高校生が(SPPに)挑戦です。

かごしま企業家交流協会の広報紙第27号を10月22日に発行しました。。

表紙は、「未来へ飛び立て」高校生がSPP講座に挑戦です。

今回のこの表紙のデザイン・キャッチフレーズは、当協会に9月にインターンシップ生として受け入れた鹿児島国際大学の学生2人の企画・デザインです。

内容ですが、

2ページは  国立大学法人 鹿児島大学の産学官連携推進センターの福島 誠治センター長の取り組みについて、野沢所長のご挨拶をいただきました。

3ページは  学校案内で、「鹿児島県立鹿屋農業高等学校」」(鹿屋市)を紹介。

4ページは  市町村情報『伊佐市」を掲載。

5~6ページは モノづくり、人づくり、地域づくりで、「鹿屋市立地企業ネットワーク&イノベーション会議」 

      と、当協会が主催する「SPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)講座」の結果を紹介      

7ページは、 会員企業「株式会社エールフーズ」(大阪府摂津市)の紹介。

8ページは、事務局のからのお知らせで、「今年の7月から9月の活動実績」紹介など

        となっております。

ぜひご購読ください。ご希望の方がありましたら、ご連絡ください。お送りします。

      

 

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自動運転時代が来る/どうなる日本経済(307)

2013-10-22 08:47:34 | どうなる日本経済

加速する自動運転技術の開発

2020年の実用化を目指すという.

自分でハンドルを握らなくても、目的地まで走っていく「自動運転車」の研究開発がにわかに熱を帯びてきたと、報道されている。

実用化すれば、事故の減少や省エネ、地域交通などに生かせる可能性があるが、安全性をさらに高める技術開発に加え、法制度の整備など、超えなければならないハードルも多いようだが。

ちなみに、自動運転技術とは、

①知る。(高性能カメラ、レーダーなどで車の周囲を360度常にチェツク)

②考える。(カメラからの情報を人工知能で高速に処理する。車の走行や停止を判断)

③動かす。(人工知能の判断をもとに、ハンドルやブレーキ、アクセルなどを電気信号で瞬時に正確に操作) 

この3つの技術が必要なんだそうだ。

交差点の手前で一時停止し、通過する車をやり過ごしたり、路肩に停車している車のわきをウインカーを出して追い越すなど、10月にあった家電・情報技術の展示会で日産自動車が公開した「自動運転車」は、人間の操作なしでデモコースを走ったそうだ。

同社の電気自動車をベースに、5台のカメラなどを積み、周辺の状況を把握しながら自動的に走る。2020年の実用化を目指すそうだ。

同様の技術は、トヨタや米グーグル、独ダイムラーなども開発に乗り出していることが、報道されている。

自動運転は1950年代から米国などで試みられてきたが、まだ実用化していない。航空機や船は決まった経路をとることが多く障害物も少ないが、様々な環境条件で走る車の場合は、そう簡単では内だろうが、夢が広がる。今後の開発を期待したい。

       

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相談・協力依頼/鹿児島での活動(287)

2013-10-21 08:38:01 | 鹿児島での活動

鹿児島での活動

相談・協力依頼が増加しています。

今年は、かごしま企業家交流協会への相談が増えています。

多いのは、県外の方々の移住や就職相談が多いですが、その他の件で言えば、今年は、鹿児島県内での大型イベント開催の話等が持ち込まれています。

又、特殊なものとしては、先日は、東京の薩摩大使で、移住交流サポーターの方から鹿児島県のある町を映画の舞台にできないか、相談を受け、提案の企画書内容について、相談を受けました。

このような分野は、資金、地元の協力体制など、なかなか難しい案件ですが、できるだけ親身になって相談に応じています。

今回の案件では、しっかりとお願いする町の関係者が理解できる企画書内容を備えているかが問題になり、受け手側の立場で、いろいろ指摘をさせて頂き、企画書を完成するお手伝いをしました。

企画提案がうまくいけば、このブログでも又内容を消化させて頂きます。

          

 

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再生可能エネルギー導入セミナー出席/鹿児島での活動(286)

2013-10-17 09:02:16 | 鹿児島での活動

再生可能エネルギ―導入セミナ―に出席

画期的に変わるかスマートシティ

今日は、鹿児島市で県が主催したセミナ―に出席しました。

県や、九州電力など色々な講師の話の中で、東京工業大学の柏木特命教授の「再生可能エネルギ―による地域の活性化」という演題の基調講演は、とても興味引かれる講演でした。

内容は、今進んでいるスマ―トシティや、今後家庭まで進んで来るであろう「スマ―トハウス」の話しでした。

「産官民が一体になって、創エネを実現していくと、街も生活も変わる。都市のビル群や郊外の住宅街が、太陽光発電の発電所としても機能する。そこで生産した電力の余剰分は、ハイブリッドカーや電気自動車などの新世代自動車(PHV/EV)が蓄電池として貯蔵し、時には電力を運ぶ乗り物としても機能する……というような近未来図が描けるようになる。それがスマートコミュニティであり、スマートシティと呼ばれているものです」

スマートコミュニティの主役は、ソーラーパネルを備えたスマートハウスと新世代自動車(PHV/EV)といわれる。双方の共存が浸透すれば、発電と蓄電を住宅地や商店街で融通し合い、循環させる仕組みや都市の発電設備との併用による効率化も実現する。

柏木教授は、熱く来たる時代の社会生活のイメージを強く語り、そこに新たなビジネスが生まれ、ニューライフが誕生する。その時代はもうすぐだという予想をされました。

変わる、住宅コミュニティ

住宅コミュニティ

 

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亜細亜大航海時代/どうなる日本経済(306)

2013-10-16 08:35:46 | どうなる日本経済

ハウステンボスを再生させたエイチ・アイ・エス会長澤田秀雄氏

ハウステンボスを先端技術の拠点に

旅行業界に知らない人はいないだろう旅行会社HISの創業者である澤田秀雄氏。

高校卒業後、ドイツのマインツ大学に留学し、ヨーロッパを旅してまわる。帰国後、HISの前身であるインターナショナル・ツアーズを創業し、格安航空券を個人に販売し大成功を収める。

その後、航空会社スカイマークエアラインズを設立や、ハウステンボスの経営再建に成功するなど、同社を総合旅行企業へと成長させた経営者である。

この人が、ハウステンボスで、地方補活性化させるために、医療観光とベンチャー育成、スマートホテルの実験にも着手しているという。

私が注目するのは、成功者である澤田氏がハウス転ボスを先端技術の拠点にするというう事業だ。今そのために、どんどんベンチャーを育てているという。ハウステンボス内でどしどしベンチャー企業が実証実験をさせてほしいと訪れているという。

例えば、放射熱を使った熱効率の高いスマートハウスの建設、熱を通さない塗料を建物やバスに利用など。

このように、ベンチャーが実際に敷地内で建物やシステムにその開発したノウハウを活かせる実験の場に使えれば、これはすごいことになる。先行型の企業誘致だ。

この手法を鹿児島でもやる事業者が出てくることを期待してやまない。

             

                           スマートハウス

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かごしま移住ナビ  http://www.kagoshima-iju.com/

かごしまシニア応援ネット http://www.kagoshima-seniorouen.net