よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

先端医療先進県/鹿児島の話題・情報(187)

2013-12-26 10:19:32 | 鹿児島の話題・情報

癌治療研究センターなど

鹿児島は先端医療先進県

鹿児島県の医療界は「救急対応の充実強化」のための病院移転・大規模化や、専門分野の強化を目指す動きが加速している。

かっては、五つご誕生で日本中にその名を轟かした総合周産期母子医療センターのある鹿児島市立病院。今では、何といっても指宿市にある 財団法人メディポリス医学研究財団の中核施設である「がん粒子線治療研究センター」は、九州初の、がんを粒子線で治療する先進医療医療機関で有名である。

更に、最近テレビである女優さんの治療で知ったのですが、スーパー・フォーカル・ユニットを用いた最先端の放射線治療を提供するだけでなく、四次元ピンポイント照射を含めた最高精度の放射線治療ができる「UASオンコロジーセンター」も鹿児島市にある。

この2つの医療機関には、全国から患者が、有名人が治療しているというから驚きである。

今や、中国など新興国の金持ちが、「医療ツアー」で日本の先端医療技術を求めて来る時代でもある。

その意味では、「先端医療先進県」と、「日本一暮らし先進県」ということを、もう少し前面に出し鹿児島を国内外にアピールするべきではないだろうか。

         

 

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製造業の復権/どうなる日本経済(312)

2013-12-25 11:39:59 | どうなる日本経済

20世紀のものづくりを支えてきた「オートメーション」システム

製造業は本当に回復するのだろうか?

日本の発展を支えてきた製造業。リーマンショック、東日本大震災、円高など6重苦などで、苦境に陥っていたが、このところ回復の兆しが出てきていると言われる。

そのような中で、20世紀初頭から日本の製造業の発展に貢献してきた「オートメーション」システム。この技術の重要性が、ここにきて一段と高まってきているとの報道がある。

それによると、急成長する新興国市場を有利に開拓するために、需要が旺盛な市場に生産拠点を設けるために、グローバルな規模で新たなものづくり体制を整備する必要がある。

この「市場競争力を高める」ため、「多様化する人材を効率よく活用する」という経営課題のために日本の「オートメーション」システム技術が貢献できるということらしい。

最近の円安、合理化などの努力が実り、又、日本の「オートメーション」システムを世界の標準として新興国に広げられるかが、「日本製造業の復権」のカギになるという判断だが、ここ数年の企業の動きでその判断の結果が見えてくるのではないだろうか。

ぜひ、日本の強い製造業に期待したい。 

      

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鹿児島はロケ地に最適/鹿児島の話題・情報(186)

2013-12-24 11:04:36 | 鹿児島の話題・情報

永遠の0(ゼロ)は奄美

今、大隅では「マンゴーと赤い車いす」が撮影中

今、話題の「永遠の0」が公開された。この撮影地は奄美。

この他にも、鹿児島市では「六月燈の三姉妹」が撮影され、公開されたばかり。そして、今、大隅半島では、車いすの女性の再起と仲間や家族との絆を描いた「マンゴーと赤い車いす」「元AKB48秋元才加、三田佳子、榎木孝明、愛華みれが出演)の撮影が行われたばかりである。

私の所にも、鹿児島を舞台に映画撮影をしたいという話がきている。鹿児島は、最近ロケ地として注目されているようだ。

観光かごしま大キャンペーン推進協議会が発行した「かごしまロケ地散策」によると、21の映画がこれまで撮影されている。

この他にも、テレビでのドラマの舞台も数多い。鹿児島は、海、山、川など恵まれた自然が数多く、ロケーションとして最適なのではないだろうか。

ロケ地に採用されると、ロケ隊の受入はもちろん、映画公開でのPR効果は計り知れない。もう少し、映画撮影地として必要な情報を集大成化して、積極的な情報発信が必要ではないだろうか。

             

 

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「桜島学」の開講提案/鹿児島の話題・情報(185)

2013-12-20 10:40:16 | 鹿児島の話題・情報

1914年(大正3年)1月12日、桜島が大噴火 

来年は桜島大爆発100周年記念 この機会に「桜島学」の開講を! 

桜島の住民は県内各地に避難した。その避難先の一つ「加治木」。その貴重な避難記録が姶良市の12月号の市報が伝えている。

それによると、加治木に延べ3万7千人余りの人々が収容・救護されたという大正噴火の驚異と大惨事の様子がよく解る.中でもやはり感動したのは、「避難者が来ると義捐金は直ぐに集まり、自治会や青年団などの活躍は目覚ましく、避難者はその善意と愛情に感謝した。大噴火の際に加治木の人々が示した人情は美しく、誇るべきこと。」という住民たちを賞賛した記録である。

ぜひ、姶良市民だけでなく多くの方々に見て戴きたい記録である。

このような驚異の桜島の大噴火から来年1月で100周年。私達はこのことを重く受け止め、次にどう繋げばいいのでしょうか。

私は、そのためには桜間の魅力・効果・特徴を深く探求する「桜島学」を開講すべきであると、提案したい。

桜島の火山としての理科学的な研究や共存というようなシンポジウムなどは色々研究・開催されているが、桜島を生活視点、生きる視点、活かす視点など、総合的にその魅力を学ぶ機会はあまりないのではないでしょうか。

桜島は、爆発・噴火の面では確かに驚異である。ところが、桜島は肉親の親の如く人々を「ひきつける力」、「親しまれる力」を備えている。人々に噴火に降灰に「備える力」を与え、又、桜島大根やびわ、小みかんなど、「生み出す力」もある。この桜島はまさに「生きる力」そのものだ。なぜだろう。どう活かせるのだろう。

そこで、桜島の魅力を「生きる力」「活かす力」というような視点で、「桜島学」を学ぶ機会を作れないだろうか。あの驚異の大噴火から100年。毎年、鹿児島市民に大量の噴煙、降灰をもたらす桜島。なぜか、桜島を悪くいう人はいない。諦めといえば、それまでだが、やはり桜島は、県民、いや全国に数知れないファンがいる。計り知れない魅力を備えているのが桜島だ。

桜島大正大噴火100周年を迎える来年こそ、私は桜島を活かすという視点で「桜島学」を学べる場を提唱したい。

   

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職場実習生受入/鹿児島での活動(299)

2013-12-19 09:49:18 | 鹿児島での活動

OJT生を受け入れました。

現場実習付き職業訓練生です。

毎年、かごしま企業家交流協会では、県の姶良高等職業訓練校から委託を受けているエム・エム・シーさんから、訓練生を受け入れています。

この職業訓練生は、エム・エム・シーでの3ヶ月間の座学訓練を受講後、企業等での実習型訓練を体験するものです。

毎年、当協会でも数名受け入れておりますが、今年2人目の実習生です。

今回も、女性の方で1ヶ月間、昨日から受け入れました。これから当協会のWebサイトの情報発信や、広報紙等の作成等のIT業務を実際に体験しながら訓練をして頂きます。

正月休みを挟んだ1ヶ月間で、短い実習ですが、質を高めて当協会の職員として、しっか り実務を体験頂きます。

       

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屋久島で初のトレイルラン/鹿児島での活動(298)

2013-12-18 08:55:48 | 鹿児島での活動

屋久島トレイルラン&フォーラム開催

屋久島の新しいイベント化に向けプレ大会

今年、世界遺産指定20周年を迎えた屋久島において、「屋久島トレイルラン&フォーラム」を開催することになりました。

このトレイルランは、近年「新しいスポーツとして自然環境志向と健康ブーム」といった相乗効果をもたらすものとして、日本国内においても、各地で地域活性化や観光客誘致の一環として目覚ましく普及してきております。

当協会の関西企業メンバーが実行委員長になり、屋久島観光協会と連携し、鹿児島県屋久島事務所等の後援を戴き、今回初めて屋久島で開催するものです。

今回は、神秘的な森が残る世界自然遺産指定の屋久島で、自然環境保護と健康スポーツとの共生をテーマに、平成26年2月23日に開催するものです。前日の22日(土)には、プロのトレイルランナー「奥宮俊祐氏」をお招きし「フォーラムと前夜祭」も開催されます。

今後、関係者の方々は、冬場のオフシーズンの観光客受入や、屋久島の新しいイベントとして育てていきたいという希望を持ってのチャレンジです。参加希望の方は下記様式でお申し込み下さい。

ぜひ、初の屋久島トレイルラン成功を心からお祈り致します。

  

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ポストスマホ商品/どうなる日本経済(311)

2013-12-17 09:04:30 | どうなる日本経済

飽和近づくスマホの次なる端末 

国内外で開発競争激化

早くも「ポストスマホ」に向け、電機メーカーやIT企業が、身につけて持ち歩くことができる情報端末「ウェアラブルコンピューター」の開発を競いあっているようだ。

メガネ型や腕時計型など形状が報道されているが、これだけでなく、応用分野にも広がりが出てきているという。今年は「ウェアラブル端末元年」ともいわれるが、果たしてスマートフォンに替わる端末がどうなっていくのだろうか。

ウェアラブル端末の認知度を一気に高めたのは、何といっても米グーグルが開発中のメガネ型情報端末「グーグル・グラス」。

グーグル・グラスをかけながら話しかけると、右目の前にある小型ディスプレーに次々と情報が映し出される。スマホとは違って、手ぶらのままインターネット検索や写真・動画撮影、翻訳機能を使えるのが特徴だそうだ。試作品を手にした人からは「世界が変わった」などと称賛する声が上がっているという。

グーグルの後を追うように、スマホメーカー大手もウェアラブル端末の開発を急いでおり、米アップルが開発中とされる腕時計型端末「iWatch(アイウォッチ)」。ライバルの韓国サムスン電子も、「腕時計型製品」の早期投入に意欲を燃やしているとのこと。

スマホで成長してきたこれら企業が、ウェアラブル端末の開発に力を入れるのは、先進国のスマホ市場が飽和状態に近づきつつあるためだという。

日本でもソニーモバイルコミュニケーションズが、腕時計型端末「スマートウォッチ」の後継機を発表。ベンチャー企業もウェアラブル端末の開発競争をビジネスチャンスととらえているようだ。

スマホやタブレット端末のような端末を「持ち歩くスタイル」から、「身につけるスタイル」への移行はどんどん進みそうだが。

ただ、「ウェアラブル端末がスマホに代わることはできない」という指摘もある。大画面化が進むスマホに対して、小型・軽量化が進むウェアラブル端末について、「動画コンテンツなどを楽しめるスマホのよさを取り込めず、スマホを補完する形で発展していくだろう」と予測する。

果たして、ポストスマホはどうなるのだろうか、興味は尽きない。

                  

                        今年10月発表のグーグルグラス

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県庁マン作家/鹿児島の話題・情報(185)

2013-12-16 11:21:47 | 鹿児島の話題・情報

県庁マン作家が第2弾「屋久島物語」出版

自然遺産指定地の屋久島を舞台にした「恋愛小説」

『県庁マン作家』「柳田一郎」さんが、世界自然遺産登録20周年記念、公益財団法人屋久島環境文化財団設立20周年記念「屋久島物語」(第1部キビタキ 第2部月の神:日本文学館)を、 『知林ヶ島物語』(日本文学館から昨年9月出版)に続き出版しました。

彼は、私にとって、県庁時代の同僚、県庁の消防防災課で机を並べ、災害対策、自衛隊員募集広報、そして離島の急患搬送のための自衛隊ヘリコプター出動要請などで、共に24時間体制で「挺身防災」を掲げて苦労をなめ合った仕事仲間です。

彼が、県庁での苦労を重ねながらも楽しく仕事した経験、加えてライフワークとしている自然環境や野鳥保護活動の豊富な経験をもとにした物語は、仕事を一緒にした者、又、同時期ではなかったですが屋久島の勤務経験者としては、感動ものです。ぜひ、屋久島の方々は持ちろん、屋久島ファン、今から屋久島に行ってみたい方には、必読書ではないかと思います。

作家名「柳瀬良行」として、 第1部 キビタキでは、消防防災課のヘリでの急患搬送を起点にして、その後の屋久島勤務で、時を超えて島で再会した急患搬送患者の娘との、ほのかで、又、慎ましく清冽な屋久島の自然をバックにした恋の展開は、「フイクション」といいながらも、雄大な自然や風習、文化、生活スタイルを持つ屋久島らしい特性がでており、とてもリアリティに富み、非常に興味深く、吸い込まれていくような展開の小説です。

第2部 月の神:「奥様のある人を好きになるとは、こういうことかもしれないと思った」・・・屋久島に通い続ける研究者、彼女には辛い過去があった。という物語の展開は、彼の鳥たちを、自然を愛する人間性、魅力、そしてロマンチストが書かせた小説ではないかと思います。

おそらく彼を作家の道へ入らせた処女作だと思ういますが、『さきしままる』(第7回銀華文学書奨励賞受賞)も併せて皆様に紹介させて戴き、彼の今後の次なる出版を心待ちにしたいと思います。

 図書コード:ISBN978-4-7765-3764-9(番号だけで予約可能)、
 柳瀬良行著、日本文学館発行、11月下旬発売、文庫版、税抜き600  円

      

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県立福山高校で出前講義/鹿児島での活動(297)

2013-12-13 09:01:25 | 鹿児島での活動

県立福山高等学校での出前講義

職業理解型進路ガイダンス

昨日は、霧島市にある県立福山高等学校の「製造業」に関心のある1,2年生向けに出前講義にいきました。

昨年もこの時期に行きましたが、自分の進路を決めるに当たって色々な分野の方々の話を聞き、今後の進路決定や準備に備えるものです。

私の教室では、9人づつ、50分の講義を2回行いました。

内容は、製造業の色々な分野での仕事内容、今製造業で起きている経営変化、雇用面への影響(変化)、そして働くとはどういうことか、企業はどんな経営努力をし、どんな人材を求めているか、そのために皆さんは今から何をしておくべきかなど。

細かな話までさせて戴きました。幸い皆さんが熱心に聞いてもらえたの救いですが、ぜひ、製造業にトライしてもらい、鹿児島、いや日本の製造業を支える人材に育ってもらいたいと強く期待しています。

        

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鹿児島県の企業進出・撤退状況/鹿児島の話題・情報(184)

2013-12-12 10:05:20 | 鹿児島の話題・情報

進出企業の雇用創出991人

撤退企業36件で1088人が離職

鹿児島県が2008年から2012年の5年間の企業の進出・撤退状況を県議会で公表した。

それによると、県外企業が県内に新設した事業所・工場は28件、立地済み工場の増設が24件有り、計で991人の雇用創出があったとのこと。

一方、倒産・撤退が36件有り、1088人の雇用が消失したとのこと。大手進出企業のNEC,パイオニア系列の工場閉鎖が約8割で大きく影響したようだ。

事業所新設の内訳は、雇用は332人、ソフトウェア開発など情報通信(10件)が最多。工場増設では、新たに659人の雇用があり、電子・デバイス(10件)、機械・金属(8件)が主なものということ。

県の産業立地課によると、最近の立地状況は「場所を選ばない情報サービス業などが増える傾向にある。」とのこと。

最近の日本企業の海外進出の傾向を受け、鹿児島への企業の進出は厳しい状況であるが、それでも食関連産業の進出や増設は以前より増えているようであり、鹿児島の特性を活かした誘致活動や県内食産業の頑張りに期待したい。

私の運営している「かごしま企業家交流協会」も市町村の企業誘致活動を支援しており、県外企業への誘致活動を続けているが、鹿児島の雇用改善のためにも、更なる努力を続けていきたいと思っています。

           

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