よかど!鹿児島

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九州の工業立地/九州の話題・情報

2012-04-03 07:24:42 | その他

2011年の九州の工場立地

全体で91件、4年ぶり増加

平成23年の工場立地件数が、3月30日に九州経済産業局から発表された。

それによると全体で、91件で、前年比6件増。工場立地面積は130.1ha (同53.3ha増)となり、4年ぶりに立地件数、立地面積ともに前年を上回っているが、依然として低い水準にとどまっている。

この要因として、経産局では、「海外経済の減速や円高の進行等による企業の国内設備投資計画の凍結・見直し、海外投資の拡大及び東日本大震災の影響」などが考えられると、発表している。

内容を見ると、業種別立地件数では、金属製品が20件(同15件増)で大幅な増加。食料品は24件(同1件減)と減少したものの、業種別件数では3年連続で最も多く、引き続き好調に推移している。

自動車関連の立地は15件(前年9件)と2年連続で増加しており、その業種別内訳は金属製品7件(同3件)、プラスチック製品2件(同0件)等となっている。

私が注目したのは、新設立地81件のうち、九州管外からの立地件数(九州外に本社等が所在する工場の数)が何件だったか?ということであったが、28件(前年17件)で前年比11件の大幅増となっている。

主な地域は、関東から15件(同8件)、東海から6件(同1件)、近畿から4件(同6件)等であった。

県別立地件数は、金属製品等が好調だった福岡県(前年27件→33件)、佐賀県(同0件→9件)、長崎県(同7件→10件)で増加。宮崎県(同19件→10件)と鹿児島県(同13件→11件)が減少に転じている。移転立地26件のうち、九州管外からの工場移転は2件であった。

※工場立地動向調査は、製造業、電気業(水力・地熱発電所を除く)、ガス業、熱供給業のための工場または事業場(研究所を含む)を建設する目的をもって、1,000㎡以上の用地を取得(借地を含む)した事業者を対象としている。

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