企業の生き残りの挑戦/どうなる日本経済（３１４）

当協会の中部地域の会員企業

企業の生き残りのための新たな挑戦

かごしま企業家交流協会の中部地域の会員企業の「ダイワエクセル」。

金属表面加工業で、これまで自動車用燃料パイプをメインに電気亜鉛メッキ加工を行って、各自動車メーカーの仕事を引き受けてきていました。

ところが、車メーカーの海外生産が増え、基盤の愛知県での車生産が減少する中で、何か、新たな生き残り策、技術の横展開を模索された結果、今回のネジの内側までメッキ加工ができる技術を開発された。

先日、地元紙に掲載された記事を拝見しました。

水野社長によると、「メッキ業界の常識を覆した。ネジの内側まで丁重にメッキ加工を施せば、防錆機能が高まり、新しい需要が見込まれる。」と話されている。

鹿児島出身の企業経営者の新たな挑戦・開発に心から声援を送りたい。企業の取組事例としてとても参考になる取組だと思います。

                     

 

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宇宙情報館/鹿児島での活動（３１６）

宇宙情報館で地域づくり

奮闘している企業経営者

鹿児島は日本唯一のロケット基地です。また天文館は島津重豪公が天文観測を行い薩摩暦を作るという日本の天体観測史上の先覚地です。

鹿児島は宇宙に縁の深い宇宙県。このような背景が機動力になって天文家に宇宙情報館を開館した企業経営者がいます。

この方が、かごしま企業家交流協会の理事長の高校の同級生と言うことで、私もお会いして、この運営について、色々話をお聞きしています。

この情報館の狙いは、「鹿児島を訪れる全国の観光客は多くの人が天文館中心部に立ち寄ってくる。この中心部に宇宙情報館を作り、宇宙県鹿児島をアピールすると同時に『宇宙の大自然」と『宇宙を巡る人工衛星」に挑む日本人の実績と未来を公開する。そして着々と近づいてくる『宇宙新時代」への希望を膨らませながら、県民や観光客、特にこれから日本を背負う若い人達が宇宙への関心を高める。」、これが宇宙情報館の最大の目的だそうです。一企業としては思いは熱い。

ただ、運営の実体は厳しい、入館は無料、運営は館内で販売している宇宙グッズの販売収益。とても立ちゆかない。当初の狙いは、民間のこのような取組に対する公的な助成金がもらえるとの期待があったようだが、一民間に対する公的な資金援助は困難というのが現状のようだ。

では、１階部分と地下部分に宇宙と何か係わる行政や関係企業のテナントを入居させる方法もなかなか困難な状況。

さて、どうするか？と言うのが現状。

一般のテナントの話はいくつかあるようですが。この企業経営者のコンセプトを維持しながら、何かいい手法は無いでしょうかね。

　　 　

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公募事業説明会/鹿児島での活動（３１５）

国・県等の公募事業説明会

続々と開催、参加者殺到

この時期になると、毎年ながら国の補正予算に伴う公募事業の説明会が開催される。

今月の１９日には、鹿児島東急インで、「製造業アジア圏域販路開拓支援セミナー」において、鹿児島県産業立地課が２６年度の施策概要を説明した。

２０日には、県民交流センターで、九州経済産業局等が平成２６年度研究開発公募事業等の合同説明会を開催した。

２５日には、城山観光ホテルで、モノづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援事業の説明会を件中小企業団体中央会が開催した。

いずれも中小企業の参加者が殺到しており、会場は暑い熱気で覆われていました。

特に、２５日の城山観光ホテルを会場にした説明会は、参加者が３００名もの殺到しており、安部内閣の誘導する革新的な取組にチャレンジする中小企業・小規模事業者の試作品・新サービス開発、設備投資等を支援する事業への説明会は、急遽、会場を変更し対応すると言う盛況ぶりであった。

この勢いが、鹿児島の中小企業の景気対策を押し上げる契機になってもらえたら、鹿児島も活性化するとの期待も感じました。

 　

 

 

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職場実習生受入/鹿児島での活動（３１４）

OJT生を受け入れました。

現場実習付き職業訓練生です。

毎年、かごしま企業家交流協会では、県の姶良高等職業訓練校から委託を受けているエム・エム・シーさんから、職場実習生を受け入れています。

この職業訓練生は、エム・エム・シーでの３ヶ月間の座学訓練を受講後、企業等での実習型訓練を体験するものです。

毎年、当協会でも数名受け入れておりますが、今年３人目の実習生です。

今回も、女性の方で１ヶ月間、今日から受け入れました。これから当協会のWebサイトの情報発信や、広報紙等の作成等のIT業務を実際に体験しながら訓練をして頂きます。

３月までの１ヶ月間弱で、短い実習ですが、質を高めて当協会の職員として、しっか り実務を体験頂きます。

　　　 　　

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アスリート食堂が鹿屋市に！/鹿児島の話題・情報（１９６）

 大阪の飲食店経営者

 鹿屋体育大学生の栄養サポート

大阪市で、何回も御世話になった「かのや篠原」という飲食店を経営している「株式会社バルニバービ」が、2月19日、栄養バランスを重視した健康食を提供するレストラン「鹿屋アスリート食堂」設置の記者発表を鹿屋市役所で行った。

鹿屋体育大学の福永哲夫学長、黒川丈朗副学長、鹿屋市長らがが出席したと発表されました。

このプロジェクトは飲食店経営のバルニバービと、鹿屋市及び鹿屋体大による産官学連携によるもので、同大学スポーツ生命科学系の長島未央子講師がスポーツ栄養学に基づいたメニューの監修をされるという。

また、おもしろいのは。女将さんとしてお店の運営をまかされるのが、同大学卒業生の野中直美さんだという。

　福永学長は、「本学学生のパフォーマンス向上だけでなく、地域の方の健康・身体づくりにも貢献できる。大学として健康交流都市・鹿屋市の発展に寄与していきたい」と挨拶されたとのこと。

鹿児島県内竹でなく、おそらく全国でも、初めての大学、行政、企業が連携した食堂経営ではないだろうか。ぜひ、良き成功事例として育って頂きたい。

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　南日本新聞　１４．２．２０

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経営懇話会（稲盛塾）/関西地区の話題・情報（３９）

関西鹿児島県人会連合会稲盛会長の経営塾

稲盛会長との経営懇話会

京都の若手経営者が京セラ（株）の稲盛名誉会長から人としての生き方「人生哲学」、経営者としての考え方「経営哲学」を学ぼうと1983年に集まった自主勉強会に端を発し、国内に５４支部、海外にも７カ所の支部があると言われる経営塾「盛和会」。

関西地区の鹿児島県人会連合会の会長に就任されてから、県人会メンバーの企業経営者に対し、経営哲学を語る「経営懇話会」を開催されている。

毎年開催されているが、昨年の経営懇話会で「事業とは、『人生観」、『天賦の能力』、『熱意」の３つのかけ算」と言うことを、事例を挙げて話されたと言う。

人生をよりよく生き、幸福という果実を得るには、どうすればいいのか。この問いに対する答えを、稲盛会長は、『人生・仕事の結果＝考え方（人生観）×熱意（努力）×能力（天賦の能力）』という掛け算の式で表現されたものだそうだ。

「能力」は多分に先天的は資質を、「熱意」は自分の意志でコントロールできる後天的な要素を意味し、どちらも0点～100点で表現する。「考え方」は3つの要素の中で最も重要なもので、マイナス100点～プラス100点の範囲で表すという。ということは、能力と熱意に恵まれていても考え方の方向が間違っていると、この式の積がマイナスになってしまうということだそうだ。

稲盛会長の生き方の基本は、「一つのことに打ち込んできた人、一生懸命に働きつづけてきた人というのは、その日々の精進を通じて、おのずと魂が磨かれていき、厚みのある人格を形成していく問い考え方のようだ。働くという営みの尊さは、そこにあるという。

若い内に、この考え方に触れていれば、私の人生も変わったかも知れない。この考え方を、できるだけ若い人に伝えることにしたい。

 

　　　　　　　　 

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プロスポーツキャンプ/鹿児島の話題・情報（１９５）

鹿児島県内にプロスポーツキャンプ

２０１４年も鹿児島に続々

プロ選手のキャンプと言えば、宮崎、沖縄が余りにも有名だが、鹿児島県でも、スポーツ・キャンプの誘致に力を注いでおり、続々とキャンプが張られています。

その結果、鹿児島市を中心に県内各地で、プロ野球やサッカーＪ１・Ｊ２などのプロチームがキャンプインしています。

また、奄美大島などの南の離島では、マラソンの練習に適していることから、これまでプロのランナーや学生が訪れており、地元との長年の交流も図られています。

その数字は、なんとプロ・アマ合わせると毎年２万人を超えるスポーツ選手が鹿児島を訪れているとのこと。このデーターは、あまり県民にも知られていない事実です。

最近、行政を中心に観光関係機関でスポーツキャンプの誘致を強化しており、今後、オリンピック選手の大会前のキャンプをも見据えて、スポーツ・キャンプの誘致を図ることは、鹿児島県の観光誘致にとって大きな効果が期待されます。

キャンプ情報は、県の観光連盟がＷｅｂサイトで広報してます。ご覧下さい。

http://www.kagoshima-kankou.com/houjin/sports/

 

　　　　　

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「さつまいもの館」オープン/関西の話題・情報（１９４）

鹿児島銀行大阪支店ビル新築移転

 

１階にさつまいも館、２階に薩摩牛の蔵オープン

 

鹿児島銀行の大阪支店ビル（大阪市中央区安土町二丁目5番11号：４階建）が２月１７日オープンしました。

 

大阪勤務時代、銀行にも何回かおじゃましましたが、３階部分にあった近畿鹿児島県人会連合会の夜の定例会（飲み会）にも数回通い、県人会メンバーの方々と、交流を図った懐かしい場所です。

新支店ビルは、これまでと違い、1階・2階部分に鹿児島の地元業者が店舗を構え、鹿児島の味・物産・観光をＰＲする関西における情報発信場所として生まれ変わりました。

 

銀行スペースは、3階・4階部分で営業されるということです。

 

これで、東京の「有楽館」、大阪の「さつまいもの館」の「２つの館」が整備され、両館が鹿児島の観光・物産に大きく貢献することが期待されます。

 

ぜひ、関西の皆さんご利用下さい。

 

○新支店ビルの概要

 

名称	大阪かぎんビル
所在地	大阪市中央区
新支店ビル 概　要 （4階建）	延床面積：343坪 ＜フロア＞ 1階　　　：さつまいもの館、指宿白水館（大阪営業所） 2階　　　：薩摩牛の蔵 3階～4階：当行大阪支店、大阪事務所 駐車場：なし

 

 

 

 

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吟詠剣詩舞発表会/鹿児島での活動（３１３）

県内３高校での吟詠剣詩舞発表会

剣舞一刀流本部・鹿児島支部披露宴

かごしま企業家交流協会には、様々な相談事が持ち込まれる。

その中の一つでユニークというか、おもしろい行事への協力支援が、当協会の「移住交流サポーター」をお願いしている東京の映画プロデューサーで、薩摩大使でもある方から、鹿児島県内高校に詩吟・剣舞を広めたい。ついては協力をお願いしたいとの昨年末要請がありました。

趣旨は、鹿児島県の高山高校出身の８０才を超された剣舞一刀流の宗家が、全国の高校文化祭に剣舞での出場がここ数十年ない。示現流の発祥の地である肝属で何とか復活させたい。と言う熱い思いを持たれた方が、神奈川県の剣舞のNOワンの高校生を連れてきて、高校生に直に見てもらい、関心を高め、剣舞クラブに繋げたい。ぜひ協力を！！と言うのがスタートであった。

その後、県教委や健康構文か協会などに働きかけて、１４日から１５日の２日間で、高山高校、神村学園高校、鹿児島実業高校の３校で発表会が実現しました。

又、１５日の夜は、鹿児島市のホテルで、剣舞一刀流本部・鹿児島支部発足披露宴もあり、参加させて戴きました。

故郷「鹿児島」を思う熱い人は都市圏には多い。今回も、１１名の航空賃、宿泊２日、バス借り上げ、城山観光ホテルでの披露宴など１００万以上の費用をつぎ込んだ宗家の方の熱意には感銘を受けました。

　　

　　

 

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流山市議会議員視察団の受入/鹿児島での活動（３１２）

千葉県流山市議会議員視察団が来所

当協会の活動状況について調査

先週14日は、千葉県の流山市会議員の皆さんが、かごしま企業家交流協会に視察にお出でになりました。

昨年末、当協会に視察に行きたいとの議会事務局から電話を戴き、なんで当協会ですか？と、お聞きしたら、ホームページを見た議員が活動状況を知って視察したいと言うことだったらしい。

調査内容が、「自治体・教育機関・企業等の連携による人材育成や雇用促進、関係機関の活性化及び発展への取り組みについて」でした。

今回は、福岡、熊本を経て、鹿児島県では当協会のみ、しかも、関東地域は大雪で、夕方の飛行機が飛ばない中、鹿児島に１泊されるというアクシデントもありました。

参考になったのか、わかりませんが、当日は、議会の質問ではないですが、全員がいろいろな角度から質問を戴きました。大変な天候の中、わざわざありがとうございました。 

 

　　　　　　　　　　　

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