よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

SPP講座の反省会/鹿児島での活動(292)

2013-11-29 08:38:17 | 鹿児島での活動

今夏開催のSPP講座の反省会

次期SPP講座の企画会議

昨日は、今夏に鹿児島大学で開催した高校生向けSPP講座の講師をお願いした鹿児島大学の先生方との反省会及び来期のSPP講座の企画会議でした。

と言っても早く言えば「飲み会」でしたが、色々な来期の講座テーマが活発に提案されるなど、盛り上がりました。

今後、テーマに基づいた詳細のカリキュラムを1月末までに決めていくことになりました。

来期も県内高校生に素晴らしい講座が開講できるよう頑張っていきます。ご期待下さい。

          

 

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関西企業のパワー②/関西・東海地区での活動()

2013-11-26 10:03:33 | 関西・東海地区での活動

独自技術で世界に感動を与えている企業

スターライトの心

先週、市町村職員を案内した企業の中に、鹿児島の英雄「西郷隆盛」氏のひ孫の方が経営される「スターライト工業(株)があり、訪問をさせて戴き、その経営姿勢、取組に西郷南洲翁の精神を垣間見ました。

1936年設立された同社は、フェノール樹脂による独自の摺動材料の開発を行うベンチャー企業として高性能エンジニアリングリングプラスチックを始めとする新素材開発及びそれらの複合化に取り組み、「トライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑工学)と先進の成型技術をキーテクノロジとして、鉄鋼・製紙・造船・産業機械・自動車・情報通信・住宅など幅広い領域で経営されていました。

とても感動したのは、これら独自の最新技術による企業経営により世界中の人々や社会への感動貢献してのに加え、企業とは、「人は誰でも幸せになりたいと願っている。その実現を支援することが使命として存在する。」と、はっきり公言し、社員全員がこのことを共有し、この使命達成を誇りにしていることである。

西郷家は、今、1000名移住おられ、毎年西郷南洲翁の命日の9月24日に東京で集まりを持たれているとのこと。鹿児島との関係で言えば、沖永良部など離島との関係は維持されているとのことだが、鹿児島市との関係はないようである。

どういう形で、鹿児島との関係を作れるのか、今後考えてみたいとの西行社長のお話であった。その際には、橋渡しの役割をさせて戴く約束をさせて戴いたので、両者の関係が少しでも形になっていくことを期待してやまない。

      

 

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関西企業のパワー/関西・東海地区での活動()

2013-11-25 18:47:59 | 関西・東海地区での活動

関西中小企業のパワー

国内で頑張るには理由がある。

先週、市町村の方々を案内して関西企業を4社訪問し、工場内を視察させてもらいました。

その中の1社で榛木金属工業の3Sの取組にはビックリでした。完璧な「整理」・「整頓」・「清掃」。それを超えた人材教育、環境取組み、省エネなど、3Sが熟成し、発展していました。

残念ながら、工場現場の写真は、お客さんの秘密保護の関係で撮れませんでしたが、気持ちいいほど、経営者、社員が一丸となった取組をされておりました。

例えば、毎朝の社内の建物内外の掃除は社長以下、チームを組んで、巡回で徹底した掃除をされている。社長、役員もローテーションに組み込まれていました。また、事務所の机の中の事務品、キャビネットの書類までまで3Sが徹底されているのには、ビックリでした。

全く、ムダを省き、効率を追求し、自前で製品の発注から完成までの工程管理のプログラム化など、市町村の方々のインパクトはとても大きかったようです。

この取組結果は、受注、売上げにも反映しており、毎年売上げが向上していると言うから、その結果は驚きでした。関西でも、リーマンショック後、工場の海外転出、あるいは国内残留組の工場閉鎖など、依然として厳しい経営環境の中で、生き残っている中小企業の努力には感銘を受けました。

      

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鹿児島県企業立地懇話会/関西・東海地区での活動()

2013-11-21 21:30:21 | 関西・東海地区での活動

鹿児島県企業立地懇話会が大阪市で開催

90社130人が出席

昨日は、大阪市で開催された鹿児島県の企業誘致推進協議会が開催した『環境・新エネルギー『かごしま」』に出席しました。

2年に1回、大阪市で開催されていますが、当日は90社130人の関西の企業の方々が出席されました。

今回の講師がJAXAの産業連携センター長と、京セラ(株)ソーラーエネルギー開発部部長、(株)トヨタ車体研究所の経営企画部事業推進室長という、第一線の実務の責任者の方々の事業取組の紹介で、とても参考になる内容でした。

でも、やはり参加のメインは、何といってもセミナーの後の交流会でした。知事の挨拶の後の、かごしまの豊富な食材を食し、焼酎を飲みながらの企業の皆さんの名刺交換と情報交換です。

今回は、西郷南洲翁のひ孫のスターライト工業(株)の西郷 隆社長を知事はじめ、県内市町村さんへご紹介するという機会を得て、ゆっくり飲む時間はなかったですが、とても有意義な交流会参加でした。

 

     

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動き出す天文館/鹿児島の話題・情報(181)

2013-11-19 08:49:28 | 鹿児島の話題・情報

天文館の2つの開発プロジェクト

天文館の魅力を取り戻せるの?

鹿児島県を地盤に観光・交通産業を展開する岩崎産業が天文館に保有するホテル跡地の再開発計画が先日報道された。

それによると、現在、有料駐車場として営業している土地に2016年春、観光を前面に打ち出した商業施設(4階建て、地場産品のレストラン、美術館などを16年春開業の計画)を最大約20億円かけて開業するとのこと。

一方、鹿児島市天文館地区のタカプラ周辺再開発計画に取り組む全17地権者が今年の6月、「千日町1・4番街区再開発協議会」を設立して、商業、飲食施設を中心に宿泊、コンベンション、サービス機能などを備えた複合施設の開発構想を具現化していく動きを始めた。施設について、「鹿児島市内で一番高いビル」構想がある。

どちらもまだ、今からの開発であり、どう展開するかわからない面があるが、2つのプロジェクトの連携する気配もあるので、ぜひ、お互いの役割、コンセプトを協議して調和した形での開発が望まれる。

今、鹿児島の街の魅力が分散化され、天文館はかっての憧れの街とは言い難い感じもしてきている。粗相いう中での天文館開発のプロジェクト。天文家に行くと「夢がある。出会いがある。未来が見える。」などのかっての魅力をぜひ、再構築してもらいたい。

           

 

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SPP講座の報告書完成/鹿児島での活動(291)

2013-11-18 19:08:17 | 鹿児島での活動

今夏実施した「高校生向けSPP講座」の報告書

参加高校等へ発送完了

今年の8月に実施した「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト」(SPP)講座の報告書が完成し、参加高校や支援機関、講師等への送付いたしました。

改めて、報告書を見て、この夏の高校生達の「連帯にヨルエネルギー革命」という難題にチャレンジした熱い思いが再び蘇ってきました。

「講義」「実験」「討論」「発表」という方式で、高校生にとって大学生並みの90分授業は、大変だったはずです。

それに、大学の教授、又、第一線の社長等が講師として登壇しての講義等は、又、緊張の連続だったと思いますが、それを乗り越えての7日間。

見事に乗り越えた姿が、細かに記録されています。

何よりも、講座修了後の高校生の感想文には感動する内容が盛りだくさん。ぜひ見て戴きたい内容です。当協会の賛助会員の高校にはお送り致します。ご覧下さい。

             

 

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メルマガ発信/鹿児島での活動(290)

2013-11-15 20:26:21 | 鹿児島での活動

かごしまシニア応援ネット

11月のメルマガを発信

かごしま企業家交流協会は毎月1回づつ2つのWebサイトからメルマガを発信しています。

その一つがシニア世代の皆様に社会活動参加に必要な各種情報を提供している「かごしまシニア応援ネット」からのメルマガです。

今日は12件の情報を会員の皆様に発信しました。県の基準があり、情報内容の掲載はなかなか難しい面がありますが、登録の皆様に役立つ情報をメルマガ発信してます。もちろんWebサイトはどなたでもご覧戴けます

提供している情報は、

・学習文化の「講座・教室」   ・「講演・セミナー」  ・「健康づくり教室」  ・「料理教室」

・「スポーツ教室」 が、毎月新規更新しています。

まとめて、色々な情報をご覧戴くためには、メルマガ受信が便利です。受信を希望される方は、webサイドから登録できます。ぜひ登録して下さい。 

「かごしまシニア応援ネット」へのアクセスは、次のアドレス、あるいは「かごしまシニア応援ネット」と書いて検索戴きますと簡単に検索できます。ぜひご覧下さい。

 http://www.kagoshima-senior-ouen.net/ です。

 

              

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立地協定締結/かごしまの話題・情報(180)

2013-11-14 09:24:21 | 関西の話題・情報

このところ立て続けに立地協定締結

企業の設備投資復活か?

ここ最近、鹿児島県内への企業の立地協定が続いている。霧島市に2件、日置市1件、曽於市で1件、鹿児島市で1件、5件も報道された。

その中で、注目されたのは、昭和電工グループの中核商社である「昭光通商」(本社:東京都、坂井 伸次社長)が、11月6日(水)に日置市と新会社設立の立地協定を締結したことだろう。あのパナソニック系列会社の工場が来年3月末で撤退という中での朗報だった。 

又、霧島市への エー・ピーカンパニー(本社:東京都、米山 久社長)の子会社「カゴシマバンズ」が、10月23日(水)に霧島市と鹿児島県産地鶏・黒さつま鶏食肉処理場建設の立地協定を締結したのもかごしまの殖産業として期待されるし、 医薬品及び医療用機器等の卸売り企業である株式会社アステム(本社:大分市、吉村 恭彰社長)が、 10月21日(月)に霧島市と物流センターの立地をきめたのも有り難い。

食といえば、曽於市の中学校跡地への養鰻業の立地も、大隅ウナギの人気を考えると期待される立地だ。

アベノミクス効果が、地方では今一よく見えない中での昨今の鹿児島の景況の中で、ここ最近の5件の立地協定締結は、年末にかけて明るい情報と言えるのではないか。

立地された企業の皆さんありがとうございます。貴社のご発展を心から願っております。

 

      

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巨大マーケット中国/どうなる日本経済(308)

2013-11-13 09:55:58 | どうなる日本経済

中国新車販売台数が2000万台超

世界の販売台数の4分の1を超える。

ビックリする販売台数である。さすが中国は「世界のマーケット」だと、改めて思います。世界の新車販売台数は8000万台の中で、中国の販売台数はずば抜けています。

昨日の日経をご覧になった方は同じくビックリされたことと思います。朝の通勤時の洪水のような自転車の波は、つい最近の気がしますが、今や、中国の新車市場の規模は米国の約1.4倍とみられています。
 
中国の新車市場を引っ張るのは、内陸部での自動車の普及がすすんでいるとのこと。これまでは上海や広州といった沿岸部が主な購入層だったが、都市化が進む内陸部でも新車需要が拡大しているようです。

ただ、それでも中国の人口に占める自動車の保有割合は、まだ1割未満。日米欧の普及率が6~8割であることを考えれば、これからの中国の普及はまだまだ今からでしょう。

フォルクスワーゲン(VW)や米ゼネラル・モーターズ(GM)は、中国内陸部で工場の増設に動いており、中国でのシェアが1割を切った日本勢も、10月には反日デモが起きる直前の18.6%に迫るまで中国シェアを回復しているといいます。

日本で気になるのは、中国で走っているの車の性能の方。現実は新型車が多く、特に自動車の性能が悪いわけではなく、むしろ大気汚染の理由は中国で流通する粗悪なガソリンが原因と指摘されています。

これからも中国への各国の車の販売競争はむしろ激化する気配です。日本は中国との政治関係が気になるが、生きた経済は動きを止めない。

このような動きの中で、世界のマーケットである中国に対し、しっかりした認識を持ち、鹿児島のモノづくり企業が中国とどういう関係を作り、自社の製品を売りにでるのか注目していきたい。この経済の企業の動きと絡ませて上海路線の維持も考えていくと、又違う展望が見えるのではないでしょうか。

 

        
 

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高校再編の結果/鹿児島の話題・情報(179)

2013-11-12 09:36:04 | 鹿児島の話題・情報

鹿児島県の公立高校再編

ユニークな高校も始まる。

全国的な傾向とはいえ、鹿児島県の人口は,長期的な出生数の減少及び県外への転出等により,昭和60年の約181万9千人から減少を続けている。今後も人口減少は続き,平成47年には約138万9千人になると予想されています。

それに伴い、中学校卒業者数は,近年では平成元年3月の28,816人をピークとして減少を続け,平成21年3月には18,250人となっています。この数は今後も減少し,平成30年3月の卒業者数は,平成21年3月に比べて,約2,600人減少すると見込まています。

その結果、高校再編が進み、県立高校では、平成16年から最近まで、確か23校が廃止され、新たに110校が新設された。今や公立高校は68校だと思います。

この再編で誕生した高校で、今、県教委が大隅半島に誕生した「楠隼」(なんしゅんと読む)のPR・募集に躍起になっています。私の所にもPRに来られた中高一貫教育高。

 この「楠隼」は、全寮制男子校で、全国から生徒募集を行い、宇宙学(JAXAとの連携教育)、ことばの教育や外国語教育、トップリーダー教育(著名経営者、研究者・芸術家等)、かごしま探求(農業業体験、南洲翁遺訓等素読など)、特色あるカリキュラムを打ち出しています。

今、中高一貫教育の必要性が叫ばれている中で、地域の特性を踏まえ、又、未来につながる人材育成を目指す楠隼の役割は注目されます。

何事をやるにしても、最後は優秀な人材が決め手です。ぜひ、鹿児島の日本の将来を担う多くの若者の応募を期待しています。

           

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