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狸の寺

2011年10月24日 | 風香 - 季節の風景
自転車で利根川を越えて、館林市の茂林寺(もりんじ)まで出かけました。

茂林寺には、分福(文福)茶釜の元になった伝説が伝えられています。

狸が化けたという茶釜が今も伝わっているそうです。

そのため、参道や境内には狸の像がたくさんあります。



両側に狸が並ぶ参道






一見色とりどりの衣装を着けているように見えますが、実際はその色に塗られているだけです。



本堂

この日は「休業」ということで、扉が閉められていました。

手前の木は枝垂桜です。



境内にも狸が ・・・。



お腹の突き出たペンギンみたいですが、これも狸です。



横から見るとこんな姿です。
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黒斑山 (二)

2011年10月21日 | 山歩 - 甲信越



- Jバンドの下りから -

「黒斑山 (一)」の続きです。

仙人岳で休息しているうちに、いい具合に青空が広がり始めました。

仙人岳からは湯ノ平に向かいます。

最初は尾根の上を辿ります。



右手に広がる景観は相変わらず素晴らしいです。



そして、これから下りて行く湯ノ平

しばらくすると、道は北側を巻くようになり、すぐにJバンドの下り口があります。



道は急ですが、近づく湯ノ平の景観が素晴らしい楽しい下りです。



湯ノ平の奥の剣ケ峰・牙山がいいアクセントになります。



湯ノ平の奥に八ヶ岳が浮かぶのもいいです。



下り立った湯ノ平は「黄色の世界」です。

「黄色の世界」を作り上げているのは背の低い落葉松です。



黒斑山



浅間山



鋸岳

山に囲まれた「黄色の世界」です。

緩やかに下って行くうちに、次第に落葉松の背が高くなってきます。



浅間山



黒斑山



トーミの頭・黒斑山

私にとっては実に楽しい道です。

もう少し続いて欲しいのですが、火山館と草すべりの分岐にやってきました。

前回は火山館経由で天狗温泉に下り、そこで温泉に入ってから浅間登山口まで歩きました。

今回は、草すべりを登り返して、出発地の車坂峠に戻ります。

ちなみに、最初に湯ノ平を訪れた時は、天狗の露地、石尊山を経由して当時の国鉄の信濃追分駅まで歩きました。それは、三十数年前の5月のことです。



分岐で草すべりの急坂に備えて、少し休憩し、エネルギーを補給します。



草すべりに向かいますが、しばらくは落葉松の中の緩やかな道です。









草すべりのコースは、左に見えるトーミの頭の右側辺りに登って行きます。

少しずつ高度が上がってくると、背後の景色が開けてきます。



浅間山



剣ケ峰・牙山



仙人岳~鋸岳



下から見上げると登れるのかなと思わせるのですが、実際は大岩の間に道がつけられていて、特に危険な所もありません。

尾根上に上がって、左に少し行けばトーミの頭です。



トーミの頭から浅間山

この日二度目のトーミの頭ですが、前の記事に記しましたように、この時の方が青空が広がって状態がよかったです。



トーミの頭からの眺め (クリックで拡大) - 黒斑山~蛇骨岳~仙人岳~鋸岳



トーミの頭からの眺め - 剣ケ峰・牙山



トーミの頭からの眺め (クリックで拡大)

トーミの頭で眺めを楽しんだ後、車坂峠に戻ります。



トーミの頭を少し下った辺りからの剣ケ峰・牙山の眺めは迫力があります。






遠目ですが、紅葉の山肌も綺麗です。



そして、この時間になっても、富士山がまだ見えていました。

この後、急に薄雲が広がり、陽射しがなくなってしまいました。

本当にいい時間帯に青空が広がってくれました。






落葉松の黄葉の中、静かな雰囲気を味わいながら、のんびりと車坂峠に戻ります。






所々で紅葉を楽しみながら ・・・。

車坂峠に戻り、出発した時のように峠からの展望を楽しみます。



空一面に雲が広がってしまいましたが、まだ富士山を確認することができました。
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黒斑山 (一)

2011年10月19日 | 山歩 - 甲信越



- 仙人岳からの眺め -

湯ノ平の紅葉が見たくて黒斑山に出かけました。

湯ノ平は今回で三度目ですが、何年か前に紅葉の時期に訪れたことがあります。

素晴らしい快晴の日で、展望と紅葉を存分に楽しむことができました。

再び、同じような思いをしたいと出かけたわけです。

所々青空が広がりましたが、残念にも予報に反して高曇りの天気でした。

しかし、展望もまずまずで、前回の再現とはいきませんでしたが、充分に楽しむことができました。

車坂峠から歩き始めますが、その前に峠からの展望を楽しみます。



雲が広がっていますが、紅葉の先に山々が ・・・。



奥秩父の山々 / その右端の奥に富士山



八ヶ岳・蓼科山 - 麦草峠付近の奥に甲斐駒ケ岳が見えています。



霧ケ峰 / その奥に木曽山脈

さて、展望を楽しんだ後、歩き始めます。



ここの紅葉の中心は、落葉松の黄葉です。



赤い葉も少し ・・・。



花はさすがに見当たりませんが ・・・



シラタマノキの白い実が所々目立ちます。

しばらく登ると、砂礫の開けた場所を通過します。



そこからの眺め (クリックで拡大)

まず、近くは西に連なる高峯山・三方ケ峰・篭ノ塔山・水ノ塔山です。高峯山の背後に飛騨山脈、右手奥には八ヶ岳・蓼科山・霧ケ峰・美ヶ原、そして、霧ケ峰の奥に木曽山脈です。



やがて、外輪山の一角にたどり着けば浅間山が姿を現します。

そして、少し下りザレを登ればトーミの頭です。

岩頭のトーミの頭では展望が広く開けます。

実は帰りにもここに寄りましたが、浅間山方面の眺めはその時の方がよかったので、そちらで紹介します。

帰りよりもハッキリ見えていた眺めだけを紹介しておきます。



トーミの頭からの眺め (クリックで拡大)

奥秩父・富士山/八ヶ岳・蓼科山/霧ケ峰・美ヶ原、そして、奥に木曽山脈と飛騨山脈です。



ここから黒斑山に向かいます。

展望のない樹林の中と展望の開けた場所が交互に現れる道です。



展望のある場所では、右手に浅間山 ・・・



足下に湯ノ平が眺められます。

少ししつこいかもしれませんが、途中で撮影した浅間山をいくつか ・・・。















湯ノ平






振り返って見た黒斑山





黒斑山を通過して、蛇骨岳までやってきました。

私は、黒斑山の山頂をほとんど意識していません。

一帯で一番高い場所であるのは事実ですが、それ以外に特別に魅力があるわけではあありません。

山頂から浅間山を正面に見ることができますが、そのような場所は他にもあります。

山頂という理由だけで人が多いですから、黒斑山の山頂でのんびりしたことはありません。

この日もそれなりの人が休んでいましたので、そのまま通過しました。

蛇骨岳の山頂にある岩の上に立つと飛騨山脈が見えるのですが、この日は雲のためにハッキリしませんでした。

また、ここまでやって来ると、群馬県北西部の山々が姿を現します。



蛇骨岳からの眺め (クリックで拡大) - 四阿山・草津から上越国境の山々

ここでも休まずさらに先に進みます。

ここからは砂礫の展望の尾根道となります。

正面に浅間山、右手は湯ノ平、左手は群馬県の山々、振り返ると歩いてきた黒斑山を含めた外輪山が連なっています。



四阿山



浅間山



紅葉と群馬県側の山々



振り返って見た黒斑山方面



浅間山を見ながら、仙人岳までがんばります。



そして、仙人岳に到着です。

他に誰もいない山頂で独りのんびりと休息です。

展望は全方向素晴らしいです。しかも、頭上に青空が広がってきています。

この日は冷たい風が吹いていたのですが、地形の関係でしょうか、仙人岳の山頂の北側の斜面は風も穏やかで休むのに最適でした。



山頂からの眺め

湯ノ平と黒斑山、 湯の平奥のシルエットは剣ケ峰・牙山。

その剣ケ峰の真後ろに奥秩父の山々・富士山。剣ケ峰の右奥に浮かんでいるのは八ヶ岳です。



剣ケ峰の真後ろにある奥秩父の山々・富士山をズームアップ(コンパクト・デジタルカメラですが約7倍)で撮影



山頂から浅間山の山裾 - これから下りて行くのですが、落葉松の黄葉が目を引きます。



湯ノ平は歩いても楽しいですが、上からの眺めも素敵です。


「黒斑山 (ニ)」に続く ・・・
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谷川岳

2011年10月14日 | 山歩 - 北関東



- 天神峠から谷川岳 -

久しぶりに山歩きの記事です。

この間全く山に出かけなかったわけではありませんが、都合により記事にしませんでした。

今回は新調した靴の履き慣らしのために、手頃な谷川岳を歩きました。

最近は状況が許す限りローカットの靴で歩くことが多いのですが、そのローカットの靴を買い替えました。一応ゴアテックス&ビブラム底の靴です。

ごつ~い昔の革靴と違って初めて履いて歩いても痛い思いをすることがありません。昔の革靴は足に馴染むまでいささか痛い思いをすることがありました。でも、非常に頑丈で(底は張り替えていますが)20年以上たった今でも履くことができます。

楽な天神平からの往復コースです。



紅葉の始まった天神平から朝日岳方面の眺め (以下、白毛門・笠ケ岳などを含めて「朝日岳」と表記します)



紅葉の奥に谷川岳や ・・・



マナイタグラを眺めながら、熊穴沢避難小屋に向かいます。



途中にあるこの場所から木の間に見える谷川岳の眺めは私のお気に入りです。

避難小屋脇で小休止して、天狗の溜り場を目指します。

天狗の溜り場では、いつものように岩の上に上がって小休止します。

夏場なら風が涼しく感じられるのですが、この時期の風は冷たいです。



天狗の溜り場からマナイタグラ



天狗の溜り場から谷川岳(山頂は見えていません)



登山道に戻り山頂を目指します。



左手のマナイタグラとオジカ沢の頭の眺めはいつも「いいなぁ!」と思います。



この階段状の坂を登りきれば肩の小屋の脇に出ます。

そこから少し登れば山頂 - トマの耳です。



トマの耳からの眺め - 茂倉岳・一ノ倉岳・オキの耳



トマの耳からの眺め - オキの耳/朝日岳

トマの耳からオキの耳に向かいます。



オキの耳への登りで振り返って見たトマの耳

オキの耳を通過し、さらに奥の院も通過してしまいます。

奥の院から先は急に人が少なくなります。



右側は岩壁のはるか下を湯檜曽川が流れ、そこから朝日岳が立ち上がっています。



正面には茂倉岳と一ノ倉岳です。



時折、岩壁の荒々しい姿を覗けます。



一方、このように穏やかな感じの道の場所もあります。

そして、反対の越後側には笹原が広がっています。

さて、休息をとる場所、それは折り返す場所でもあるのですが、それを決めなければなりません。



どうしようかと考えているうちに、真下に一ノ倉沢が見える場所にやってきました。



上から覗き込んでいると吸い込まれそうな感じになります。

一ノ倉沢が真下に見える場所はさすがに落ち着かないので、その少し先で休息することにしました。

そこは冷たい風を避けられ、しかも腰掛に最適な平らな岩がありました。



その休んだ場所からのオキの耳方面の眺めです。

独りで静かに一休みした後、のんびり紅葉を楽しみながら戻ります。



紅葉越しにマナイタグラ/オジカ沢の頭



なかなかの迫力です。



この岩塔には名前があるのでしょうか?

奥の院を通過して、オキの耳・トマの耳まで戻ってきました。



オキの耳から東尾根



トマの耳からの眺め - 至仏山・笠ケ岳と武尊山方面

トマの耳からは肩の小屋へ。



小屋前からマナイタグラ・オジカ沢の頭方面の眺め



小屋前からトマの耳 - 反対側に急峻な岩壁があるとは思えません。

ここからのんびり紅葉を楽しみながら下ります。



下に見える天神平・天神峠を目指して下って行きます。






右奥は武尊山



天狗の溜り場の岩の上から足下の紅葉



紅葉越しのマナイタグラ









紅葉越しに武尊山



天神峠方面の紅葉








天神平・天神峠分岐から天神峠に向かいます。

もともとの天神峠は高倉山の西の鞍部だそうで、天神峠展望台といった方がいいのかもしれません。



紅葉の中を登って行くと、背後に谷川岳が見えるようになります。



そして、田尻沢ノ頭まで上がれば視界が開けます。



谷川岳



朝日岳



武尊山

天神峠展望台で一通り眺めを楽しんだ後、スキーコースに従って旧天神峠経由で天神平に戻ります。
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ホトトギス 白花

2011年10月12日 | 風香 - 季節の一枚



ホトトギス 白花



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