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黒斑山 (一)

2011年10月19日 | 山歩 - 甲信越



- 仙人岳からの眺め -

湯ノ平の紅葉が見たくて黒斑山に出かけました。

湯ノ平は今回で三度目ですが、何年か前に紅葉の時期に訪れたことがあります。

素晴らしい快晴の日で、展望と紅葉を存分に楽しむことができました。

再び、同じような思いをしたいと出かけたわけです。

所々青空が広がりましたが、残念にも予報に反して高曇りの天気でした。

しかし、展望もまずまずで、前回の再現とはいきませんでしたが、充分に楽しむことができました。

車坂峠から歩き始めますが、その前に峠からの展望を楽しみます。



雲が広がっていますが、紅葉の先に山々が ・・・。



奥秩父の山々 / その右端の奥に富士山



八ヶ岳・蓼科山 - 麦草峠付近の奥に甲斐駒ケ岳が見えています。



霧ケ峰 / その奥に木曽山脈

さて、展望を楽しんだ後、歩き始めます。



ここの紅葉の中心は、落葉松の黄葉です。



赤い葉も少し ・・・。



花はさすがに見当たりませんが ・・・



シラタマノキの白い実が所々目立ちます。

しばらく登ると、砂礫の開けた場所を通過します。



そこからの眺め (クリックで拡大)

まず、近くは西に連なる高峯山・三方ケ峰・篭ノ塔山・水ノ塔山です。高峯山の背後に飛騨山脈、右手奥には八ヶ岳・蓼科山・霧ケ峰・美ヶ原、そして、霧ケ峰の奥に木曽山脈です。



やがて、外輪山の一角にたどり着けば浅間山が姿を現します。

そして、少し下りザレを登ればトーミの頭です。

岩頭のトーミの頭では展望が広く開けます。

実は帰りにもここに寄りましたが、浅間山方面の眺めはその時の方がよかったので、そちらで紹介します。

帰りよりもハッキリ見えていた眺めだけを紹介しておきます。



トーミの頭からの眺め (クリックで拡大)

奥秩父・富士山/八ヶ岳・蓼科山/霧ケ峰・美ヶ原、そして、奥に木曽山脈と飛騨山脈です。



ここから黒斑山に向かいます。

展望のない樹林の中と展望の開けた場所が交互に現れる道です。



展望のある場所では、右手に浅間山 ・・・



足下に湯ノ平が眺められます。

少ししつこいかもしれませんが、途中で撮影した浅間山をいくつか ・・・。















湯ノ平






振り返って見た黒斑山





黒斑山を通過して、蛇骨岳までやってきました。

私は、黒斑山の山頂をほとんど意識していません。

一帯で一番高い場所であるのは事実ですが、それ以外に特別に魅力があるわけではあありません。

山頂から浅間山を正面に見ることができますが、そのような場所は他にもあります。

山頂という理由だけで人が多いですから、黒斑山の山頂でのんびりしたことはありません。

この日もそれなりの人が休んでいましたので、そのまま通過しました。

蛇骨岳の山頂にある岩の上に立つと飛騨山脈が見えるのですが、この日は雲のためにハッキリしませんでした。

また、ここまでやって来ると、群馬県北西部の山々が姿を現します。



蛇骨岳からの眺め (クリックで拡大) - 四阿山・草津から上越国境の山々

ここでも休まずさらに先に進みます。

ここからは砂礫の展望の尾根道となります。

正面に浅間山、右手は湯ノ平、左手は群馬県の山々、振り返ると歩いてきた黒斑山を含めた外輪山が連なっています。



四阿山



浅間山



紅葉と群馬県側の山々



振り返って見た黒斑山方面



浅間山を見ながら、仙人岳までがんばります。



そして、仙人岳に到着です。

他に誰もいない山頂で独りのんびりと休息です。

展望は全方向素晴らしいです。しかも、頭上に青空が広がってきています。

この日は冷たい風が吹いていたのですが、地形の関係でしょうか、仙人岳の山頂の北側の斜面は風も穏やかで休むのに最適でした。



山頂からの眺め

湯ノ平と黒斑山、 湯の平奥のシルエットは剣ケ峰・牙山。

その剣ケ峰の真後ろに奥秩父の山々・富士山。剣ケ峰の右奥に浮かんでいるのは八ヶ岳です。



剣ケ峰の真後ろにある奥秩父の山々・富士山をズームアップ(コンパクト・デジタルカメラですが約7倍)で撮影



山頂から浅間山の山裾 - これから下りて行くのですが、落葉松の黄葉が目を引きます。



湯ノ平は歩いても楽しいですが、上からの眺めも素敵です。


「黒斑山 (ニ)」に続く ・・・
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