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石砂山

2018年12月03日 | 山歩 - 南関東




- 山頂直下から焼山 -


神奈川に住む友人と出かけたのは石砂山です。

ギフチョウで有名ですが、もちろん今は季節が違います。

雑木林の紅葉 - これが思いがけず見応えがありました。




篠原から歩き始めます。

橋を渡り、沢沿いに進むと左に登山口が現れます。



小さな橋を渡り、そこから山道に入ります。



最初は植林の中の道ですが、次第に広葉樹の雑木林に変わっていきます。






予報に反して雲が広がる天気ですが、これはこれでよかったのではと思いました。



紅葉に艶やかさを求めるのであれば、晴れた方が見ばえがします。

曇り空ではコントラストが弱くなり、少しくすんだ色合いになります。

油絵的な紅葉ではなく、水彩画や日本画的な落ち着いた雰囲気の紅葉といえると思います。

これはこれで悪くないです。

観る紅葉ではなく、味わう紅葉とでもいったらいいのでしょうか。

少し霧でも流れてくれたらもっといいのでしょうが、そう上手くはいきません。









山頂が近くなって道が急になるとそれに比例するように紅葉の魅力も増しました。


















のんびり紅葉を楽しみながら登ってきたのに、1時間もかからずに山頂です。

木々のために展望がいいとは言い難いですが、南側が少し開けます。



山頂から焼山



木々の間から石老山






山頂の落葉




下りは菅井に向かいます。









こちら側も同じような状況の紅葉です。

鞍部から巻くようにして尾根に乗ると薄暗い植林の中の道となります。

しかし、それも長くは続かず再び雑木の道となりますが、それも長く続きません。

それを何回か繰り返してゆきます。









振り返って見た石砂山(右の峰)






そして、あっけなく菅井側の登り口に下り立ちました。

舗装された道を進みます。



紅葉が綺麗で ・・・



焼山も見えて ・・・



そして、このようなものもありました。


菅井からは本数の少ないバスを乗り継いで、藤野駅に戻りました。

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田浦梅林~芽塚

2018年03月05日 | 山歩 - 南関東




- 田浦梅林 -


今季三度目の三浦半島です。

今回は田浦梅林と芽塚が目的です。

田浦梅林のことはかなり前から知っていましたが、訪れたのは初めてです。

ちなみに、田浦梅林より有名なのは水戸の偕楽園ですが、まだ訪れたことがありません。



JRの田浦駅から歩き始めます。

トンネルをくぐって、田浦梅林を目指します。

案内に従い石段を上がって行くと梅林の遊歩道となります。












展望台のある一帯は明るい広場となっています。



展望台の上から乳頭山(右端)



乳頭山へは横浜横須賀道路を陸橋で渡ります。



いつもの照葉樹を中心とした雑木の道です。



そして、ここでもヤブツバキが ・・・。



椿好きとしては、自然と足が止まってしまいます。




急な箇所もありますが、ほどなく乳頭山の山頂北直下に出ます。



その先の鉄塔の下からの眺め




乳頭山を越えて、芽塚に向かいます。



道の雰囲気は変わりません。

芽塚への分岐付近にもヤブツバキが ・・・。









同じ色合いですがアオキとその赤い実




分岐から少しの登りで鉄塔の立つ芽塚です。



二子山の左奥に小さく江ノ島も ・・・。



畠山(左側の峰) - 最近一部伐採されたようで、新しい切り口が目立ちました。



遠く房総半島の鋸山・富山




さて、芽塚から乳頭山まで戻って、東逗子駅に向かいます。

そして、こちらにもヤブツバキ ・・・。









港ケ岡への道を見送り、戻るように東逗子へ ・・・。

この辺りから緩やかな道となって歩きやすいです。



途中の馬頭観音

「文政三辰八月吉日」と刻まれ、台座には「桜山村」とあります。

文政三年とは1820年で、干支は庚辰、江戸時代のことです。




二子山からの道を合わせ、歩きやすい道を東逗子へ ・・・。











東逗子駅では、予定の電車より一本早い電車に乗ることができました。


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畠山~乳頭山

2018年02月22日 | 山歩 - 南関東




- 畠山山頂 -


今月二度目の三浦半島の山です。

山といっても超低山ですが ・・・。

それでも、中尾根の後半部の細尾根はなかなかいい雰囲気でした。

そして、何よりもヤブツバキがいっぱいでした。



京浜急行の安針塚駅から歩き始めます。



家並みの中の坂道を上がって行くと按針塚のある塚山公園に出ます。



二基の供養塔が並ぶ按針塚

三浦按針は平戸で亡くなり、そこで埋葬されたので、「墓」ではないと思いますが ・・・。




按針塚から十三峠へ向かいます。



十三峠から細い山道に入り、畠山に向かいます。



あちこちにヤブツバキが ・・・。



横浜横須賀道路の下のトンネルを抜けるとアオキの茂る道となります。



距離は短いですが階段状の急な登りです。



道が緩やかになると畠山・乳頭山の分岐で、畠山に向かいます。






着いた畠山山頂は明るく誰もいませんでした。



ぽつんと佇む石仏

三面八臂で、頭上に細長い馬の顔のようなものがあり、足下には馬の蹄のようなものがあります。

馬頭観音でしょうか?



木々の為に展望は一部開けるだけです。




さて、先の分岐まで戻り、乳頭山に向かいます。



乳頭山までの道のりの半分過ぎまでヤブツバキが次々と現れ、まさに「椿道中(ちんどうちゅう)」です。






場所によっては完全な椿のトンネルとなっています。






椿好きとしては非常に楽しい道でした。






後半はヤブツバキに代わってアオキが目立つようになり、観音塚からの道と合わさると乳頭山です。



ここも木々のために展望は一部開けるだけです。






乳頭山からは中尾根経由で森戸川に下ります。



ここでも時折、ヤブツバキが ・・・。

最後は細尾根となり、森戸川に下り立ちました。



後は森戸林道を辿り長柄へ、そして逗子へ ・・・。


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神武寺~鷹取山

2018年02月07日 | 山歩 - 南関東




- 鷹取山山頂部にて -


鷹取山(高取山)は他にも各地にあると思いますが、三浦半島の鷹取山です。

「山」と呼ぶにはいささか恥ずかしい気がしますが ・・・。

今回も神武寺とセットで歩いていますが、神武寺がないと個人的には少し寂しい気がします。



戸塚駅で東海道線から横須賀線に乗り換えたのですが、ガラガラだった東海道線に対して横須賀線は混んでいました。

それが、北鎌倉・鎌倉の両駅でほとんどの人が降りてしまい、再びガラガラの状態になりました。

梅の時季になったとはいえ、鎌倉の人気にあらためて驚きました。

私が鎌倉を訪れるのは平日に限っています。

閑話休題、その鎌倉駅から二つ先の東逗子駅で下車し、踏切を渡って神武寺に向かいます。






凝灰岩の露出が見られます。




神武寺は天台宗の古刹で、深い森の中に佇んでいます。



境内への立ち入りは禁止されています。



鐘楼



鐘楼の四隅には龍の彫り物が・・・。



宝珠殿



六地蔵



楼門



薬師堂

古いお寺の佇まいが好きな者にとっては、実に好ましい雰囲気が漂っています。




さて、ここから鷹取山に向います(たいした距離ではありませんが ・・・)。



「女人禁制」の碑



やはりあちこちに凝灰岩が露出しています。

基本は照葉樹を主体とした雑木の中を行きますが、眺めが広がる場所があります。



二子山・阿部倉山



相模湾の先に伊豆半島の天城山



箱根の山々 - 手前の相模湾に浮かぶのは江ノ島






大きな岩の間を通り抜ける場所もあります。






所々にヤブツバキが ・・・。




鷹取山の山頂部一帯は鷹取山公園となっています。

雲が流れてきて陰ってしまいましたが、展望台に上がります。



遠くに房総半島の鋸山・富山



東京湾の対岸の工業地帯

丹沢の山々は確認できましたが、富士山は雲が多く判然としませんでした。

ハッキリ見えたとしても鉄塔と電線が邪魔なのですが ・・・。

かつて岩登りの練習場として有名でしたが現在も通っている人がいます。




雲が流れ去り、再び暖かな陽射しに包まれるようになりました。












垂直な壁があちこちにあるのは、かつて石の切り出しが行われていた跡です。



磨崖仏(弥勒菩薩)






下り(という程ではないですが)は京急田浦駅へ向かいました。

街の中に残された山(丘)ですので、分岐があちこちにあります。

道標には地図にない地名もあったりして「?」ということもあるのですが、地形で判断して予定通りのコースを歩きました。

ちなみに、最近持ち歩いている地図は、ウェブの地理院地図を必要な部分だけ印刷したものです。

これだと最新の地図の必要な部分をほぼ無料で手にすることができます。


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高尾山

2018年01月08日 | 山歩 - 南関東




- 高尾山山頂から富士山 -


初詣の人で賑わう高尾山へ ・・・。

三が日は過ぎていましたが、予想通りたいへんな人出です。

正月の高尾山は今年で終わりにしようかな ・・・。






山頂下から



山頂から



もみじ台付近から






薬王院 飯縄権現堂




二本松の前広場の八十八大師







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