- アズマイチゲ -
沢筋ですから、陽の当たり方が場所によって微妙に異なります。
他の場所の花は開いているのに、上の写真の花だけが最初は閉じていました。
時間がたてばと思い、上流で少し時間を潰して戻ってくると、予想通り陽射しを浴びてどれも見事に開いていました。
白い花弁のように見えるのは実は萼片ですが、この花はその数が多いです。
通常は8~13枚ほどですが、この花は18枚もあり、9枚づつの二重のようにも見えます。
花が閉じた状態でも、叱られてうなだれている子供みたいで、なんとなく愛らしいです。
葉が垂れ下がっているので、余計にそう感じるのかもしれません。
さて、アズマイチゲとは関係ないのですが ・・・ ヒメカンスゲです。
里山を歩いていると結構目につきます。
アイドルのような人気の花と違って注目されることはまずありません。
でも、私としてはこれら地味なものにも目を向けてあげたいです。