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梅 - 京都

2007年02月28日 | 散歩 - 京都・奈良
梅を目的に京都に出かけたことはありません。昨年早咲きの桜を目的に出かけたのですが、ご存知のように昨年は寒い冬でしたので、遅咲きの梅が(さすがに生気はありませんでしたが)かなり咲き残っていました。写真はその時のもので、昨年3月末に撮影したものです。



黒谷(金戒光明寺)。

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隨心院。



隨心院。

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隨心院ではこの梅の咲く時期に「はねず踊り」が行われます。「はねず」とは? 漢字では、「唐棣花」 「棠棣」 「朱華」 の三通りがあるようです。そして、初夏に赤い花をつける植物ということだけで、具体的にはよくわからないようです。また、「はねず色」というのは、はねずの花のような白みを帯びた赤色ということだそうです。
しかし、重要なのはこのような知識ではなく、昔の人々は微妙な花の色合いを感じとっていたということだと思います。現代の我々は、はたしてこのような感性を持ち合わせているでしょうか。我々の色の表現が単に「桃色」しかないとすれば、それは明らかに「感性の退化現象」なのだと思います。
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黒谷(金戒光明寺)。



黒谷(金戒光明寺)。



妙顕寺。



嵐山 法輪寺。



宥清寺。



大豊神社。 (プロフィールの鼠の写真は、この大豊神社にいる「狛鼠」のものです。ちなみに私の干支は鼠ではありません。)



南禅寺聴松院。



車折神社。



北野天満宮。
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梅 - 西渓園/越生/宝登山

2007年02月26日 | 風香 - 季節の花
梅も各地で見ごろをむかえているようです。三箇所の梅林を紹介しますが、今年はまだ出かけていませんので、写真は全て昨年以前に撮影したものです。



越生梅林にて梅を見上げる。

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【 西渓園 】

西渓園は、栃木県足利市にあります。両崖山の南西斜面に帯状に広がります。ここは栽培の為の梅林ですが、好意により開放されています。紅梅はなく、満開時には白一色になります。






文字通り梅の花のトンネルになります。



山腹の上方から眺めると、まるで「たぎる川」のように見えます。

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【 越生梅林 】

埼玉県越生町の越生梅林です。有料の梅園だけでなく、周辺に梅畑が広がります。梅畑の中をのんびり歩くと、梅の里の風情を十分に味わえると思います。









最勝寺。梅が綺麗なお寺です。

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【 宝登山 梅百花園 】

秩父の長瀞の宝登山の山頂直下にある梅百花園です。蝋梅の花が終わる頃、入れ替わるように咲き始めます。また、麓の不動寺にも梅(枝垂が多い)がたくさんありますが、梅百花園より少し遅れて咲き始めます。



後の山は蓑山。



後の山は破風山。


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笠山~堂平山 - 秩父

2007年02月21日 | 山歩 - 秩父
先日、大霧山を歩いて笠山と堂平山を眺めました。今回は、その笠山と堂平山を歩きました。大霧山、堂平山、笠山と三山を縦走することも可能なのですが、結果としては分けて歩いたことになりました。

前回の大霧山も久しぶりでしたが、今回の二つの山も久しぶりに歩きました。大霧山は以前とさほど変わっていないという印象でしたが、こちらはかなり変わってしまったと思います。

4時間足らずで歩きましたが、都合により今回は「おまけ」なしで真っ直ぐに帰ります。

行程 【 皆谷~萩平~笠山~七重峠~笹山(往復)~七重峠~堂平山~剣ケ峰~白石峠~白石 】



堂平山頂。山頂には天文台があります。

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小川町駅からのバスを皆谷で降りて、ここから歩き始めます。ここから笠山に登るのは初めてです。

萩平まで自動車道路が上がっていますが、直登する近道が現われますので、それを辿ります。

萩平の先からようやく山道に入ります。しかし、林道の延長工事が行われていて、笠山の山頂までに、3回ほど(正確に数えていません)林道を横切ります。



笠山への道。

最初のうちは植林地の中を歩くこともありますが、途中からは自然林の中の道となります。



笠山への道から。



笠山への道。山頂も間近になると、自然林の中の尾根道となります。



笠山山頂手前から両神山方面の眺め。

笠山山頂は西峰と東峰からなります。このコースでは最初に西峰にたどり着きます。西峰からは北側の眺めがいいです。



笠山西峰からの眺め。登谷山方面が見えています。

写真には写りませんでしたが、赤城山や日光の山を見ることができました。

東峰は西峰からすぐです。こちらは展望はなく、笠山神社があります。山頂標識は西峰にありましたが、東峰が山頂というべきだと思います。

再び西峰に戻り、堂平山に向かいます。

急な坂を下ると、再び林道を横切ります。いささか興ざめです。

その先が七重峠で、この付近の林道がここに集まってきているような場所となっていて、いささか殺風景です。

この七重峠から堂平山への登りが始まるのですが、その前に少し東に外れた笹山に寄って行きます。特徴のある峰ではありませんが、展望がいいので・・・。



笹山から笠山。見えているのは東峰。



笹山から堂平山。



笹山からの眺め。確認し難いですが、左に武甲山、右端に両神山が見えています。



笹山からの眺め。南南西の方向で、越生周辺の山々が見えています。

再び七重峠まで戻って、堂平山に向かいます。



堂平山への道。最初は暗い植林の中を歩きますが、途中から自然林になります。

堂平山頂付近は明るい芝生が広がっていました。山頂の天文台は昔からあり、周辺が芝生だった記憶はありますが、北側にこんな広く芝生が広がっていた記憶はありません。

この広大な芝生はパラグライダーの発着場となっているようです



山頂部の芝生の原からの眺め。右手前が笠山の稜線。左端が大霧山で、北に続く稜線の先に登谷山。



山頂部の芝生の原からの眺め。手前は定峰峠から大霧山の稜線。奥に御荷鉾山などの山々。そして、その奥に浅間山。



山頂部の芝生の原からの両神山方面の眺め。

この先、剣ケ峰を越えて白石峠へ。そして、今回はここからバスの終点の白石に下りてしまいます。今日は都合により早めに帰ります。
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ヒガンバナ 冬の姿

2007年02月17日 | 風香 - 季節の風景
ヒガンバナはご存知のとうり秋に咲く花ですが、咲き終わった後の冬の姿を見たことがあるでしょうか。



これがヒガンバナの冬の姿です。

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実はある株を時間を追って撮影するつもりでしたが、途中で周辺の草刈の時にいっしょに刈られてしまいました。しかし、それも今はちゃんと冬の姿になっていました。

(1)昨年、10月撮影。



花が散ったすぐ後の状態。ヒガンバナだというのがわかると思います。

(2)昨年、10月撮影。上の写真の10日程後の撮影。



根元に何かが出てきています。



根元の状態。

この撮影からしばらくして見に行った時に、刈られてしまっていました。

(3)2月中旬撮影。



今は完全に冬の姿になっていました。

このように冬に葉を出して、何にも邪魔されずに陽の光を浴びて、根に養分を蓄えます。繊細な花に比べて、何かたくましさを感じさせる姿です。

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幾つか春を感じさせる花も咲いていたので、一緒に紹介しておきます。



ウメ。



ウメ。



ウメ。



ホトケノザ。



ホトケノザ。



オオイヌノフグリ。

花の撮影も、デジカメで簡単にパシャッとやるだけです。
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梅 - 鎌倉

2007年02月13日 | 散歩 - 鎌倉
久しぶりに鎌倉へ出かけました。しかし、寺巡りだけではなんとなく物足りません。そこで、「山らしきもの」と合わせて歩くことにしました。

横浜市の最高峰大丸山を越えて行く事にしました。横浜市の最高峰といってもその標高は156mですから、やはり「山らしきもの」という表現が適当なのかもしれません。

今回のコースは三浦半島のつけねをほぼ横断することになりますので、歩く距離は17kmほどになります。

行程 【 金沢文庫駅~能見堂跡~金沢自然公園~大丸山~六国峠~亀ケ淵~荏柄天神社~鶴岡八幡宮~浄光明寺~海蔵寺~化粧坂~源氏山~寿福寺~鎌倉駅 】



浄光明寺にて。

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京浜急行の金沢文庫駅から歩き始めます。



能見堂跡への道。



能見堂跡。

この時期の能見堂跡は梅が綺麗です。近くの老人達が梅の下で花見の宴会を始める準備をしていました。



金沢自然公園への道。

自動車道路の脇を歩いたり、団地の脇を歩いたりもするのですが、やはり自然林の中を歩く道になるとなんとなくホッとします。

金沢自然公園は大勢の家族連れで賑わっていました。

同じような雰囲気の道を進んで行くと、左手に大丸山への道が分かれます。



大丸山頂からの眺め。横浜の街並みと東京湾、そしてその先に房総半島が見えます。

先の分岐に戻り、六国峠に向かいます。道の雰囲気は同じです。



鎌倉にはよくある「切通」の道。ここは特に名前もないようで、代表的な「七口」には含まれていません。

六国峠手前では、二軒ある茶屋に誘い込むように道が分かれますが、それを無視して行きます。

六国峠付近からは鎌倉の街並みと相模湾が眺められます。この日は富士山も薄っすら見えていましたが、写真には写りませんでした。

また、この六国峠は横浜と鎌倉の境になっているのですが、地図で読むと、最高峰とされている大丸山よりほんのわずかですがこちらの方が高いようです。



六国峠付近から、逆光に輝く相模湾と鎌倉の街並み。相模湾の先には薄っすらと伊豆半島。

ここからは真っ直ぐ亀ケ淵へ下ります。



亀ケ淵への道。

街並みの中に下りて、瑞泉寺へ通じる道に出ると、一気に人が多くなりました。

鎌倉も何回か来ていろいろお寺を廻っていますが、最近は瑞泉寺に寄ることはありません。瑞泉寺は大学生の時に来たことがあるのですが、それ以来訪れたことがありません。壊したくない思い出があるわけでもないのですが、なんとなく訪れる気になりません。今回も寄らずに、反対に道を取ります。

梅が咲き始めたこの時期、一応ここは外せないということで、まずは荏柄天神社です。



荏柄天神社。



荏柄天神社。



荏柄天神社にて。

時期的に宝戒寺はパスして、混雑の鶴岡八幡宮を通り抜けて、比較的静かな扇ケ谷に向かいます。

英勝寺の梅を塀越しに眺めて、浄光明寺に向かいます。



浄光明寺。



浄光明寺。



浄光明寺の先にある「泉ノ井」。鎌倉十井のひとつです。白く浮かんでいるのは、ゴミではなく椿の花です。

次は海蔵寺です。海蔵寺には季節の花が多く、鎌倉ではよく訪れるお寺の一つです。

完全に日陰の状態でしたので、色合いが・・・。



海蔵寺。



海蔵寺。



海蔵寺。

この後は化粧坂(けわいざか)から源氏山へ、そして、源氏山からは寿福寺へ下りました。
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