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セイヨウノコギリソウ

2010年05月30日 | 風香 - 季節の花
今回も利根川の土手に咲く雑草たちです。



浮かんでいるように見えるセイヨウノコギリソウの白い花(紅紫の花はムラサキツメクサ)



「セイヨウ」の名が示すように帰化植物です。(背景の黄色はミヤコグサ)



「ノコギリソウ」の名前は葉の縁がギザギザしていることによります。



白い小さな花は綺麗です。



ミヤコグサ - 名前は京都に多かったからということらしいです。



別名をエボシグサといいます。確かに花の形が「烏帽子」に似ています。



コマツヨイグサ - 地面を這うように広がっています。



花が大きいものをオオバナコマツヨイグサといいますが、これは小さかったです。



ナヨクサフジ

「ナヨ」+「クサフジ」ですが、「ナヨ」の意味はわかりません。



蝶が逆さにとまって蜜を吸っていました。



ツルマンネングサ



「輝く黄色い星」といった感じの花です。

こうやって見るとどれも花はきれいです。

「雑草」だからといって無視するのはもったいないです。
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ムラサキツメクサ

2010年05月28日 | 風香 - 季節の花



利根川の土手に咲くムラサキツメクサ



花は紅紫色で、アカツメクサとも呼ばれます。



蝶形花が集まって、球形の花序を形成します。



これは白花のムラサキツメクサです。

シロツメクサと区別するポイントが幾つかありますが、その中の一つが花序の柄の長さです。

シロツメクサは花序の柄が長いのに対して、ムラサキツメクサは柄がほとんどありません。



その結果、花序が葉の上に乗っているように見えます。

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同じく利根川の土手に咲いていたヘラオオバコ



ヘラオオバコの花
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キショウブ

2010年05月26日 | 風香 - 季節の花



公園の湿った一角にキショウブが咲いていました。やや、勢いがなくなっていましたが ・・・。



アヤメ、ノハナショウブ、カキツバタの花は紫色ですが、これは黄色ですので間違うことはありません。



アヤメ、ノハナショウブ、カキツバタの区別は花の色合いや外花被片の斑紋の様子で私は行っています。



シロツメクサの花 - よく見ると蝶形花が球状に咲いているのがわかります。



ヘビイチゴの赤い実



大きくて丸い部分は花床が発達したもので ・・・



周りについているツブツブの部分が実際の実ということです。



ニワゼキショウ



花は白色と ・・・



紫色のものがあります。



ハルジオン



漢字では「春紫苑」で、「ハルジョオン」ではありません。

ちなみに、よく似たヒメジョオンは、漢字では「姫女苑」です。
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荒山~鍋割山

2010年05月18日 | 山歩 - 北関東



- 鍋割山の稜線から谷川連峰 -

赤城山の荒山・鍋割山を歩きました。

季節外れの寒気が抜けようとしている日で、今の季節としてはやや寒さを感じる日でした。登りでもフリースのベストを脱ぐことがありませんでした。

今年の春は、"冬"と"初夏"が交互にやってくるような天候です。

歩程 【 赤城ビジターセンター~覚満淵~鳥居峠~小沼~軽井沢峠~荒山~鍋割山~荒山高原~箕輪 】

赤城ビジターセンターから歩き始めます。

まずは、すぐ傍にある覚満淵です。



風がややあって水面の小さな波が風下に流れていきます。



真っ青な空が水面に映っています。



覚満淵を半周したところで鳥居峠に向かいます。



鳥居峠からの覚満淵 - 奥に大沼も見えます。



鳥居峠からは小沼に向かいます。

長七郎山への分岐まで上がってくると、右手に大洞方面の眺めが広がります。



青い大沼、そして真っ白な上越国境の山々が目を引きます。



武尊山、その右に白く半身だけ見えているのが至仏山



少し進むと、黒檜山・駒ケ岳も見えます。



そして、反対側は小沼です。

小沼の畔から、軽井沢峠に向かう道に入ります。

少し登って下ると血の池があります。



血の池 - この時期には水はなく、草原となっています。

血の池の説明 --> ここ



水のある時の血の池 - 2008年6月撮影



血の池からは気持ちのいい道が続きます。



見上げる空は真っ青で ・・・



鳥(特に鶯)の鳴き声と風の音を聞きながら歩いて行きます。



地蔵岳が背後に見えるようになり、自動車道を横切ると ・・・



荒山の山腹を行く道になります。



わずかですがアカヤシオの姿もありました。

周りがまだ春の準備中の姿なのに、これだけがピンク色の花を開いています。

荒山高原との分岐から荒山への登りになります。

途中に展望の開けるひさし岩があります。



ひさし岩から地蔵岳・長七郎山

ひさし岩からさらに登ると荒山山頂です。



山頂には石の祠があります。

木々のために展望はよくありませんが、それでも地蔵岳・長七郎山方面が望めます。

また、木々の間から北側の山々を眺められる場所があります。



そこからは上越国境の山々が横に白い線を引いたように見えていました。 (クリックで拡大)



こちらは、苗場山~谷川連峰の部分です。



また、荒山山頂付近のアカヤシオは痛んだ花と蕾をつけていました。

ようやく花を開いたところ、またやってきた寒気にやられてしまったようです。痛んだ蕾は無事花開くのでしょうか。

さて、荒山からは鍋割山に向かいます。

花の姿はスミレとキジムシロを見かけたくらいですが ・・・



右手に白い上越国境の山々が時折姿を現してくれます。

この日、この白い上越国境の山々が見えていなかったならば、かなり物足りない山歩きになっていたと思います。

鞍部の四辻をそのまま真っ直ぐに鍋割山に向かいます。

鍋割山の稜線まで上がると、広く展望が開ます。



ここからは前に邪魔物のない白い上越国境の山々が望めます。



反対側には関東平野が広がりますが、霞んでいるうえに少し雲も広がっていました。

小さな登り下りを進んでいくと鍋割山の山頂です。



稜線に沿って細長い山頂には石仏が鎮座しています。



その石仏の前には関東平野が広がっています。

山頂で少し休んで、先の鞍部の四辻に戻ります。






今度は左手に上越国境の山々、正面に赤城の峰々が望めます。 (クリックで拡大)

四辻で右の道に入り ・・・



荒山高原の散策です。



今年は芽吹きも遅く ・・・



ミツバツツジもほんの少し咲いていただけで、まだ蕾の状態でした。

結局、荒山への登りの分岐まで上がって、そこから戻ることにしました。

最後は箕輪に下り立って歩き終わりです。

スミレは ・・・



このフモトスミレの他に ・・・

タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、エイザンスミレ、アケボノスミレ、サクラスミレ が咲いていました。

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スイレン

2010年05月16日 | 風香 - 季節の花
いまだに時折寒気がやってきますが、季節は次第に初夏に近づきつつあります。

それに従い、公園やその周辺に咲く花たちにも変化があります。

公園の池ではスイレンが花を咲かせていました。




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以下は、公園の周辺に咲く「雑草」たちです。



シロツメクサ、ハハコグサ、ヘビイチゴの実



ハハコグサ



ヘビイチゴの実 - 食べられますが、美味しくないそうです。

散歩の犬もよく見かけますので、美味しくても食べる気はしませんが ・・・。



アメリカフウロ

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オッタチカタバミ



トキワハゼ



トキワハゼの花はムラサキサギゴケに似ていますが、ムラサキサギゴケより小さいです。



ムラサキツメクサ(アカツメクサ)
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