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蓼科山

2018年08月08日 | 山歩 - 甲信越




- 蓼科山頂から北八ヶ岳 -


暑い日が続いているので、なるべく高い山へ行きたい。

家の事情で現在日帰りでしか出かけられないのですが、その中で最も高い部類の蓼科山に出かけました。

山では暑さはほとんど感じませんでした。



新幹線の佐久平駅からバス(千曲バス+たてしなスマイル交通)を乗り継いで蓼科牧場までやって来ました。

ここからゴンドラで御泉水まで上がってしまいます。



御泉水から女神湖 --- 奥は美ヶ原

カラマツ林の中を七合目の登山口に向かいます。

七合目の駐車場には車が溢れていましたが、ここから山頂を目指します。



途中の天狗ノ露地から美ヶ原方面



同じく天狗ノ露地から蓼科山




将軍平で一息入れて、山頂に到着です。



山頂は広く、様々な形の岩を全面にばら撒いたようです。





その岩の間にはアキノキリンソウ

山頂標識のある場所に人が集中しているので、それを避けて静かな場所へ移動です。

山頂のどこでも休むに適した岩を見つけることができます。



八ヶ岳方面の眺め - 雲が多く、天狗岳までは見えていましたが、その先は判然としませんでした。



霧ヶ峰・美ヶ原方面の眺め (クリックで拡大)



霧ヶ峰 --- 車山・白樺湖



双子山・横岳 (クリックで拡大)



縞枯現象の見える尾根の奥に薄っすらと浅間山




さて、来た道を戻ります。

歩き始めた御泉水まで下りてきました。



御泉水から蓼科山

そして、下りではゴンドラを使わず歩いて下ります。



ゲレンデの脇の道を下って行きます。

道そのものはつまらないですが、道の両脇には夏の花が ・・・。



コオニユリ



ヤマハハコ



トモエソウ



ハクサンフウロ



ヒヨドリバナ



ヨツバヒヨドリ

他に、ノハラアザミ、メタカラコウ、コウゾリナなど ・・・。




蓼科牧場まで下りて、ここで歩き終わりです。



蓼科牧場から蓼科山



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虎丸山~能岳~八重山

2018年03月16日 | 山歩 - 甲信越




- 展望台から扇山・高指山・雨降山 -


「青春18きっぷ」を使って、山梨県の上野原まで出かけました。

東京に住む人には便利なこの地域も、私には不便な場所です。

出かける時間と帰る時間に制限がある現在の状況では簡単なコースしか選定できません。



狭い上野原駅前からのバスを終点の新井で降り、家並みの中を進みます。

一番上の家の裏側に虎丸山の登り口があります。



その登り口からの眺め

最初は沢沿いに進み、次に山腹を折り返しながら登ると尾根に出ます。

そこはT字路で右からの道は上野原中学校前からの道のようです。

左の虎丸山に向かいます。



春の明るい陽射しの中を進むと直ぐに虎丸山の山頂です。






山頂には虎丸神社が鎮座していますが、木々の為に展望はありません。






虎丸山から一旦少し下り、山風呂からの道を合わせ、能岳に向かいます。

(合流地点及び能岳までの間、実際の道は国土地理院の地図に記載された道とは微妙な違いがありました)



思わぬ所に穏やかな表情の馬頭観音が祀られていました。



そして、こんな岩も ・・・。

左右に巻き道を分けてそのまま尾根を辿ると山頂の南直下に出ます。

左へ少しの登りで能岳の山頂です。



能岳山頂



基本的に木々に囲まれていて展望はありませんが、一方向だけ伐採されています。

これは富士山が見える方角で、位置が分かる人には上の写真でもかすかに富士山が見える(?)かもしれません。




能岳から八重山に向かいます。



能岳から下った鞍部には石仏が祀られています。

鞍部から少し登り返すと南北に細長い八重山の山頂で、南の端に東屋があります。



八重山から扇山・高指山・雨降山

雨降山を最初は権現山かと思っていましたが、山頂に通信施設が見えたので雨降山だとわかりました。

この方角からでは、雨降山に重なって権現山は見えないようです。

広い意味で権現山というのに間違いはないのですが ・・・。




再び八重山から少し下って登り返すと506m峰で、そこに八重山の名前の謂れの石碑(コレ)がありました。

そこから少し下った所に展望台があります。



展望台からの眺め (クリックで拡大) - 道志の山々・扇山・雨降山

扇山の左奥に薄っすらと三ツ峠山、その一番手前が虎丸山



展望台からの眺め (クリックで拡大) - 丹沢・道志の山々



展望台から八重山 - 左奥に雨降山



展望台から陣馬山




後は上野原中学校前の登り口まで下り、大堀から上野原駅に戻りました。


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飯縄山 (二)

2017年06月02日 | 山歩 - 甲信越




- 中社への道から高妻山 -


「飯縄山 (一)」からの続きです。

山頂から戸隠の中社に下山します。






北峰から南峰に戻ります。

南峰を越え、登ってきた南登山道を左に分けて、中社に向かいます。



正面に戸隠山・高妻山が見え、気持ちのいい道です。



ダケカンバの間を抜け ・・・



眺めのいい道が続きます。






下るにつれてムラサキヤシオツツジが目立ち始めます。



振り返って見た南峰



そして、正面の戸隠山・高妻山



楽しい道が続きます。

さらに少し下ると満開のムラサキヤシオツツジ ・・・。












また、足下にはスミレの姿も ・・・。



しかし、やがて木々の緑の中の道となります。



林道に出て、それを辿れば戸隠神社の中社です。




【 途中で見られた花たち 】



ムラサキヤシオツツジ - オシベは10本で、その内上部の5本が短く、下部の5本が長い



ムラサキヤシオツツジの花柄は長さが1cm前後で長毛と腺毛が密生





タチツボスミレ



サクラタチツボスミレ (花の色が桃色のタチツボスミレ)



オオタチツボスミレ



マキノスミレ



ミヤマスミレ



エイザンスミレ



フモトスミレ



ツボスミレ



イワカガミ



ユキザサ



ツクバネソウ



チゴユリ



ズダヤクシュ



ニリンソウ


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飯縄山 (一)

2017年06月01日 | 山歩 - 甲信越




- 中社への道から戸隠山・高妻山 -


十数年ぶりに飯縄山へ ・・・。

現在ここは新幹線を使えば日帰りが可能です。

それにしても、長野には何回も行っているのに、まだ善光寺を拝観したことがありません。

既に十分な年なのですが、もっと年をとってからでもいいかなぁ、と思っています。



南登山道から山頂を目指します。

この南登山道にはあたかも丁石のように十三仏が祀られています。



(一) 不動明王



(二) 釈迦如来



(三) 文殊菩薩



(四) 普賢菩薩



(五) 地蔵菩薩



(六) 弥勒菩薩



(七) 薬師如来



(八) 観音菩薩



(九) 勢至菩薩



(十) 阿弥陀如来



馬頭観音 - これは十三仏に含まれていません。この直ぐ上が「駒つなぎ」です。



(十一) 阿閦如来



(十二) 大日如来



(十三) 虚空蔵菩薩




山頂が近づくにつれ、次第に展望が開けてきます。












前方には南峰が ・・・。



戸隠山も姿を現しました。



南峰に着きました。山頂直下には飯縄神社が鎮座しています。



南峰から北峰に向かいます。

着いた北峰は南峰より少し高く、ここが山頂とされています。



南峰も展望がいいですが、北峰も同じように展望がいいです。

ただ部分的に木々が邪魔をします。



黒姫山の上に妙高山



焼山・火打山



高妻山



戸隠山・高妻山

戸隠の西岳の左奥には薄っすらと白馬岳方面が見えていましたが、写真には写りませんでした。



「飯縄山 (二)」に続く


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大力山~城山

2017年05月23日 | 山歩 - 甲信越




- 板木城跡(城山)から越後三山 -


新潟の魚沼地方の大力山です。

もう少し早い時期に来たかったのですが、必ずしも好きな時に好きな所に行けるわけではないので ・・・。

天気に恵まれたのはいいのですが、暑かったです。






浦佐駅からのバスを干溝で降り、干溝地区の山裾にある宝泉寺から登り始めます。



少し登るとお堂があり、そこからは灌木の中の登りとなります。



正面に大力山を見ながらの登りですが、陽射しをまともに受けて汗が噴き出ます。



周りの眺めや足下の花たちに慰められながら登って行きます。

思ったよりも簡単に東屋のある大力山の山頂に着きましたが、山頂には誰もいませんでした。



大力山から越後三山



大力山から小出方面

大力山の山頂部は緩やかな峰が南北に二つ並んでいます。

そして、東屋は北側の峰にあるのですが、国土地理院の地図では南側の峰に大力山の表記があります。

大力山の山頂で汗がひいてからは体も慣れたのでしょうか、この後は暑さはさほど感じませんでした。



越後三山を見ながら、南側の峰を越えて行きます。

黒禿ノ頭の分岐で、城山方面の道に入ります。



分岐よりこれから向かう城山の尾根

藪が煩わしい部分もありますが概ね展望が開ける道で、花も見られます。









振り返って見た大力山 - 緩やかな峰が二つ並んでいるのがわかります。



湯谷城跡からの越後三山 (クリックで拡大)

着いた城山の山頂にあった説明板には板木城跡とあるのですが・・・



石碑には雷土城跡とあります。

何故二つの名前があるのかは分かりません。

尚、城山の北の麓が板木地区、南の麓が雷土地区です。



城山も眺めがいいです - 越後三山

また、城跡一帯では幾つもの堀切があり、その都度(短いですが)急な登り下りを強いられます。



関越自動車道のトンネルの上を横切ります - 奥は権現堂山

やがて、TV塔の下に出ます。



TV塔の下からの眺め (クリックで拡大)

ここからは舗装された道をのんびり下って行きます。



下りきった場所が西福寺です。

ここの開山堂には石川雲蝶の彫刻が残されているのですが拝観するのはやめました。

駐車場には何台か車が止まり、なんと大型の観光バスまでやって来たからです。



魚野川を渡り、上越線の八色駅に向かいます。

無人駅の八色駅から浦佐に戻ります。




【 途中で見られた花たち 】

コースを通じて絶えることなく見られたのがオオイワカガミでした。

葉は直径10cm前後あり、鋭い鋸歯が目立ちます。







オオイワカガミ





チゴユリ





タチシオデ



サワハコベ







ナガハシスミレ



オオタチツボスミレ



マキノスミレ





ツボスミレ



スミレ(マンジュリカ)





ユキグニミツバツツジ



ヤマツツジ / レンゲツツジ



ムシカリ



ウワズミザクラ



ガマズミ



ツクバネウツギ



フジ



キリ



タニウツギ

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