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鈴ケ岳

2012年06月29日 | 山歩 - 北関東



- レンゲツツジ咲く白樺牧場 -

時期的にやや遅いのは承知の上で、赤城山にレンゲツツジを見に出かけました。

新坂平ではやはり盛りを過ぎ終盤という状態でしたが、全体を見渡す限りにおいては満足できるものでした。

覚満淵にもレンゲツツジが咲きますが、こちらはまだ見応えがありました。

今回は新坂平から鈴ケ岳を往復した後、見晴山を越えて大沼の湖畔に下り、そこから湖畔沿いに大洞へ、そして最後は覚満淵、というコースでした。

都合により、今回は見晴山までで、それ以降は続きの記事で ・・・。

新坂平の白樺牧場から歩き始めます。



白樺牧場にはレンゲツツジが群生しています。



そのレンゲツツジを見ながら牧場の柵に沿って登山口に向かいます。

山道に入り、緑の中をまずは鍬柄岳に向かいます。



時折レンゲツツジが咲いていますが ・・・



山道沿いではヤマツツジの方が目につきます。

しかし、ヤマツツジの花の多くはもはや元気がなく、散っているものもあります。

緑の中、展望は基本的にありませんが、鍬柄岳までの間に二箇所だけ白樺牧場のレンゲツツジを上から見渡せる場所があります。



その最初の場所からの眺めです。



気持ちよさそうですが ・・・。

鍬柄岳への登りの途中からも白樺牧場を見渡すことができます。

登りついた鍬柄岳の山頂は明るく開けて展望のいい場所でした。

鈴ケ岳・鍬柄岳は初めてではないのですが、前の時は真っ白なガスの中で何も見えませんでした。



鍬柄岳からは一旦下り、鞍部から鈴ケ岳に登り返します。



途中から大きな岩が現れます。

そして、着いた山頂も大きな岩を不規則に敷き詰めたような状態です。



石碑が祀られていて、今の時期は木々のために展望はありません。

なんとなく休む気が起こりませんので、明るい鍬柄岳まで戻って休むことにします。

同じ道を引き返して、鍬柄岳まで戻ってきました。



鍬柄岳から黒檜山と大沼



鍬柄岳から荒山・鍋割山



鍬柄岳の下りの途中からも白樺牧場が眺められます。



緑の中を進み ・・・



白樺牧場が眺められる最初の場所に戻ってきました。

正面の岩の上から眺められますが、奥に見えているのは黒檜山です。



地蔵岳と白樺牧場



上から見ると実に気持ちよさそうですが、実際に歩いてみるとどうなのでしょう。

さて、再び白樺牧場に戻ってきました。

レンゲツツジを眺めながら、見晴山に向かいます。











見晴山は山というより丘と言った方が適切だと思いますが、特に眺めがいいわけではありませんでした。



山頂を越え、大沼に向かって下りて行きます。

(続く)


途中、花の数はさほど多くはありませんでした。

以下に紹介した他にはウマノアシガタが目立っていました。



クサタチバナ





ある場所でクサタチバナが群生していました。

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ヒメヘビイチゴ / イワキンバイ

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オククルマムグラ / シロバナニガナ

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梅雨花

2012年06月27日 | 風香 - 季節の一枚



梅雨花

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谷川岳の花

2012年06月26日 | 風香 - 山の花



- ホソバヒナウスユキソウ -

先の谷川岳の記事で見た花の一部は既に紹介しましたが、肝心のホソバヒナウスユキソウ、ユキワリソウ、ジョウエツキバナノコマノツメ、ナエバキスミレがまだでした。

このような花たちを撮る時はやはりデジタル一眼があればと思うのですが、花の撮影だけが目的ならともかく、普通の山歩きでは持ち歩く気がしません。

一眼レフで熱心に花を撮っている人もいましたが、私はちっこいコンパクト・カメラでの撮影です。

コンパクト・カメラでは背景をぼかすようなことは難しいですが、接写モードにすれば思ったより近寄って撮影することができます。


【 ホソバヒナウスユキソウ 】








【 ジョウエツキバナノコマノツメ 】








【 ユキワリソウ 】








【 ナエバキスミレ 】









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谷川岳

2012年06月25日 | 山歩 - 北関東



- トマの耳 -

梅雨の晴れ間をねらって出かけたのですが、予報ほどのいい天気というわけにはいきませんでした。

それでも、途中から次第に青空が広がり、景色の変化という点では、最初から晴れていたのと違い趣がありました。

花も予想通り、ホソバヒナウスユキソウ、ユキワリソウ、ナエバキスミレ、ジョウエツキバナノコマノツメが咲いていました。

コースは一番楽な天神平からの往復です。

天神平から歩き始めます。



熊穴沢避難小屋までの巻き道は緑が綺麗です。



至仏山・武尊山方面の眺め - 群馬県側は少し雲が広がっていますが、展望はまずまずです。



しかし、谷川岳など国境稜線の山々は雲の中です。

熊穴沢避難小屋を過ぎ、天狗ノ溜場まで上がってきても状況は変わりません。

そして、雲の中に入り、トマの耳でも周りは真っ白です。



それでも時折ガスが流れて、オキノ耳の稜線が一瞬姿を現します。しかし、直ぐにまた姿を隠してしまいます。

花をさがしながら(写真は帰りに撮ることにして)奥の院に向かいます。

折り返しの奥の院までやってくると俄かに雲が晴れだしました。



トマの耳もその姿を現しました。

流れながら消える雲や生まれる雲によって眺めは目まぐるしく変わります。

その眺めと来る時に咲いている場所を確認してきた花たちを撮りながらゆっくり戻ります。



巻機山~朝日岳方面の眺め



巻機山付近をアップで

雲が微妙な変化を与えてくれます。



(ユキワリソウと)チングルマ



オキの耳への稜線



ツガザクラ



朝日岳・笠ケ岳方面



イワカガミ



ヒメイワカガミ



一ノ倉沢・朝日岳



雲海に浮かぶ苗場山方面

オキの耳まで戻ってくると人が増えます。



オキの耳の下りからトマの耳

この辺りからのトマの耳の眺めは私のお気に入りです。



さらに少し下がった場所からトマの耳と大きい岩のある稜線



逆に稜線の大きな岩の傍からオキの耳



トマの耳の下からオキの耳 - 奥、雲の上に少しだけ頭を出し始めたのは(越後)駒ケ岳と中ノ岳



オジカ沢の頭の先に続く国境稜線を雲が越えてゆきます。



トマの耳付近から苗場山

そして、苗場山の左の奥に薄っすらと北アルプスの山々が見えているのが確認できました。



コンパクト・カメラの最大の倍率で撮って、トリミングして切り出しました。

現地では山の名前はわかりませんでしたが、帰ってから調べると白馬三山でした。

下る前に肩の小屋周辺に咲く花を見て廻ります。



小屋の前のミヤマキンポウゲ



ハクサンイチゲ



ヨツバシオガマ

肩の広場に戻り天神平に向かいます。

天狗の溜場まで下りてきて、岩の上で小休止です。



天狗の溜場からマナイタグラ



天狗の溜場から谷川岳を見上げると青空が広がっていました。

さらに下り潅木が現れるようになると所々で木の花が目につきます。



タニウツギ



ムラサキヤシオツツジ



ウラジロヨウラク



アカモノ

熊穴沢避難小屋を過ぎて、巻き道に入りました。



避難小屋から少し進んで右に曲がる地点からの谷川岳の眺めも私のお気に入りです。

この頃には陽射しの強さを感じるようになりました。

途中の分岐で天神峠展望台に上がる道に入ります。

天神峠展望台付近からは展望が開けます。



朝日岳・白毛門方面の眺め



谷川岳・朝日岳の眺め (クリックで拡大)

スキー場のゲレンデを通って下ることもできますが、面白くもないので、先の分岐まで戻ります。



時折左手に現れる朝日岳の眺めを楽しみながら天神平まで戻りました。

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「青」

2012年06月23日 | 風香 - 季節の花
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先日、東京の広尾にある山種美術館で開催されている「福田平八郎と日本画モダン」と題した展覧会を見てきました。

私は学生の頃から美術よりは音楽の方が圧倒的に好きで、絵画にはほんとんど興味がありませんでしたし、今もさほどありません。

そんな私がわざわざ見に出かけたのは、偶然三つの作品、すなわち「漣」「雨」「筍」の存在を知り、ぜひ実際に見てみたいと思ったからでした。

この三作品の発想は本当に素晴らしいと思います。

展示の関係で「雨」は見られませんでしたが、「漣」「筍」は見ることができました。

絵画はやはり実物を自分の目で見ないとその本当の素晴らしさはわからないと思います。

他に展示されていた作品では、「花菖蒲」「桐双雀」「青柿」が印象に残っています。

ただ、何故このように描かれているのか私にはわからない部分もありました。

( 山種美術館 http://www.yamatane-museum.jp/ )

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さて、せっかく東京まで出かけたので、帰りは駒込の六義園に寄りました。

園内の数箇所でアジサイが盛りでしたが、そのほとんどが青色の花でした。

















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