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スミレ - 秩父 その五

2009年04月30日 | 風香 - 山の花



- フモトスミレ -

秩父でのスミレの「その五」です。

予想を超えるたくさんのフモトスミレが咲いていました。

【 フモトスミレ 】



















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上の二枚は同じ株を違う角度から撮ったものですが、紅紫色のボッテリとした距が綺麗です。






上の二枚は、上弁・側弁にも紅紫のスジが入っているものです。

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これは花弁の裏側が紅紫色のものです。



【 その他のスミレ 他 】



エイザンスミレ - 咲き終わったものも含め、オバケのように大きくなった葉があちこちに見られました。



ナガバノスミレサイシン - 今回見たナガバノスミレサイシンは全て白花でした。

他にアケボノスミレ、タチツボスミレが咲いていました。



ムラサキケマン - 時々白花のムラサキケマンを見かけますが、この株の花は綺麗でした。

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武川岳~伊豆ケ岳

2009年04月28日 | 山歩 - 秩父



- 新緑 -

今回は、久しぶりに --- 三十数年ぶりに ”武川岳~山伏峠~伊豆ケ岳” の区間を歩いてみました。

かすかに記憶に残っていることもあるのですが、三十数年もたてば、木も生長しますし、伐採されてしまう場合もありますから、初めて歩くに等しいです。

歩程 【 生川~妻坂峠~武川岳~山伏峠~伊豆ケ岳~正丸峠~正丸駅 】

武甲山の表参道の登り口である生川(うぶかわ)から歩き始めます。



植林の中の沢沿いの道から、その沢を横切って新緑の山道に入ります。

今年は暖かさのせいか新緑の進み具合が早いです。



着いた妻坂峠は、雰囲気のいい峠です。

ここは四辻になっていて、真っ直ぐに峠を下れば名郷に下り立ちます。

右が大持山方面で、今回は左の道をとって、武川岳に向かいます。



新緑の向こうに武甲山が望めます。



登りの途中から振り返って見た大持山・小持山方面の眺めです。山肌が「春色」です。

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登るにつれて、緑が薄くなっていきます。

そして、武川岳の山頂に到着です。



展望は南側が一部開けるだけです。景色は「春色」です。

武川岳からはいろいろなコースがとれますが、今回は山伏峠経由で伊豆ケ岳に向かいます。

前武川岳そのものは平凡な山頂ですが、その周辺は、この時期新緑とヤマザクラがたいへん綺麗でした。

こんな感じですから ・・・






















しかし、どこまでも続くわけではありません。

しばらくすると、進行右側(南側)が植林帯になってしまいます。



左側の新緑は変わらず綺麗ですが ・・・



・・・ 下りるに従って緑が濃くなります。



途中、一箇所伐採された場所があって、「春色」の景色が広がりました。



伐採地から伊豆ケ岳と正丸峠に続く尾根 - この後、この尾根を歩くわけです。

伐採地から再び展望のない道を下り、山伏峠に着きました。

ここは自動車道路が通っていますが、それを横切って伊豆ケ岳への登りに入ります。

暗い植林の中の道を登り、最後は新緑の下の急な坂を上がれば、伊豆ケ岳山頂です。



伊豆ケ岳の山頂付近も新緑が綺麗だったのですが、残念にも雲が広がってしまいました。



伊豆ケ岳山頂の北端から眺めた武川岳方面

伊豆ケ岳からは正丸峠に向かいます。



途中の小高山からの二子山方面の眺め

正丸峠からは、西武鉄道の正丸駅に下ります。



沢沿いの道ですが、少々荒れ気味で、面白くありません。

正丸駅で歩き終わりです。

電車の時刻は調べてなかったのですが、運良く5分後に西武秩父行きの電車がやってきました。
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ムラサキサギゴケ

2009年04月27日 | 風香 - 季節の花



- ムラサキサギゴケ -

この花を見ると、何故かカブトガニを連想してしまいます。また、その名が示すようにサギの飛ぶ姿にも見えます。

よく似たトキワハゼとの見分けがなかなかできなかったのですが、最近同じ場所に咲いているのを発見して、ようやくその違いがわかるようになりました。

やはり、実物を見ないとダメです。

それにしても変わった姿の花です。


【 ムラサキサギゴケ 】




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【 トキワハゼ 】

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ムラサキサギゴケより花は小さくて、下唇が白色です。また、匐枝を出しません。



【 他の花 】

同じ公園内に咲く他の花たちです。

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カントウタンポポ

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カタバミ

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ヘビイチゴ / ノミノフスマ(中央の白い花)

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ジロボウエンゴグサ / キランソウ
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ツボスミレ

2009年04月26日 | 風香 - 山の花



- ツボスミレ -

ツボスミレ(ニョイスミレ)は、小さなスミレです。

自転車でよく出かける公園のある場所に少し咲くのは知っていたのですが、公園内の他の複数の場所でも咲いているのを発見しました。

幾つかの花は、花弁に微かなピンク色の斑がありました。





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スミレ - 秩父 その四

2009年04月24日 | 風香 - 山の花



- フモトスミレ -

近場の山をスミレを目的に幾つか歩いてきましたが、高尾山以外はスミレに関する情報などない山々です。

しかし、少なくても数種類、多ければ10を越える種類のスミレを見ることができました。

スミレの多くは小さな花ですから、意識しないで歩いていれば、目には入っても「見えていなかった」かもしれません。

逆に、意識して歩いていれば、身近な普通の山でも、これだけ見ることができるわけです。

それにしても、歩きながらあちこちのスミレを撮るというのは、結構足腰にきます。

私の場合、一株一撮がほとんどなので、ザックを背負ったまま何回もすわったり立ったりを繰り返すことになります。

ですから、普通に山を歩く場合に比較して、余計な筋肉を使うことになります。


【 フモトスミレ 】

小さくて白色ですので、なかなか思うように撮れません。

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今回、フモトスミレは大きく分けて三箇所に咲いていました。

最初の写真と上の4枚がA地点、下2枚づつが各々B、C地点です。

A地点のものは他の地点のものと違って、葉の裏側が緑色で、株自体が少し大きめでした。

環境はA地点がスギ林の林縁で、他が落葉樹林の下でした。写っている落ち葉の様子がそれを反映しています。

A地点のものはひょっとしたらヒメミヤマスミレかもしれませんが、そう単純には決めつけられないと思います。

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【 アケボノスミレ 】

稜線を歩いている間は、このアケボノスミレとタチツボスミレのどちらかが咲いているという状態が続いていました。




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【 マルバスミレ 】



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【 エイザンスミレ 】




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【 アカネスミレ 】

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【 その他のスミレ】

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ニオイタチツボスミレ / オカスミレ

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スミレ(マンジュリカ)

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ツボスミレ / ヒナスミレ(見たのはこれだけで、花に元気がありません)



【 その他の花】

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ニリンソウ / イカリソウ

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ミヤマハコベ / キランソウ

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ヤマブキ
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