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黒斑山 (二)

2011年10月21日 | 山歩 - 甲信越



- Jバンドの下りから -

「黒斑山 (一)」の続きです。

仙人岳で休息しているうちに、いい具合に青空が広がり始めました。

仙人岳からは湯ノ平に向かいます。

最初は尾根の上を辿ります。



右手に広がる景観は相変わらず素晴らしいです。



そして、これから下りて行く湯ノ平

しばらくすると、道は北側を巻くようになり、すぐにJバンドの下り口があります。



道は急ですが、近づく湯ノ平の景観が素晴らしい楽しい下りです。



湯ノ平の奥の剣ケ峰・牙山がいいアクセントになります。



湯ノ平の奥に八ヶ岳が浮かぶのもいいです。



下り立った湯ノ平は「黄色の世界」です。

「黄色の世界」を作り上げているのは背の低い落葉松です。



黒斑山



浅間山



鋸岳

山に囲まれた「黄色の世界」です。

緩やかに下って行くうちに、次第に落葉松の背が高くなってきます。



浅間山



黒斑山



トーミの頭・黒斑山

私にとっては実に楽しい道です。

もう少し続いて欲しいのですが、火山館と草すべりの分岐にやってきました。

前回は火山館経由で天狗温泉に下り、そこで温泉に入ってから浅間登山口まで歩きました。

今回は、草すべりを登り返して、出発地の車坂峠に戻ります。

ちなみに、最初に湯ノ平を訪れた時は、天狗の露地、石尊山を経由して当時の国鉄の信濃追分駅まで歩きました。それは、三十数年前の5月のことです。



分岐で草すべりの急坂に備えて、少し休憩し、エネルギーを補給します。



草すべりに向かいますが、しばらくは落葉松の中の緩やかな道です。









草すべりのコースは、左に見えるトーミの頭の右側辺りに登って行きます。

少しずつ高度が上がってくると、背後の景色が開けてきます。



浅間山



剣ケ峰・牙山



仙人岳~鋸岳



下から見上げると登れるのかなと思わせるのですが、実際は大岩の間に道がつけられていて、特に危険な所もありません。

尾根上に上がって、左に少し行けばトーミの頭です。



トーミの頭から浅間山

この日二度目のトーミの頭ですが、前の記事に記しましたように、この時の方が青空が広がって状態がよかったです。



トーミの頭からの眺め (クリックで拡大) - 黒斑山~蛇骨岳~仙人岳~鋸岳



トーミの頭からの眺め - 剣ケ峰・牙山



トーミの頭からの眺め (クリックで拡大)

トーミの頭で眺めを楽しんだ後、車坂峠に戻ります。



トーミの頭を少し下った辺りからの剣ケ峰・牙山の眺めは迫力があります。






遠目ですが、紅葉の山肌も綺麗です。



そして、この時間になっても、富士山がまだ見えていました。

この後、急に薄雲が広がり、陽射しがなくなってしまいました。

本当にいい時間帯に青空が広がってくれました。






落葉松の黄葉の中、静かな雰囲気を味わいながら、のんびりと車坂峠に戻ります。






所々で紅葉を楽しみながら ・・・。

車坂峠に戻り、出発した時のように峠からの展望を楽しみます。



空一面に雲が広がってしまいましたが、まだ富士山を確認することができました。
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