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明智平~半月山 (二)

2011年05月30日 | 山歩 - 北関東



- 半月山の展望台から中禅寺湖・男体山 -

明智平~半月山 (一)からの続きです。

歩程 【 明智平~茶ノ木平~狸山~半月山~半月峠~阿世潟峠~阿世潟~中禅寺温泉 】




半月山山頂は展望がありませんが ・・・



少し離れた尾根上の岩の上からの眺めです。 (クリックで拡大)



さらに少し進むと元気に咲いているアカヤシオがありました。



毎年のことなのかわかりませんが、半月山周辺ではアカヤシオがちょうど盛りでした。

その先に小さな展望台がありましたが、そこからの眺めも素晴らしかったです。



展望台からの眺め - 中禅寺湖と奥日光の山々・男体山 (クリックで拡大)



展望台からの眺め - 黒檜山~社山 / 群馬・栃木県境の山々(~皇海山~白根山~)(クリックで拡大)



展望台からの眺め - 白根山方面



展望台からの眺め - 中禅寺湖・八丁出島



爽快な道はさらに続き、男体山や ・・・



白根山を望みながら、気持ちよく歩けます。

そして、半月峠への下りにさしかかると、またまたアカヤシオの花が目立ち始めました。











半月峠から中禅寺湖畔に下る道がありますが、真っ直ぐに進みます。



1655m峰を通過し、阿世潟峠への下りとなります。



正面に社山、その右奥に白根山を眺めながら、気持ちよく下って行きます。






見上げるとなかなか消えない飛行機雲が一筋 ・・・。



阿世潟峠が近づくと、綺麗な花を咲かせたシャクナゲの木が現れました。



下っていけば、さらに咲いているかと期待したのですが、その後はさっぱりでした。

阿世潟峠に着きました。



峠からは中禅寺湖と男体山が望めます。



そして、阿世潟付近の新緑が綺麗でした。

ここから中禅寺湖に向かって下りて行きます。



少し下ると道が緩やかになり ・・・



簡単に湖畔に着きました。



湖畔から男体山



ここからは、中禅寺湖の湖岸の道を進みます。



途中からトウゴクミツバツツジが目立つようになり ・・・



新緑も綺麗でした。

道が舗装道路になり、しばらく進むと ・・・



「イタリア大使館別荘記念公園」がありました。



中禅寺湖の対岸の奥に白根山 ・・・



左手正面に男体山を見ながら湖岸の道を行きます。

立木観音の前を通り、日光へのバスがある中禅寺温泉まで歩きました。

着くとすぐにやってきたバスで第一いろは坂を下ります。

いろは坂周辺では、シロヤシオ、トウゴクミツバツツジの花が咲いていて、ヤマツツジも咲き始めています。また、白いウツギの花も目立っていました。
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明智平~半月山 (一)

2011年05月27日 | 山歩 - 北関東



- アカヤシオ咲く稜線から中禅寺湖・白根山 -

久しぶりに日光に出かけました。

私がまだ若かった頃は、シーズンの毎土曜日の夜、浅草から東武日光行きの夜行電車があり、これでよく出かけました。確か3時頃には日光に着いてしまいますが、臨時のバスが出る5時過ぎまで電車内でそのまま仮眠できました。バスも人数に合わせて必要な台数が出ましたので、ゆったりと登山口まで向かうことができました。

今回は展望とツツジが目的で出かけましたが、予想以上に楽しく歩けました。

決して長いコースではないのですが、素晴らしい眺めの連続でしたので、二回に分けました。

歩程 【 明智平~茶ノ木平~狸山~半月山~半月峠~阿世潟峠~阿世潟~中禅寺温泉 】

今回は明智平から歩き始めます。

日光は何回も来ているのに明智平はいつも通過するばかりで、今回が初めてです。

ロープウェイの片道切符で展望台に上がります。

ここからの眺めは定評があります。



華厳滝・白雲滝と中禅寺湖



男体山も目の前に聳え、素晴らしい眺めです。 (クリックで拡大)



華厳滝・白雲滝

しばし眺めを楽しんだ後、茶ノ木平に向かいます。

新緑の中、ツツジが目立ちます。



さすがにアカヤシオは終りですが ・・・



シロヤシオと ・・・



トウゴクミツバツツジが咲き始めています。



木の間からの中禅寺湖と華厳滝



小さな二本のシロヤシオが咲く小さな笹原に出ました。

そこからは男体山が目の前です。



男体山 - 中禅寺湖側の眺め



男体山 - 大真名子・女峰山側の眺め



再び、明るい新緑の中の道となります。



それでも、時折木の間から男体山を眺めることができます。



シロヤシオと ・・・



トゴクミツバツツジの花は次第になくなってきますが ・・・



代わりにアカヤシオの花が少しずつ増えてきました。



アカヤシオには遅いし、シロヤシオには少し早いかなと思っていたのですが、結果としては両方を見ることができました。

また、ムシカリの白い花も目立っていました。



特長のない茶ノ木平を通って、狸(むじな)山に向かいます。



元気はなくなっていましたがアカヤシオが所々に見られ、その間から中禅寺湖と白根山が望めます。






また、広く展望の広がる場所もありました。 (クリックで拡大)

最初の写真も同じ場所から撮ったものです。

茶ノ木平と狸山の鞍部で自動車道路を横切るのですが、その手前に展望台がありました。

そこからの眺めも素晴らしかったです。



展望台からの眺め - 中禅寺湖・白根山



展望台からの眺め - 男体山



展望台からの眺め - 中禅寺湖・白根山

白い花はムシカリです。



自動車道路(中禅寺湖スカイライン)を横切り、狸山に向かいます。



狸山山頂 - 展望も特になく平凡です。

狸山を下って行くと、アカヤシオが綺麗に咲いている場所がありました。















アカヤシオはもう終りだと思っていただけに、少々驚きでした。

半月山と狸山の鞍部で再び自動車道路 - 展望台の駐車場に出ます。

やはり、そこからも展望が開けます。



展望台からの眺め (クリックで拡大)



展望台からの眺め - 白根山



展望台からの眺め - 男体山



展望台から再び山道に入り、半月山に向かいます。



半月山山頂 - ここも展望がなく、平凡です。

明智平~半月山 (二) へ続く
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滝子山

2011年05月24日 | 山歩 - 甲信越



- 滝子山山頂から富士山 -

新緑の中を気持ちよく歩けました。

場所は大菩薩連嶺の滝子山です。

中央線沿線の山は、交通の便の関係で自宅からはやや遠く感じられますが、駅から直接登れる滝子山は早朝に家を出れば日帰りが可能です。

歩程 【 笹子駅~道証地蔵~ズミ沢~鎮西池~滝子山~檜平~初狩駅 】

高尾発の電車には多くの学生が乗っていましたが、相模湖・上野原の両駅でそのほとんどが降りてしまい、車内はガランとした状態になりました。

電車は順に各駅に停車していきますが、其々の駅で山姿の人が何人か降ります。

そして、私は笹子駅で下車です。

この笹子駅は、かつてはスイッチバック式の駅でした。

駅から甲州街道を少し東に辿り、そして吉久保の家並みを抜け、大鹿沢に沿って林道を進みます。

駅から一時間弱で道証(みちあかし)地蔵に着きました。



道証地蔵

このお地蔵様と対面するのはほぼ二十年ぶりですが、前回の時はこの辺りまで自動車道は通じていなかったような気がします。

大鹿峠への道と別れ、ここから基本的に沢に沿って登って行きます。






新緑、新緑の道です。



「笹子小」の生徒たちによって作られたと思われる案内木札が所々にありました。



新緑の中をさらに進むと ・・・



曲沢峠との分岐です。

私が使用している五万図「都留」(平成3年修正版)では、道はこの少し下から沢を高巻くように記されていて、曲沢峠への分岐ももっと高い位置になっています。

しかし、ここでは右に沢沿いに進みます。

先に進むともう一度曲沢峠への分岐が左後から合流するようにありますので、そこで地図に記された道と合わさるようです。

実際に歩いていないので確かなことはいえませんが ・・・。



沢沿いにつけられた道は一部ザレていて歩き難い所もありますが ・・・



清々しい気分で歩けます。



見上げる山肌も新緑が綺麗です。



やはり「笹子小」の生徒たちの木札がありましたが、滝の名前は忘れてしまいました。



涼しそうな滑滝もあり ・・・



なかなか楽しい道です。



そして、綺麗な新緑は ・・・



まだまだ続きます。

新緑が綺麗なので、どうしても視線が上に向かい勝ちですが、足下にはスミレなどの姿が ・・・。

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タチツボスミレ / マルバスミレ



ミツバツチグリ

他にも色々と咲いていましたが、写真はほとんど撮っていません。



登るに従い流れも細くなり、次第に道は沢を離れていきます。



やがて、左手背後に大谷ケ丸が見えるようになりました。



その大谷ケ丸へ分岐から ・・・



道は防火帯の中を進みます。

明るい防火帯を登って行くと、大谷ケ丸と滝子山を結ぶ稜線に出ます。

ここから滝子山への最後の登りとなります。



そして、山頂の手前に鎮西池があります。



池の傍らには白縫神社が ・・・。

道は山頂の直ぐ東下で檜平からの道に合流し、そこから少しの登りで山頂です。



ハッキリではありませんが、富士山はなんとか見ることができました。

その富士山を見ながら休息です。(山頂には他に男性が一人だけで、その人が先に降りたのでしばらく一人でした)



山頂からの眺め - 大谷ケ丸・ハマイバ丸・黒岳・雁ケ腹摺山



山頂からの眺め - 大谷ケ丸の左奥に奥秩父の山々(金峰山~国師ケ岳~甲武信ケ岳)



山頂からの眺め - 大谷ケ丸・ハマイバ丸・黒岳



山頂からの眺め - 富士山を少しアップで - 富士山の手前は三ツ峠山、さらにその手前が鶴ケ鳥屋山~本社ケ丸の稜線

山頂部の西の端から木の間に赤石山脈が薄っすらと見えていましたが、写真ではほとんどわかりませんでした。

さて、山頂からは初狩駅に向かいます。






こちら側も新緑が綺麗です。



所々にトウゴクミツバツツジや ・・・



ムシカリが咲いています。



しばらく下ると明るい檜平です。



富士山もなんとか見えていました。



さらに新緑の中を下って行きます。



途中で道は尾根から離れて山腹をジグザグに下る道となります。(写真では奥から手前にやって来て、右側に下りました)

周りも新緑から薄暗い植林となってしまいます。

.

足下の花も、フタリシズカ や ギンリョウソウ などの地味なものになってしまいました。

やがて沢に沿って下るようになり、最後に舗装された細い自動車道に出ます。

これを辿れば初狩駅です。

初狩駅は現在もスイッチバック式の構造を残しています。但し、新しいホームは本線に沿ってあります。

笹子駅の西隣の甲斐大和駅のかつての名前は初鹿野(はじかの)でした。初狩、笹子、初鹿野とちょっと素敵な名前の駅が3つ並んでいたわけです。
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シコクスミレ

2011年05月22日 | 風香 - 山の花
シコクスミレは、スミレサイシンの仲間です。

私はなんとなくスミレサイシンの仲間のスミレが好きです。

その理由の一つが「葉」です。

種類によっては、花期には葉が展開していないものもあります。

その葉の作り出す様々な姿がどうも私の琴線に触れるようです。

















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蕎麦粒山~川苔山

2011年05月17日 | 山歩 - 南関東



- 日向沢ノ峰南峰から富士山遠望 -

久しぶりに奥多摩に出かけました。

今回は長いコースですので、花の撮影には時間を割かないことにしました。

カメラも小さなコンパクト・デジタルカメラだけです。

時季的なこともあり、スミレなどの花の数は少なかったです。

しかし、新緑が綺麗で気持ちのいい山歩きができました。

歩程 【 東日原~一杯水避難小屋~仙元峠~蕎麦粒山~日向沢ノ峰~踊平~川苔山~鳩ノ巣駅 】

奥多摩駅にやってきたのは本当に久しぶりでした。

最後は何時だったか思い出せないので、記録を調べてみたら、それは1983年の5月でした。

ちょうど28年前になりますが、駅前の様子は私の記憶とあまり違っていませんでした。

古い人間には、街の地名としては奥多摩より氷川の方がしっくりするのですが ・・・。

バスで東日原まで行き、そこから歩き始めます。

ヨコスズ尾根を一杯水避難小屋に向かいます。



薄暗い植林地を抜けると、新緑の中の道となります。



好天の下、新緑の中の道は真に気持ちがいいです。



右手に今日の最終ピークの川苔山をかろうじて見ることができます。



登るにつれて緑は薄くなりますが、その分明るくなります。



一杯水避難小屋に到着です。

小屋の脇から三ツドッケへの道がありますが、かつて山頂に立ったこともあり、今日は先が長いので寄りません 。



あまり登り下りのない緩やかな道が続きます。



山の奥まった場所なので、聞こえるのは鳥の囀りだけで静かです。






木が邪魔をしていますが、南側から見た武甲山・大持山です。



そして、奥に薄っすらと見えていたのは御荷鉾山でした。

巻き道を離れ、少し急な尾根道を登れば仙元峠です。

峠といっても実際は峰です。



山頂に鎮座するのは、当然浅間神社です。(右奥は蕎麦粒山)

そして、木が邪魔をしていますが、富士山を見ることができます。

一旦下り、やはり巻き道ではなく尾根道を辿れば蕎麦粒山の山頂です。



蕎麦粒山山頂

仙元峠同様に雰囲気のいい山頂ですが、木々のために展望は川苔山方面が開けているだけです。



蕎麦粒山山頂から川苔山

蕎麦粒山を境にして、山道の雰囲気が変わります。



明るく広い防火帯の中を行く道になります。



しかし、相変わらず新緑が綺麗です。



本当に気持ちよく歩けます。



光を通した新緑は輝くばかりです。

あまり山頂らしくありませんが日向沢ノ峰の南峰に到着です。

一部木が邪魔をしますが、ここでは展望が開けます。

今まで木々の間からは確認できていた富士山も、ここでようやくその姿を見ることができました。



日向沢ノ峰南峰からの眺め - 御前山・三頭山 / 富士山



日向沢ノ峰南峰からの眺め - 雲取山・芋ノ木ドッケ方面



日向沢ノ峰南峰からの眺め - 富士山を少しアップで

日向沢ノ峰からは踊平へ下ります。



振り返って見た三ツドッケと蕎麦粒山



そして、正面には川苔山



踊平に到着です。

ここは四辻になっていますが、真っ直ぐに川苔山に向かいます。(写真では右奥から手前に歩いてきました)



川苔山への道も新緑が綺麗です。



木々の間から見える山々を眺めながらの登りです。



まだ、かすかに見えていた富士山方面



石尾根 - 六石山~鷹巣山



そして、ここにきて山桜が目を楽しませてくれます。



新緑の川苔山が近づくに従い出会う人の数が増えてきました。

そして、到着した川苔山の山頂一帯では大勢の人が休んでいました。

川苔山も約30年ぶりで、これが三度目です。

山頂の様子も、山頂からの眺めも私の記憶とあまり違っていませんでした。



川苔山頂からの眺め - 石尾根~雲取山方面

一つ私の記憶と違っていたのは、山頂の東下にあった茶屋が見当たらないことでした。

下る時に確認したのですが、そこには小屋の残骸と思われる朽ちた丸太と錆びたトタンがありました。

茶屋は廃業したようです。

さて、川苔山山頂からは鳩ノ巣駅に下りるだけです。






最初は新緑の中の道でしたが、しばらくすると薄暗い植林の中の道となります。

もう少し明るい道だった記憶があるのですが、30年も経過すれば木も生長しますので、記憶通りのはずもありません。

最後、人家の裏手から急な坂を下って踏み切りを渡るのですが、ここは記憶通りでした。(家は改築されていると思いますが)

鳩ノ巣駅からの電車は予想外に空いていました。
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