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金昌寺・四萬部寺

2007年11月25日 | 散歩 - 秩父



- 四萬部寺 -

丸山から金昌寺に下りてきました。ここは秩父札所四番で、多くの石仏があります。また、本堂外陣に乳飲み子に乳をやる観音様の石像があるのでも有名です。この石像は江戸時代に妻と子を失った人物が生前の姿を浮世絵師に下書きさせて作らせたといわれています。

金昌寺の後は、秩父札所一番の四萬部寺(しまぶじ)に向かいました。ここはモミジが見事でした。

札所四番 金昌寺

境内にモミジは数本ありましたが、パッとしませんでした。それに、地形の関係で日陰になってしまっていました。










札所一番 四萬部寺

四萬部寺では紅葉がまさに見頃でした。午後の陽射しを受けて、なんとも綺麗でした。

























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丸山~金昌寺

2007年11月23日 | 山歩 - 秩父



- 武甲山 -

暖かな秋で紅葉も遅れていると思っていたら、急に寒い冬になってしまいました。これで平地の紅葉も一気に進むのでしょうか。

紅葉が平地に下りてくると、秩父の里山歩きの季節到来です。葉が落ちてから春のツツジの時期までが秩父の里山歩きに最適な季節だと思います。

今回は幾つかの目的をもって出かけました。足が少し鈍ってきたので軽く歩くこと、札所の紅葉を何箇所か見ること、愛用の味噌を購入すること、が目的です。

西武鉄道の芦ヶ久保駅から歩き始めます。駅前に道の駅もあるのですが、今日はさすがに混雑しています。



高度を次第に上げていくと、背後に武甲山が姿を現します。

山道に入るとしばらく薄暗い植林地の中を進みます。

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木漏れ日が黄葉に当たり、葉自身が光を放っているようで、たいへん綺麗でした。



植林地を抜けると、両神山・二子山を見渡すことができました。

この後は防火帯の中を真っ直ぐ登る道になりました。

山頂に到着です。周辺には木が生えていますが、実に立派な展望台があります。

この展望台からの眺めは素晴らしいです。

日光・上信越の山々、西上州から秩父・奥秩父の山々、そして奥多摩・丹沢の山々を見渡せます。そして、頭を出した八ヶ岳も見えます。



山頂から武甲山の眺め。後ろは奥秩父の山々。



山頂から両神山・二子山方面の眺め。



両神山の左には八ヶ岳も頭を見せます。

丸山から秩父方面へ下るには三つのコースがあります。札所二番へ下るコース、札所四番へ下るコース、日向山経由で札所六番に下るコースがあります。

今回は札所四番金昌寺へ下ります。



落葉の道を進んで行きます。

聞こえるのは風の音と落葉を踏みしめるカサコソという音だけです。



道は続くよ・・・



どこまでも・・・



誰もいない・・・



落葉の道が・・・



まだまだ続くよ・・・



一体どこまで・・・



・・・札所四番 金昌寺まで。

最後は秩父札所四番の金昌寺の裏手に下り立ちます。金昌寺は多くの石仏がありますが、紅葉はあまり目立ちませんでした。金昌寺からは、モミジの綺麗な札所一番四萬部寺(しまぶじ)に向かいました。
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もみじ谷

2007年11月19日 | 風香 - 季節の風景



- もみじ谷 (クリックで拡大) -

家の事情でしばらく出かけられませんでしたが、ちょこっと紅葉を見に行ってきました。

栃木県足利市の織姫公園のもみじ谷です。その名の通り小さな谷がもみじだけで埋め尽くされています。

さすがに、もみじ谷だけでは歩いた気分になれませんので、近くの両崖山まで足を延ばしました。もみじ谷からは往復一時間ちょっとです。

そして、最後は足利学校と鑁阿(ばんな)寺に寄りました。


もみじ谷


ようやく見頃になった感じですが、半分位はまだ青い葉をしていました。

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両崖山


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足利学校・鑁阿寺


足利学校はご存知の通り日本最初の学校といわれています。最初の写真だけが足利学校で、他は全て鑁阿寺です。

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大持山~鳥首峠

2007年11月05日 | 山歩 - 秩父



- 大持山から鳥首峠への道の紅葉 -

関東の紅葉も標高1000m以下に下りてきたようです。

紅葉の季節の好天の予報の連休ですから、「いい所」は混むのは必至です。なるべく混まない所ということで、久しぶりに鳥首峠に行ってみようと出かけました。しかし、天気予報が外れて晴れませんでした。やはり晴れないと紅葉はパッとしません。

コース 【 生川~妻坂峠~大持山~鳥首峠~浦山大日堂 】

武甲山の表参道登山口である生川(うぶかわ)から歩き始めます。この日は紅葉の連休ということで、車がいっぱいでした。

妻坂峠へは最初沢を右下に見ながら登って行きます。



その沢を渡って、山腹をジグザグに登って行きます。

この辺りはようやく紅葉が少し始まったという程度です。



妻坂峠。

秩父では私の好きな峠の一つです。今日は曇り空で他に人もいないので、なんとなく寂しい感じがします。



妻坂峠からは、雑木の中を大持山へ登って行きます。



所々で紅葉が綺麗でした。

大持山では休まずに、展望のいい場所を求めて、先に進みます。



大持山・小持山の間は細尾根が続き、時々岩場も現れます。

浦山川の谷が広く見渡せる場所からの眺めを期待していたのですが・・・



残念にもガスで、期待は裏切られてしまいました。



大持山に戻る途中、武川岳(左奥)の見える場所で一人静かに昼食にしました。

戻ってきた大持山は再び素通りで鳥首峠に向かいます。(大持山は賑やかな熟年グループに占拠されていました)

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雑木の紅葉の中を鳥首峠に向かいます。

先日紹介した栗駒山の紅葉は色艶やかな十二単を纏った女性という感じがしますが、ここの雑木の紅葉はまた別の味わいがあります。

目を奪うような華やかさはありませんが、時々見せる控え目な風情に魅力があると思います。これはこれで魅力だと思います。

また、栗駒山の紅葉が油絵的なら、この日のような曇り空の下での雑木の紅葉は水彩画のようです。

栗駒山の紅葉は多くの人を圧倒するかもしれませんが、この雑木の紅葉の細やかな風情が多くの人に認められるというのはあまり期待できないかもしれません。

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鳥首峠までは途中小さな登り・下りがいくつかあります。



鳥首峠。

鳥首峠は1974年以来ですから、なんと33年ぶりです。さすがに、昔の記憶は何もありません。もっとも、峠の様子が33年前と同じというのは考えられませんから、結局初めて来たに等しいわけです。

33年前は名栗側に下りたのですが、今回は浦山(川俣)側に下ります。

この道最近歩く人が少ないのでしょうか、いささか荒れ気味でした。特に、途中で沢を対岸に渡る付近で土砂崩れがあり道形が完全に消えています。このような場所でも、それなりの人数の人が歩けば自然と踏み跡らしきものができるのですが、崩れたばかりなのか、あるいは通る人が少ないのか、人の歩いた跡を判別できませんでした。ここはちょっと分かり難いので注意が必要です。

さらに下りていくと、突然、山の中に数軒の家が現れました。今は廃村になった冠岩です。それにしても、本当に山の中です。昔ここで生活していた人達はどんな思いで暮らしていたのでしょう。そして、どんな思いでここを去ったのでしょう。

冠岩から少し下ると幅の狭い林道に出ます。この林道でも何箇所かで土砂崩れがおきていました。この時は、台風9号の影響だと思っていました。しかし、後で大日堂に着いてから聞いた地元の男性の話では、台風20号の時の雨が凄かったと言っていました。また、この男性に「鹿を見なかったか?」と聞かれました。確かにこの日鳥首峠付近で山腹を走り抜けて行く鹿を目にしていました。容易に目撃できる程の鹿がいるのでしょうか。



立派な舗装道路に合流した後は、浦山川に沿って行きます。

そして、川俣の大日堂に到着です。



大日堂。

大日堂からは秩父鉄道の秩父駅までのバスがあります。秩父鉄道観光バス(http://www.ctb.co.jp/index.htm)が運行していますが、本数は少ないです。大日堂で乗ったのは私と地元のお年寄りだけでした。私は浦山口駅に一番近い停留所で降りました。

尚、大日堂では「獅子舞」が行われたばかりでした。
(http://www.chichibu.co.jp/topic/2007/10/urayama/index.htm)
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