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- 鉄山付近からくろがね小屋方面 -
南東北の三つ目の山は安達太良山です。
大東岳、雁戸山と静かな山歩きができましたが、ここは平日といえども混雑するだろうと思っていました。
実際、私の予想以上の混雑ぶりでした。連休の時には一体どれほどだったのでしょう。
安達太良山を歩くのは3回目ですが、今回は奥岳から薬師岳までゴンドラを利用して上がってしまいます。(一番最初に歩いたのは1976年のことで、その時はまだこのゴンドラはなく、安達太良山から奥岳に下りて、そこからさらに岳温泉まで歩いて下りました。)
ゴンドラの運転開始は8時30分ですが、その少し前に乗り場に向かうと既に大勢の人が並んでいます。
それでもあまり待つこともなく、乗ることができました。
しかし、問題はその先にありました。
狭い登山道に長い列が続き、時折渋滞します。我慢して前の人の後をついていくしかありません。
少し開けた場所に出て休む人がいると、ここぞとばかりに追い抜きます。
山頂が目前に見えるようになった場所で、ようやく人の列から解放されて、自由に歩けるようになりました。
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ようやく写真も撮れるようになりました。
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乳首山とも呼ばれる安達太良山の山頂
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鉄山方面の眺め
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山頂の直ぐ下まで上がってきました。
そして、山頂に到着です。
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安達太良山山頂
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山頂から和尚山方面の眺め
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山頂から鉄山方面の眺め
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山頂から峰ノ辻・篭山方面の眺め
山頂に着いた時はまだ数人の人しかいませんでしたが、続々と人が山頂を目指して上がってきます。
山頂部から下りて、鉄山に向かいます。
牛ノ背付近ではガスのために沼ノ平はハッキリ見ることができませんでしたが ・・・
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馬ノ背を歩いている間に次第に晴れてきました。
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その反対側では、鉄山の山腹の紅葉が綺麗です。
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前方の鉄山を目指して進みます。
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鉄山へのちょっとした登りから勢至平方面の眺め
そして、回り込むようにして鉄山の山頂です。
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鉄山の山頂付近から歩いてきた安達太良山方面の眺め
山頂らしくない鉄山の山頂から緩々と避難小屋まで下って行きます。
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避難小屋付近から沼ノ平方面
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避難小屋付近から眺めた箕輪山
最初に安達太良山を歩いた時は土湯峠経由でこの箕輪山を越えてきたのですが、ここからの眺めに記憶がありません。
当時はまだ若かったですから、気持ちが先へ先へといって、振り返ってゆっくり箕輪山を眺めるようなことはしなかったのだと思います。
避難小屋の傍で休憩し、今回はここから戻ります。
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鉄山を過ぎ ・・・
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矢筈森へ
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沼ノ平もハッキリ見えるようになりました。
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安達太良山の山頂を正面に見て進み、矢筈森の先で峰ノ辻の道に入ります。
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矢筈森の岩峰や ・・・
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紅葉を見ながら、峰ノ辻へ下って行きます。
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反対側を振り返れば安達太良山です。
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安達太良山のすぐ下から峰ノ辻へ直接下りる道もあります。
そして、峰ノ辻からはくろがね小屋経由ではなく、真っ直ぐに勢至平に向かいます。
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紅葉がちょうど流れ落ちる紅い沢のように見えました。
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鉄山の岩壁の下の紅葉
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紅葉の眺めを振り返りつつ下って行きます。
しかし、やがてガスと木々のためにそれらも見えなくなります。
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紅葉の木々の中をしばらく下るとくろがね小屋からの道に合流します。
私の使用している五万図にはこの合流地点近くに記念碑の地図記号が記されています。
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そして、見つけたのが旧道の傍にあった勢至塔です。
通常は阿弥陀如来の脇侍として観音菩薩と共に祭られる勢至菩薩が、ここに単独で祭られている理由はわかりません。でも、これが勢至平の名前の由来なのではないでしょうか。
幅広の新道をだらだらと下って行くと、新道を横切るように真っ直ぐ下っていく旧道が現れます。
旧道は「急道」でもあります。
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一箇所だけ紅葉がちょっと綺麗な場所がありました。
最後は新道に出て少し下ると橋があり、そこから沢沿いにあだたら渓谷遊歩道があります。
遊歩道に入り、順番に滝を巡って行きます。
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紅葉滝
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平滑の床
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昇竜の滝
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魚止滝
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二階滝
最後、遊歩道を少し登り帰せばすぐに奥岳に到着です。
ここで、今回の南東北の山歩きも終わりです。
3日間、雨に降られることはありませんでしたが、見事な晴れということもありませんでした。
基本的には曇り時々の晴れの天気でした。
それでも、紅葉の山歩きを充分に楽しむことができました。