- シャクナゲ咲く平標山・仙ノ倉山鞍部付近から平標山 -
久しぶりに平標山・仙ノ倉山を歩きました。最後に歩いたのが1982年の同じく6月でしたから、25年ぶりになります。この時は平標新道を土樽駅まで下りましたが、途中で雷雨に遭ってしまいました。それに対し、今回は素晴らしい好天に恵まれました。
行程 【 元橋~松手山~平標山~仙ノ倉山~平標山~平標山の家~平元新道~元橋 】
平標山の西山麓の元橋から歩き始めます。登山道の最初の取り付きは昔より南に寄ってしまったように思います。
最初はブナの林の中を登って行きます。
松手山付近から森林限界を超え、一気に展望の道となります。今日は好天なので実に爽快な気分で歩けます。
振り返ると苗場山の姿が大きく見えます。
噴煙を上げる浅間山・八ヶ岳も見えます。
そして、秩父山地の上に富士山が顔を出していました。
ハクサンイチゲの群落も見られます。
平標山頂に続く稜線まで上がると八海山・巻機山方面が望めます。
最後は道も緩やかになり、平標山頂まで気持ちのいい道が続きます。
平標山頂では全方向に展望が広がります。
平標山頂から仙ノ倉山方面の眺め。(クリックで拡大)
平標山頂で一息入れて、直ぐに仙ノ倉山に向かいます。
平標山頂下東斜面には花が綺麗に咲いています。帰りにゆっくり見ることにして、先を急ぎます。
平標山と仙ノ倉山を繋ぐ道は急な部分はほとんどなく、展望がよく気持ちのいい道が続きます。
途中シャクナゲも咲いていました。
仙ノ倉山への登り返しからの平標山。
仙ノ倉山頂も全方向展望が開けます。ここも気分爽快です。
仙ノ倉山頂からの眺め。(クリックで拡大)
仙ノ倉山頂直下からシャクナゲ越しに谷川岳方面。
仙ノ倉山頂直下からエビス大黒ノ頭。手前はハクサンイチゲ。
仙ノ倉山頂直下からの眺め。(クリックで拡大)
尚、山名入りの版は
ここから。
仙ノ倉山からは平標山まで戻ります。来るときは道草はほとんどしませんでしたが、帰りはのんびり道草しながら平標山まで戻ります。
特徴的なエビス大黒ノ頭。
広々とした中の道を平標山を目指します。(クリックで拡大)
山々を遠望しながら明るい草原の道を行くのは本当に気持ちがいいです。
今度は東斜面に咲く花々をのんびり確認しながら行きます。
ハクサンコザクラ。
花を眺めながら登っていけば、再び平標山頂です。
平標山頂から土樽駅に向かう平標新道。前回はここを下りて行きました。
平標山頂からの眺め。(クリックで拡大)
平標山頂からの眺め。(クリックで拡大)
写真には写りませんでしたが、飛騨山脈の唐松岳~白馬岳付近も見えていました。
尚、山名入りの版は
ここから。
平標山から山の家に向かって下りていきます。
以前は平標山・仙ノ倉山の鞍部からの巻き道があったのですが、現在は植物保護の為に閉鎖されました。この巻き道は楽しい道でしたが仕方ありません。
平標山の家から平標山・仙ノ倉山方面の眺め。(クリックで拡大)
以前はここから三国峠に下りました。ここを最初に歩いた30数年前には、三国峠の下まで、新潟・群馬両方共にバスがあがってきていました。
今回は、まだ歩いたことのない平元新道を下ります。
平元新道。
正直にいえば、期待していなかったとはいえ、やはり平元新道は楽しくありませんでした。
元橋に戻って、歩き終わりです。
今回は素晴らしい好天で山上は天国でした。
途中で見た花達
他に、ミヤマキンバイ、ミツバオウレン、キバナノコマノツメ、キンポウゲ、ミネザクラ、アズマシャクナゲ、ベニサラサドウダン、タニウツギ、ムラサキヤシオツツジ、ヤマツツジ、オオカメノキ、コアジサイ、ヤグルマソウ、クルマバソウ、・・・などが咲いていました。
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ハクサンイチゲ。
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ハクサンコザクラ。
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イワカガミ。 / アカモノ。