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紅葉 高尾山

2006年11月30日 | 風香 - 季節の風景
東京の八王子の先に用事ができて出かけました。用事は午前中で終わってしまうので、午後に近くの高尾山に寄って帰ることにしました。高尾山の紅葉も見頃になったということでしたので・・・。

高尾山は東京に住んでいる人には馴染みの山かもしれませんが、私の住んでいる所からは随分と遠く感じます。直線距離はさほどではありませんが、電車で行くと数回の乗換えが必要です。

もちろん高尾山は初めてではありませんが、今までは冬にしか来たことがありませんでした。それでも結構な人がいました。紅葉期だからある程度は混むだろうと予想しましたが、平日にもかかわらずその混雑ぶりに驚きました。休日には一体どうなるのだろうと考えただけで恐ろしい気がします。

4号路のつり橋で団体の大行列の先頭とすれ違いましたが、その大行列は1号路と合流する所まで途切れませんでした。数百人は続いていたと思います。バスツアーの団体のようでした。

肝心の紅葉も、世間での噂ほどのことはないと思いました。



不動院の前にて。

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紅葉台にて。



紅葉台にて。



紅葉台にて。



不動院の前にて。



不動院の前にて。



おまけ - 6号路の登り口付近で。前列に七福神が並んでいます。その可愛らしい姿は、白雪姫の「七人の小人」を連想させます。
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太平山~馬不入山 - 北関東

2006年11月28日 | 山歩 - 北関東
今年は紅葉が遅いです。太平山の謙信平にはモミジが多く、真っ赤に色づきます。今年は、まだ早いかなと思っっていたのですが、前日になって見頃になったという情報を得ました。

古くからの名前の「太平山神社」、「太平山」は「太」ですが、近年付けられた名前の「大平町」、「大平下駅」は「大」の字で表記されます。読みはどちらも「おお」です。

行程 【 JR大平下駅~客人神社~謙信平~太平山神社~太平山~ぐみの木峠~晃石山~桜峠~馬不入山~鷲巣~岩舟山~JR岩舟駅 】



謙信平の紅葉。

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JR両毛線の大平下駅から歩き始めます。太平山へはいろいろ行き方がありますが、今日は客人神社の脇を通って行きます。

登り口には、”クマ出没”の張り出しがありました。10日前から数日にわたってこの近辺でクマの目撃が数件あったようです。

登り口からちょっと頑張るとすぐに謙信平です。



謙信平から岩舟山・三毳(みかも)山方面の眺め。



謙信平の紅葉。全体的にはもう少しという印象がありますが、何本かの木は真っ赤になっていました。



謙信平には自動車道路が上がってきていますので観光客が多いですし、茶店も並んでいます。

謙信平のすぐ上が太平山神社です。



太平山神社本殿。

神社の脇から太平山への道に入ります。



太平山頂。富士浅間神社がありますが、展望はありません。何故か、誰もいませんでした。

太平山頂で一息入れて、晃石(てるいし)山に向かいます。

途中のぐみの木峠(と太平山神社)から大中寺に下りる道があります。また、晃石山とその先の桜峠から清水(せいすい)寺へ下りる道があります。その時の気分と目的でコースを変えられます。



晃石山頂直下からの足尾・日光の山々の眺め(クリックで拡大します)。途中の有名でない山は省略して、奥に並ぶ山の名だけを挙げます。中央一番奥の白い山が白根山です(その前の白い山肌は石灰岩採掘によるものです)。白根山の右のどーんとした山が男体山です。そのさらに右に、大真名子山、小真名子山、女峰山、赤薙山と連なります。白根山の左に続く稜線に、宿堂坊山、皇海山が見えます。袈裟丸山はぎりぎり写っていないようです。

晃石山頂には数組の人が休んでいました。馬不入山が見えるだけで、特に展望もありませんし、休む場所もないので通過です。先の山頂直下の眺めで充分です。

晃石神社、桜峠を通って馬不入山に向かいます。桜峠の手前にはかなり急な下りがあります。



馬不入(うまいらず)山頂。太平山からここまで多くの人とすれ違ったのですが、何故か山頂には誰もいませんでした。



馬不入山からの眺め。正面の整った姿の山は諏訪岳。その後には足尾の山々が広がっています。左端に薄っすら赤城の黒檜山が見えています。



馬不入山からの眺め。唐沢山の後に大小山が見えています。共に小さな山です。

ここからは、岩舟山に向かいます。



馬不入山からの下り道。



鷲巣からの馬不入山。

鷲巣から岩舟山高勝寺に上がる道に入ります。



道からは所々、岩舟山の岩壁を望むことができます。

岩舟山は岩肌が露出しています。もともと自然に露出していたと思いますが、近年「岩舟石」として石が切り出された結果、現在のような姿になってしまったと思われます。

岩舟山上には高勝寺の境内が広がります。



高勝寺は、開山が775年という古い寺です(クリックで拡大します)。



高勝寺仁王門。



本堂。



三重塔。



高勝寺奥ノ院。

境内を一巡りして、岩舟駅に向かって下ります。



岩舟駅付近から民家の後に夕日を浴びて聳える岩舟山。

岩舟駅が今日の終点ですが、歩き始めた大平下駅の一つ隣の駅です。山そのものは低いですが、いろいろと見所があります。
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子ノ権現

2006年11月26日 | 風香 - 季節の風景
前回の伊豆ケ岳のコースで最後に訪れたのが子ノ権現(天龍寺)です。 911年、子ノ聖(ねのひじり)によって創建された古い寺です。



黒門(山門)。奥に派手な色の仁王が見えます。



本坊。寺のHPによれば、”江戸時代末期に建てられたもので、茅と杉の皮で何層にも葺かれた”ものだそうです。



本堂。



本堂の脇に、巨大な「夫婦下駄」と鉄製の「大ワラジ」があります。ここは、足腰に御利益があるそうです。

本堂の裏に奥の院(経ヶ峰)があります。そこには鐘楼や釈迦堂がありますが、その周辺は紅葉が綺麗でした。



奥の院への道。



奥の院付近の紅葉。



奥の院付近の紅葉。
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伊豆ケ岳 - 秩父

2006年11月24日 | 山歩 - 秩父
関東地方の紅葉も低い所まで下りてきました。12月初旬まで低山で紅葉が楽しめるのではと思っています。今回はそんな低山の一つ伊豆ケ岳です。この周辺での人気の山の一つだといっていいと思います。

行程 【 西武秩父線正丸駅~正丸峠分岐~伊豆ケ岳~古御岳~天目指峠~子ノ権現~吾野駅 】



伊豆ケ岳の下りから紅葉の間に古御岳を望む。

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正丸駅から歩き始めます。安産地蔵尊の前を通り、正丸峠への道から途中で左の道に入ります。



最初は植林地の中を沢沿いに進みます。尾根に上がる急な坂道辺りから雑木林が姿を現します。



山頂北側の岩場。ここには何本かのクサリが設置されています。

道にロープが張られ、「事故があった場合、自己責任となります」という立て札があります。

最近はこういうクサリ場でも、ステッキを手に持ったままクサリにしがみ付く人がいたりして危険です。それに、このような場所で落石をしても、無言のまま知らん顔している人もいます。そのようなわけで、何人かの人が取り付いている場合、私は危険をさけて右側の「女坂」と呼ばれる普通の山道を行きます。クサリ場そのものが危険というより、クサリにしがみ付いている人に危険を感じるからです。

今日は下から見上げると誰もいないので、クサリ場を行くことにします。



岩場の最上部、山頂北端からの展望(クリックで拡大します)。正面に前武川岳・武川岳。武川岳の右奥に武甲山。右端の山は二子山とその南東の峰(甲仁田山)。武川岳の左奥は鳥首峠から大持山・小持山への稜線。この写真ではほとんど見えませんが、浅間山も見えていました。

山頂の三角点のある付近は展望がほとんどありませんが、多くの人が休息しています。私は素通りして古御岳に向かいます。



山頂から少し下ると紅葉が綺麗です。



先の写真の場所の少し下。紅葉の下に急な坂道が続きます。



古御(こみ)岳山頂。山頂の雰囲気は伊豆ケ岳より古御岳の方がいいと思います。ここで一息いれます。



古御岳山頂付近の雰囲気のいい落ち葉の尾根。

古御岳から天目指(あまめざす)峠を通って子ノ権現までの間は、小さな峰を何度となく登ったり下りたりします。しかも、そのほとんどが植林地なので、あまり面白いとはいえません。



そんな中、所々雑木林が現われ、紅葉で慰められます。



子ノ権現の手前から、歩いてきた古御岳・伊豆ケ岳を望む。古御岳の左後は武川岳。



子ノ権現。境内の紅葉がなかなか綺麗でした。

後は、西武秩父線の吾野駅まで下るだけです。
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雨降山 ・ 桜山 - 北関東

2006年11月21日 | 山歩 - 北関東
今回は、紅葉狩と花見を同時に楽しんだ山歩きです。共に小さな山ですが、雨降山と桜山です。歩いたのは昨年の11月の終わり頃です。



桜山 紅葉と冬桜。

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行程 【 登山口~東峰~雨降山~展望台~登山口 】

雨降山は神流(かんな)川の北側、御荷鉾(みかぼ)山の東にある小さな山です。 御荷鉾林道と塚原林道の交わる場所に登山口があり、ここから登り始めました。

稜線に出る手前に「蛙のおんぶ岩」があります。



蛙のおんぶ岩。なるほどと思わせる姿をしています。上手な名前のつけ方だと思います。



時折薄日が射す天気です。残っている紅葉が時々目につくだけで、地味な中を進みます。



蛙のおんぶ岩から少し行くと東峰です。石碑と祠があります。その様子から古くから信仰の山だったことがうかがわれます。また、その脇には小屋とNHKの中継所がありました。

雨降山頂は期待した展望も南面が少し見えるだけで、地味な山頂でした。事前に展望がいいという情報を得ていたのですが、ハズレでした。周囲の樹木が生長したりして展望がなくなってしまうというのは珍しいことではありません。



山頂からは指導標の示す展望台へ向かいました。基本的には植林地を下って行きますが、所々雑木林が現れます。

展望台に着きましたが、特に期待した展望はありませんでした。それよりも、林道から見た城峯山の方がよかったです。



御荷鉾林道からの城峯山の眺め。

山頂を踏んであっけなく最初の登山口に戻ってきました。雨降山が簡単に歩き終わるのは計算済みで、今日の第二の目的地の桜山に向かいます。

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桜山はその名の通り、桜の名所です。春に咲く桜もありますが、初冬に咲く「冬桜」が多く、天然記念物に指定されています。また、この時期は紅葉の季節でもありますので、紅葉狩りと花見を同時にすることができます。

私が訪れたのは昨年の11月末です。平日でしたので混雑もそれほどではありませんでしたが、冬桜の時季の休日は相当混雑するようです。今年の状況はというと・・・他の方のブログを見ますと真っ赤な紅葉の写真が掲載されており、とっくに紅葉も冬桜も見頃になっているようです。



冬桜。



冬桜。



冬桜。



紅葉と桜。



紅葉と桜。



紅葉も見事でした。



巨大な黄金色の笠の下にいるようです。
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