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谷川岳~茂倉岳 - 北関東

2007年07月28日 | 山歩 - 北関東



- 一ノ倉岳から雲の晴れ始めた谷川岳 -

最近は夏になると谷川岳によく出かけますが、今回は茂倉岳まで行くことにしました。

かつてのメイン登山道だった西黒尾根も最近は登る人が少なくなりました。私も最近は天神平までゴンドラで上がってしまいます。その分気楽に歩くことができます。

ここのところ天気がよくありませんでしたが、予想以上の天気でやはり暑かったです。

行程 【 天神平~谷川岳~一ノ倉岳~茂倉岳~(往路を戻る)~天神平 】

天神平からごく普通に熊穴沢避難小屋を通って、天狗の溜り場までやってきました。ここでいつものように、涼しい風に吹かれながら少し休みます。



さらに上がっていくと、マナイタグラにかかっていた雲が晴れました。

しかし、肩の広場の少し下から雲の中に入ってしまいました。

今日は越後側から雲がわいています。その分、群馬県側は結構晴れています。

谷川岳の二つの峰、トマの耳とオキの耳では休まずに先に進みます。



足下の花と東面の岩壁を眺めながら行きます。



湯檜曽川まで見ることができます。



湯檜曽川対岸に聳える朝日岳の山頂部にも雲がかかっています。

一ノ倉岳への登りが始まる少し手前が「ノゾキ」です。



「ノゾキ」から一ノ倉沢を覗く。

私は高所恐怖症ではありませんが、どんな高さでも平気というわけではありません。ここから覗くと結構”きます”。見えている湯檜曽川との標高差は約1100mです。

一ノ倉岳への登りも順調に上がれましたが、山頂部は雲の中でした。休まず茂倉岳に向かいます。

一ノ倉岳と茂倉岳の鞍部は遅くまで雪田が残る場所です。雪は完全に消えていましたが、ハクサンコザクラ・タテヤマリンドウがたくさん咲いていました。また、イワイチョウ・イワカガミも見られました。

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ハクサンコザクラ / タテヤマリンドウ

特に稜線の少し下にハクサンコザクラの群落があり、さらにその下にハクサンイチゲの群落と思われるものもありました。それらを写真に収めるには花達を踏んでいかねばなりませんので、諦めました。稜線から眺めて我慢です。



茂倉岳への登りになるとニッコウキスゲが目立ち始めます。



茂倉岳山頂。山頂の頭上だけポッカリ穴があいたように青空が見えていました。(この時は私の他には写真に写っている三人だけでした)



茂倉岳山頂付近にはニッコウキスゲが咲き誇っていました。

茂倉岳からの下山コースとしては、茂倉新道を土樽まで下りのが一番普通だと思います。山頂にいた三人はこのコースの往復ということでした。でも、言っていました。「また蒸風呂だ」と・・・。後半の下りはさぞ暑いだろうと思います。このコースは1996年に歩いています。

それから、武能岳を越えて蓬峠に下り、土樽あるいは土合へ下りるコースがあります。これは1976年に歩きました。この時は土合まで夜行列車で行き、まだ薄暗い頃から西黒尾根を登って、蓬峠から土樽に昼過ぎに下りました。まだ若かったですから元気でした。

今回は往路をそのまま戻りますが、実は一度往路を戻ったことがあります。それは1995年のことです。すなわち、茂倉岳は今回が4度目ということです。



茂倉岳山頂付近から武能岳・大源太山・七ツ小屋山方面の眺め。



茂倉岳から一ノ倉岳に向かいます。振り返ると・・・。



ニッコウキスゲの咲く道をさらに一ノ倉岳に向かいます。



一ノ倉岳まで戻ってくると、谷川岳の雲が大分晴れてきていました。



一ノ倉岳から「ノゾキ」に向かって下りていくと、一ノ倉沢の岩壁が見えてきます。



そして、谷川岳も雲がどんどん晴れてきています。



しかし、対岸の朝日岳の山頂はまだ雲の中です。



オキの耳への道からの展望。名前付きはここから。

オキの耳まで戻ってきました。



オキの耳から武尊山方面の眺め。



オキの耳直下からトマの耳。

さらにトマの耳へ。



トマの耳から武尊山方面の眺め。



トマの耳からマナイタグラ・オジカ沢の頭。



そして、ついに朝日岳も雲が取れました。(トマの耳直下から)

肩の広場で一休みして天神平に向かいます。



天狗の溜り場から谷川岳(山頂=トマの耳は見えていません)。



天神平への道から朝日岳の眺め。

天神平に戻って、歩き終わりです。



途中で見た花です。

谷川岳と茂倉岳の間の稜線は一部を除いてずーっと花が咲いています。その都度止まっていると先へ進めませんので、結構花は無視して歩きました。

ニッコウキスゲ、タカネアオヤギソウ、ハクサンフウロ、ヒメシャジン、シモツケソウ

イブキジャコウソウ、コゴメグサ、タテヤマウツボグサ、ヨツバシオガマ

ハクサンコザクラ、タテヤマリンドウ、イワイチョウ、コイワカガミ、モウセンゴケ

ミヤマキンポウゲ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマアキノキリンソウ、ハナニガナ

ミネウスユキソウ、ヤマハハコ、オオバギボウシ、クガイソウ、ミヤマカラマツ

コメツツジ、タカネバラ、ハクサンシャクナゲ、ヤマアジサイ、トリアシショウマ、・・・

その他名前のわからないものがたくさんありました。特にセリの仲間もたくさんありましたが、セリの仲間も識別が面倒なのであきらめています。




ハクサンコザクラ。



タテヤマリンドウ。



イブキジャコウソウ。



コゴメグサ。詳しくはホソバコゴメグサだと思います。



タテヤマウツボグサ。
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岩手山 - 東北

2007年07月19日 | 山歩 - 東北
梅雨前線・台風の影響でしばらく山に出かけていません。すごーくたまっています・・・ストレスが。

そこで今回は過去の山歩きから1997年の夏に歩いた岩手山です。この時の岩手山は何かと思い出の多い山歩きでした。

岩手山は、私が歩いた翌年に噴火して入山禁止になりましたが、その後火山活動も治まり、現在は登ることができます。

私は詳細な記録というのは昔から残していませんが、この岩手山は何故かメモ的な文章が少し残っていました。それに少し書き加えて今回の記事にしました。




早朝の花輪線の大更駅に降りたのはたったの二人でした。もう一人の男性も山姿をしており、私と同じく焼走の登山口から岩手山に登るのは明らかです。「割勘で一緒にいきませんか」と声をかけると、「喜んで」と返事が返ってきました。登山口迄の料金は奇麗に折半できる金額で、これで互いにタクシー代が半分で済みました。

しかし、山に入ってからも一緒に歩くわけではありません。互いに「気をつけて」と別れ、彼はキャンプ場の管理棟に向かって行きました。私は朝食を食べる場所を捜しながら歩き出します。しばらく行くと左側に溶岩流跡が現れるので、道を外れてここで朝食にしました。オニギリを食べていると、いっしょに来た彼が追い抜いて行きました。彼は大更駅のゴミ箱に駅弁の包みを捨てていましたので、車内で済ませてきたようです。

林の中を行く道は陽は当たらないのですが、風が全くないので蒸し暑いです。最初平らだった道も次第に傾斜を増してくると、それに比例するかのように汗が噴き出してきます。風のある所へ出たい。

最初の休息地に予定していた第一噴火口跡に着きました。ここで休息していると、すぐに彼が登ってきました。何処かで知らないうちに追い越していたようです。互いに「暑いですネ!」と口に出てしまいます。まだ標高1000メートル前後の真夏の登り道なのですから暑いのは当然なのですが、言わずにはいられません。

先に着いた私が先に出発です。しばらく行くと第二噴火口跡が現れ、炎天下の砂礫の道になりました。陽射しは強くなりますが、林の中の蒸し暑いのよりはこのほうが私はいいです。しかし、砂礫の道は足を踏みしめるたびに少しづつずり落ちてしまいます。なかなか思うように進まず、いらいらしてきます。そんな気持ちを和らげ勇気づけてくれるのがコマクサです。登るのには苦しいこの道の両側に、まるで雑草のようにコマクサが一面に咲いています。こんな大規模の群落を見るのは初めてです。コマクサのお花畑、いやコマクサ畑です。



元来、私はコマクサの花は好きなほうではありません。花の形は個性的ですが決して美しいとは思わないですし、あのピンク色というのも私が好まない理由の一つです。一般にピンク色の花を私は好みません。しかし、これだけ咲いていると個々の花がどうのこうのと言う前にその規模に圧倒されてしまいます。

そのコマクサも姿を消すと、砂礫の道も一旦終了し再度林の中の道になります。頑張って歩くしかありません。



やがて道が平らになると、奇怪な岩を背景に平笠不動避難小屋が姿を現しました。ここ迄来ればあと一息です。最後の登りにそなえ、様々な花に囲まれて休息します。途中追い抜いた数人の人達もまだやって来ないので、今は私一人しかいません。気分がいいのでしばらくのんびりしていると、下のほうで人の声がします。それを合図に腰をあげ、頂上に向かいます。

道は再度砂礫の中を進むようになり、コマクサも姿を現します。そして今度は白いイワブクロも咲いています。花としてはこのイワブクロの方が私は好きです。次第に高さを増すと、青い御苗代湖が見えてきました。

不動平からの道を合わすと登山者も増えます。まさに支線から幹線に合流したみたいです。それでも到着した頂上は十人程度の人でした。その中に短パンにランニングという軽装の青年がいます。来週行われる予定の登山競走の訓練だそうで、彼は昨日も登って来たのだそうです。昨日は火口の周りに人垣ができる程の混雑だったが今日は静かだ、と言っていました。



タクシーで一緒に来た男性もやって来るかなとしばらく頂上で待っていましたが、なかなか来ません。来るまで待つ義理もないので、火口の周りを時計周りに巡って不動平に向かいます。途中で走って来た短パンの青年にあっというまに追い抜かれました。



不動平迄降りると人がぐっと増えました。これから登る人と既に登って来た人が入り交じっているようです。焼走道以外の登山道を登って来た人達は、結局ここから頂上に登る事になるので、どうしても人が集中するのだと思います。



それにここは花も奇麗ですし、女性にとっては救いのトイレもあります。



不動平からは八ツ目湿原に向かいます。花の咲く八ツ目湿原から、少し離れた御釜湖・御苗代湖に寄りました。



御苗代湖の湖畔で少し休息した後、再び八ツ目湿原に戻ると、タクシーで一緒に来た男性に会いました。ここで岩手山をバックに彼に写真を撮ってもらいました。

彼は御釜湖・御苗代湖の存在を知らなかったので、寄った方がいいと勧めました。勧めに従って御釜湖・御苗代湖を見に行くというので、私は先に黒倉山に向かいます。途中右手に現れる大地獄谷には火山活動が見られます。



黒倉山からの岩手山の眺めは素晴らしいです。足下に大地獄谷・八ツ目湿原が広がり、それを囲うように鬼ケ城が壁を作っています。そして、その先の正面に岩手山がどっしりとした姿を見せてくれます。

黒倉山から特徴のない姥倉山には寄らずに犬倉に向かいます。そして、途中でパラグライダーを背負った青年に会いました。この青年なんとパラグライダーで墜落したといいます。運良く木にひっかかたのですが、一人では下りられず近くにいた登山者のグループに助けてもらったそうです。実はこの少し前「助けてー」と遠くで叫ぶ声を何回か聞いていたのですが、その青年の声だったようです。そして、その助けたグループはその日登山道の先を熊が横切るのに遭遇していたそうです。世の中いろいろなことが起こります。

犬倉からはリフトを使って下ります。その青年、リフトの各乗り場で落ちた人かねと訊かれていました。下からは目撃されていたようで、様子を見に上がってくる人もいました。

犬倉から網張へはのべ3回下ったことがあるのですが、リフトが動いていたのはこの時だけで、他2回は歩いて下りました。ここを歩いて下るのは面白くないですし、それにこの時季は暑いです。

暑い一日でしたので、網張で汗を流しました。サッパリして外で休んでいると、一緒にタクシーできた男性も下山してきました。「サッパリしてくれば」と声をかけると、「ハイ、これから・・・。それから、御苗代湖、よかったです。」と元気な声が返ってきました。彼も一日楽しい山歩きができたようです。

私を先頭に十人位の列ができた頃に盛岡行きのバスがやってきました。数人の人が網張から直ぐの御神坂駐車場でバスを降りました。ここに車を停めて登り、岩手山から網張に下りたようです。

盛岡からの新幹線は岩手山を左後方に追いやって、未練もなく東京に向け出発しました。
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秋田駒ケ岳~乳頭山 - 東北

2007年07月03日 | 山歩 - 東北



- 千沼ケ原 -

久しぶりに北東北に出かけ、秋田駒ケ岳・乳頭山を歩きました。駒ケ岳・乳頭山を最初に縦走したのは1981年の7月初めです(その時の記事はここから)。

その後もこの山域は何回か出かけていますが、今回はブログを通じて知り合いましたぼんいぢさんとぼんいぢ会長さんのお二人と一緒に歩きました。

ぼんいぢさんは「謎の柄杓(の)ハンター」です。詳しくはぼんいぢさんのブログを見ていただいたほうがいいかと思います。ぼんいぢさんのブログはブックマークにも登録してある ”山歩き、大好き” です。(ぼんいぢさんの駒ケ岳・乳頭山の記事はこちらから)

それにしても駒ケ岳周辺の人の多さと整備状況には驚きました。最初に歩いた時は天候のせいもあって阿弥陀池の避難小屋で一組のグループに会っただけでした。今の駒ケ岳は”観光地”といっていいかもしれません。

行程 【 八合目~横岳~湯森山~笊森山~千沼ケ原~乳頭山~乳頭温泉 】

私は前日水沢温泉近くの宿に泊まりました。当日は朝早くぼんいぢさんが車で迎えに来てくれる約束になっていました。私がそろそろ時間だと宿の玄関を出るとちょうどそこへぼんいぢさんの車が玄関先に入ってきました。実際に顔を会わせるのは今回が初めてですが、この絶妙のタイミングもあって直ぐに互いを認識できました。

今の時期は八合目まで一般車は上がれませんので、アルパこまくさでバスに乗り換えます。

八合目は残念にも霧の中でした。花を写真に収めながら登って行きます。

やがてミヤマダイコンソウの群落が広がりだし始めました。霧の為細かい水滴が葉・茎についていて、まるで白い毛が生えているように見えたので、私はミヤマダイコンソウではないと言っていたのですが、それは間違いでした。



コバイケイソウも咲いています。

阿弥陀池まで来ましたが、依然霧の中です。



霧の阿弥陀池付近の木道を行くぼんいぢ会長さん。



阿弥陀池周辺にはチングルマが一部咲き残っていました。

普通なら女目岳・男岳に寄っていくのですが、今回は予定に入れていませんでした。私も何回か登っていますし、ぼんいぢさん達も何回か登っていて、しばらく前にも駒ケ岳に登ったばかりでした。仮に予定していても今日の霧の中では上がらなかったと思います。

避難小屋の脇を通って横岳に向かいます。横岳で少し休み、湯森山に向かいます。

焼森まで来ると風の通り道になっているらしく強い風が吹き付けます。ここでゆっくりタカネスミレを見ようと思っていたのですが、とてもそんな状況ではありませんでした。

焼森を過ぎれば灌木の中を行くようになるので風の影響もなくなりますが、霧の中展望も開けず、足下の花たちだけが楽しみです。

しかし、かつて一生懸命勉強したのにかなり花の名前を忘れてきているようです。色々な花を見ながら、もう一度勉強し直さないといけないなと感じました。

湯森山では山頂で休まず、少し先にある大岩の影で休息にしました。ちょうどこの辺りから霧も晴れ始め、特に岩手県側の眺めが開け始めました。



休息した大岩のある場所。青空が広がるのが岩手県側。(岩の上に見えているのは撮影中のぼんいぢさんの頭)

休息した大岩から熊見平に向かいます。ここからは次第に青空も広がりだし、爽快な気分の楽しい山歩きが始まります。



熊見平の湿原。



コバイケイソウ咲く熊見平から休息した大岩方面を振り返る。



熊見平からの志和三山。奥に見えるのが志和三山(赤林山・南昌山・東根山)でその手前に御所湖が見えていますが、これらの名前はぼんいぢさんに教えてもらいました。

やがて笊森山への登りが始まります。



広がりつつある青空に向かって登るぼんいぢさんと会長さん。



振り返ると広々とした伸びやかな尾根が湯森山まで続いています。奥の駒ケ岳は依然雲の中です。



素晴らしいのは展望だけではありません。足下には綺麗な花達が咲いています。この写真の花はヨツバシオガマ。

何回か手前の峰に騙されながら笊森山頂に着きました。

この笊森山頂からの展望は素晴らしいです。



笊森山頂からの展望。(クリックで拡大)

山名付きはここから。

笊森山頂で一休みした後、千沼ケ原に向かって下ります。この下り道も楽しいです。道の脇には花達が咲き、眼下に千沼ケ原の池塘が幾つも光り、正面には岩手山が望めます。



コバイケイソウ咲く千沼ケ原への道から岩手山。



千沼ケ原への道からの展望。(クリックで拡大)

山名付きはここから。



近づくことはできませんでしたが、新緑の中にミネザクラが咲いていました。



ミズバショウなど珍しくもないですが、小さくてあまりにも可愛らしかったので思わず撮ってしまいました。

そして、千沼ケ原へ下り立つ手前に水場があり、「柄杓ハンター」のぼんいぢさんにとっては別の意味で本日のメインでもある柄杓の検証です。



柄杓検証中の会長さんとぼんいぢさん。

柄杓を確認でき二人とも満足のようです。私はぼんいぢさんに対しても正直に言っているのですが、柄杓にはあまり興味はありません。山の楽しみ方は人それぞれですから・・・。

柄杓のある水場から少しで千沼ケ原です。



千沼ケ原。



千沼ケ原。



千沼ケ原。



千沼ケ原。



千沼ケ原。

予定通り千沼ケ原のこの静かな池の前で昼食にしました。

会長さんから暖かいコーヒーなどをいただきました。一人で風に吹かれながら静かに昼食をするのもいいですが、楽しくおしゃべりしながらの昼食も別の意味でいいものです。

昼食を終え、再び千沼ケ原を通って、乳頭山に向かいます。



千沼ケ原。



千沼ケ原。



千沼ケ原。

笊森山の北東斜面を幾つかの沢を横切りながらトラバースしていきます。一部の沢には雪が残っています。



この道にも花が咲いています。



正面の乳頭山を目指します。(クリックで拡大)



訪れたくなるような湿原も見られます。



花を愛でながら乳頭山頂を目指します。



乳頭山頂直下からの眺め。

乳頭山頂には意外にも誰もいませんでした。ここで最後の休息をして乳頭温泉に向かって下ります。



乳頭温泉への途中にある露天風呂。手を入れると”いい感じ”です。いつも通り過ぎるだけでまだ入ったことがありません。

乳頭温泉に到着し、バスでアルパこまくさに戻りました。

今回は微妙な天気予報のためになかなか最終決定を出せずにぼんいぢさん達に迷惑をかけてしまいましたが、幸い予報が好転したのを信じ、出かける前日の夕方に決断しました。望み通りの好天とはなりませんでしたが、一番いい場所を陽射しを受けながら歩くことができてよかったと思います。これをきっかけに、最近出かけることが少なくなっていた東北の山へ通うことになるかもしれません。



途中で見た花たち


アカモノ、ヒメシャクナゲ、コケモモ、イソツツジ、ハクサンシャクナゲ、ウラジロヨウラク、ミネザクラ(タカネザクラ)、ナナカマド、ベニバナイチゴ、ミヤマハンショウヅル

ツマトリソウ、マイヅルソウ、ゴゼンタチバナ、サンカヨウ、オノエラン、シラネアオイ、オオバノヨツバムグラ、ハナニガナ

チングルマ、ミツガシワ、イワイチョウ、ムシトリスミレ、ワタスゲ、イワカガミ、ミツバオウレン、ミズバショウ、ヒナザクラ

ミヤマキンバイ、ミヤマダイコンソウ、ヒナウスユキソウ(ミネウスユキソウ)

コバイケイソウ、ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ、ウサギギク、ニッコウキスゲ、カラマツソウ、ミヤマカラマツ、イワベンケイ

ミヤマキスミレ、キバナノコマノツメ、タカネスミレ、・・・




ヒナザクラ。



ミヤマキスミレ。



ハクサンチドリ。



ヨツバシオガマ。

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ミヤマダイコンソウ。 / イソツツジ。

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ヒナウスユキソウ。 / ツマトリソウ。

駒ケ岳周辺をのんびり回ればもっと多くの花に会えたかもしれませんが、今回の目的は千沼ケ原・乳頭山への縦走でした。

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