季節の風香

九十九折の林道を行くのが正規の登山道なのですが、それを横切るように直登する旧道が何本かあります。

私が最初に宝登山に登ったのは昔々の小学生の時でしたが、その時も直登する旧道を登っていった記憶があります。

ところが今回山腹で伐採作業が行われていて、旧道はほとんどが「通行禁止」になっていました。



山頂から武甲山 - 黄色の葉は蝋梅です。



南西斜面に広がる冬桜 - 赤いのは名残の紅葉



春に咲く普通のサクラに比べると繊細な感じがします。



右奥は両神山



花は小ぶりで清楚な感じがします。

宝登山から下りてきた後は、隣の野土山です。



野土山は小さな丘といった感じで、不動寺前の駐車場から登れば山頂（？）まで数分です。

全山サクラに覆われていて、気持ちよく歩けます。もちろん、花の時期が一番魅力的ですが・・・。

参考までにサクラの時期の野土山は こちら



野土山近く、イチョウの葉で斜面が黄色くなっていました。

大勢の人で混雑する中を岩畳にやってきました。

対岸の紅葉はあまりパッとしません。

長瀞では「月の石もみじ公園」の紅葉が一番綺麗だと思います。



でも、このような状態です。これからもっと紅くなる・・・と思います。

個人的には、１１月から１２月に切り替わる頃が一番いいのではと思います。

参考までに、１２月初めの頃の紅葉の様子は こちら

まだ紅葉には早かったという印象でしたが、上長瀞駅から秩父駅に移動します。

市内で用事を済ませて、秩父駅の隣の御花畑駅から帰ります。

和銅黒谷駅から歩き始めます。



途中の下山地区からは、武甲山・奥秩父の山々・両神山を見渡すことができます。

この下山地区は春には様々な花が咲き、秩父において私の好きな場所の一つです。

参考までに下山地区の春の様子は こちら



落葉の道を登っていきます。

葉が積もるように広がっていますので、「カサコソ」ではなく「ガサガサ」と大きな音を立てながらの登りです。



途中、両神山・城峯山方面を眺められる場所があります。（クリックで拡大）

サクラの木が現れるようになると山頂間近です。



蓑山山頂からの眺め - 武甲山・奥秩父の山々・両神山 （クリックで拡大）



蓑山山頂からの眺め - 釜伏山～登谷山～大霧山 （クリックで拡大）



蓑山山頂からの眺め - 遠く赤城山～男体山 （クリックで拡大）

赤城山～男体山は写真では見にくいですが、肉眼ではよく見えていました。

蓑山の山頂部は南北に細長く広がっていますが、その一角では紅葉が綺麗でした。












山頂部の北の端付近からの城峯山 - ここの木々もサクラです。

親鼻駅に向かって下りていきます。

親鼻駅へは二つのコースがありますが、今回は「関東ふれあいの道」にしました。



途中にベンチなどもあり、よく整備されています。

途中のべ十数人ほどの人とすれ違いました。この時期は人は少ないだろうと思っていましたが、予想よりも多かったです。



最後は万福寺に下り立ちます。

親鼻駅は国道を横切ってすぐです。

前回紹介しました栃木県足利市の織姫神社の裏に広がる織姫公園のもみじ谷の紅葉です。

その名が示すように狭い谷あいにモミジがいっぱいです。



陽のあたる紅葉を下から眺めると実に鮮やかに見えます。 （クリックで拡大）

栃木県足利市にある鑁阿寺（ばんなじ）と織姫神社の紅葉です。

真っ青な空に紅と黄色の組み合わせが綺麗でした。



鑁阿寺 多宝塔



鑁阿寺 - 境内には大きなイチョウの木が何本かあります。



鑁阿寺



鑁阿寺 多宝塔



織姫神社 - 参道にて



織姫神社



織姫神社 - 手前の大きな石碑は「織姫神社造営碑」です。

水沢山から伊香保温泉へ下りる途中で、伊香保森林公園の一角を通りました。

紅葉・落葉・枯木などが様々な表情を見せていました。