- 天神峠から谷川岳 -
久しぶりに山歩きの記事です。
この間全く山に出かけなかったわけではありませんが、都合により記事にしませんでした。
今回は新調した靴の履き慣らしのために、手頃な谷川岳を歩きました。
最近は状況が許す限りローカットの靴で歩くことが多いのですが、そのローカットの靴を買い替えました。一応ゴアテックス&ビブラム底の靴です。
ごつ~い昔の革靴と違って初めて履いて歩いても痛い思いをすることがありません。昔の革靴は足に馴染むまでいささか痛い思いをすることがありました。でも、非常に頑丈で(底は張り替えていますが)20年以上たった今でも履くことができます。
楽な天神平からの往復コースです。
紅葉の始まった天神平から朝日岳方面の眺め (以下、白毛門・笠ケ岳などを含めて「朝日岳」と表記します)
紅葉の奥に谷川岳や ・・・
マナイタグラを眺めながら、熊穴沢避難小屋に向かいます。
途中にあるこの場所から木の間に見える谷川岳の眺めは私のお気に入りです。
避難小屋脇で小休止して、天狗の溜り場を目指します。
天狗の溜り場では、いつものように岩の上に上がって小休止します。
夏場なら風が涼しく感じられるのですが、この時期の風は冷たいです。
天狗の溜り場からマナイタグラ
天狗の溜り場から谷川岳(山頂は見えていません)
登山道に戻り山頂を目指します。
左手のマナイタグラとオジカ沢の頭の眺めはいつも「いいなぁ!」と思います。
この階段状の坂を登りきれば肩の小屋の脇に出ます。
そこから少し登れば山頂 - トマの耳です。
トマの耳からの眺め - 茂倉岳・一ノ倉岳・オキの耳
トマの耳からの眺め - オキの耳/朝日岳
トマの耳からオキの耳に向かいます。
オキの耳への登りで振り返って見たトマの耳
オキの耳を通過し、さらに奥の院も通過してしまいます。
奥の院から先は急に人が少なくなります。
右側は岩壁のはるか下を湯檜曽川が流れ、そこから朝日岳が立ち上がっています。
正面には茂倉岳と一ノ倉岳です。
時折、岩壁の荒々しい姿を覗けます。
一方、このように穏やかな感じの道の場所もあります。
そして、反対の越後側には笹原が広がっています。
さて、休息をとる場所、それは折り返す場所でもあるのですが、それを決めなければなりません。
どうしようかと考えているうちに、真下に一ノ倉沢が見える場所にやってきました。
上から覗き込んでいると吸い込まれそうな感じになります。
一ノ倉沢が真下に見える場所はさすがに落ち着かないので、その少し先で休息することにしました。
そこは冷たい風を避けられ、しかも腰掛に最適な平らな岩がありました。
その休んだ場所からのオキの耳方面の眺めです。
独りで静かに一休みした後、のんびり紅葉を楽しみながら戻ります。
紅葉越しにマナイタグラ/オジカ沢の頭
なかなかの迫力です。
この岩塔には名前があるのでしょうか?
奥の院を通過して、オキの耳・トマの耳まで戻ってきました。
オキの耳から東尾根
トマの耳からの眺め - 至仏山・笠ケ岳と武尊山方面
トマの耳からは肩の小屋へ。
小屋前からマナイタグラ・オジカ沢の頭方面の眺め
小屋前からトマの耳 - 反対側に急峻な岩壁があるとは思えません。
ここからのんびり紅葉を楽しみながら下ります。
下に見える天神平・天神峠を目指して下って行きます。
右奥は武尊山
天狗の溜り場の岩の上から足下の紅葉
紅葉越しのマナイタグラ
紅葉越しに武尊山
天神峠方面の紅葉
天神平・天神峠分岐から天神峠に向かいます。
もともとの天神峠は高倉山の西の鞍部だそうで、天神峠展望台といった方がいいのかもしれません。
紅葉の中を登って行くと、背後に谷川岳が見えるようになります。
そして、田尻沢ノ頭まで上がれば視界が開けます。
谷川岳
朝日岳
武尊山
天神峠展望台で一通り眺めを楽しんだ後、スキーコースに従って旧天神峠経由で天神平に戻ります。