2日目 : 【 薬師峠~太郎兵衛平~北ノ俣岳~黒部五郎岳~五郎平 】
薄暗い中、目をさますと他のテントでは出発の準備が始まっています。さっそく、我々も朝食の準備です。食事当番は全て私の担当です。
この時に限らず、食事当番はいつでも私が担当していました。理由は単純です。仲間内では料理の「腕」が一番いいからです。そして、私も料理が嫌いではないからです。
この日は、雲一つない快晴で明けました。実は前日に梅雨が明けていたのです。梅雨は我々の山行にあわせたように明けてくれたのです。
太郎兵衛平まで戻って、そのまま北ノ俣岳に向かいます。
太郎兵衛平より、これから越えて行く北ノ俣岳(右)と黒部五郎岳(左)。クリックで拡大。
太郎兵衛平から北ノ俣岳を越えて黒部五郎岳に向かう道は、楽しかったです。
展望は文句無しで、花もあちこちに咲いています。そして、特にきつい登り下りもなく、もし荷物が軽ければ口笛を吹きながらスキップでもして歩きたい、と思うような道でした。
赤木岳付近から黒部五郎岳。手前の花はハクサンイチゲ。
同じくハクサンイチゲが広がる赤木岳付近から薬師岳・赤牛岳~水晶岳/雲ノ平。クリックで拡大。山名付きはここから。
途中の雪田にて。背景は薬師岳です。
何故こんなポーズで写っているのかはわかりません。
黒部五郎岳への登りから北ノ俣岳。
黒部五郎岳への登りはさすがにスキップ気分でというわけにはいきませんでした。
カールの道を行くのは最初から決まっていましたから、その分岐にザックを置いて、山頂に向かいました。
黒部五郎岳山頂にて。奥は槍ケ岳。
山頂は貸切だったと記憶しているので、自動シャッターで撮ったはずなのですが、今になってカメラを置く場所があったのだろうかと思っています。
黒部五郎岳から槍ケ岳。手前の稜線は双六岳。
黒部五郎岳から立山。
先程の分岐まで戻って、カールへ下って行きます。奥は穂高岳。
カールへの下りから鷲羽岳。
カール内は楽しかったです。
岩あり、雪あり、・・・
・・・清冽な流れあり、花ありで、その上カール内では誰とも会いませんでした。
そもそも、この日はほとんど人に会いませんでした。会ったのは数パーティに過ぎなかったと思います。ですから、どこでも貸切の状態でのんびりすることができました。
カールの道では清冽な流れと雪渓を何本か横切りましたが、時々その傍らで休んでいきました。
本当にこの道は楽しかったです。初の北アルプスに黒部五郎岳を選んだのは、今でも正解だったと思っています。
この日のコースは、岩壁や岩が累々とした場所が好きな人には面白くないといわれるかもしれません。しかし、たおやかな山容の高原風の雰囲気が好きな人には喜ばれると思います。
カールを見納めて、五郎平に向かいます。
五郎平。この日はここにテントを張りました。
奥に見えるのは薬師岳。赤屋根の建物は当時の黒部五郎小舎。
五郎平から抜戸岳と今回の最終目的地の笠ケ岳(右)。
1日目は折立から太郎兵衛平まで上がってくるだけでしたから、実質的にはこの日が北アルプス初歩きの日といっていいと思いますが、本当に楽しく歩けました。
薄暗い中、目をさますと他のテントでは出発の準備が始まっています。さっそく、我々も朝食の準備です。食事当番は全て私の担当です。
この時に限らず、食事当番はいつでも私が担当していました。理由は単純です。仲間内では料理の「腕」が一番いいからです。そして、私も料理が嫌いではないからです。
この日は、雲一つない快晴で明けました。実は前日に梅雨が明けていたのです。梅雨は我々の山行にあわせたように明けてくれたのです。
太郎兵衛平まで戻って、そのまま北ノ俣岳に向かいます。
太郎兵衛平より、これから越えて行く北ノ俣岳(右)と黒部五郎岳(左)。クリックで拡大。
太郎兵衛平から北ノ俣岳を越えて黒部五郎岳に向かう道は、楽しかったです。
展望は文句無しで、花もあちこちに咲いています。そして、特にきつい登り下りもなく、もし荷物が軽ければ口笛を吹きながらスキップでもして歩きたい、と思うような道でした。
赤木岳付近から黒部五郎岳。手前の花はハクサンイチゲ。
同じくハクサンイチゲが広がる赤木岳付近から薬師岳・赤牛岳~水晶岳/雲ノ平。クリックで拡大。山名付きはここから。
途中の雪田にて。背景は薬師岳です。
何故こんなポーズで写っているのかはわかりません。
黒部五郎岳への登りから北ノ俣岳。
黒部五郎岳への登りはさすがにスキップ気分でというわけにはいきませんでした。
カールの道を行くのは最初から決まっていましたから、その分岐にザックを置いて、山頂に向かいました。
黒部五郎岳山頂にて。奥は槍ケ岳。
山頂は貸切だったと記憶しているので、自動シャッターで撮ったはずなのですが、今になってカメラを置く場所があったのだろうかと思っています。
黒部五郎岳から槍ケ岳。手前の稜線は双六岳。
黒部五郎岳から立山。
先程の分岐まで戻って、カールへ下って行きます。奥は穂高岳。
カールへの下りから鷲羽岳。
カール内は楽しかったです。
岩あり、雪あり、・・・
・・・清冽な流れあり、花ありで、その上カール内では誰とも会いませんでした。
そもそも、この日はほとんど人に会いませんでした。会ったのは数パーティに過ぎなかったと思います。ですから、どこでも貸切の状態でのんびりすることができました。
カールの道では清冽な流れと雪渓を何本か横切りましたが、時々その傍らで休んでいきました。
本当にこの道は楽しかったです。初の北アルプスに黒部五郎岳を選んだのは、今でも正解だったと思っています。
この日のコースは、岩壁や岩が累々とした場所が好きな人には面白くないといわれるかもしれません。しかし、たおやかな山容の高原風の雰囲気が好きな人には喜ばれると思います。
カールを見納めて、五郎平に向かいます。
五郎平。この日はここにテントを張りました。
奥に見えるのは薬師岳。赤屋根の建物は当時の黒部五郎小舎。
五郎平から抜戸岳と今回の最終目的地の笠ケ岳(右)。
1日目は折立から太郎兵衛平まで上がってくるだけでしたから、実質的にはこの日が北アルプス初歩きの日といっていいと思いますが、本当に楽しく歩けました。