怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

「青春、手遅れ」益田ミリ

2015-04-28 07:22:25 | 
益田ミリとは15歳違うのですが、結構「そうだ、そうだ」と思ってしまうことが多い。ヘタウマの漫画とともに物悲しくも楽しんで読むことができました。認めたくないのですが、客観的に見てもてなかった青春を送った私としては残念ながら認めざるを得ない「手遅れ」なことが何と多いことか。

益田ミリが憧れつつできなかった青春のあれこれ。それを二十代三十代にしようと思うと、大人になって経済的にも時間的もできるのですが、「イタイ」というか無理してると思われるので、心臆してしまいやっぱりできない。
まだまだ携帯電話がなくて、メールも当然なかったんですよね。
手遅れなものを、目次から適当に同感できるのを抜き出すと
・ファーストフード店でデート(デートと言う前に、名古屋にマックなんて栄にできたかどうか…)
・二人で観覧車(できるのなら今でもしたい)
・男子と一緒に勉強する(高校時代は硬派で、勉強とは一人でするものでした)
・ペアルック(そもそも高校時代は自分で服を選んだことがない。大学時代は相談する人もなく一人で選んでいた。)
・夏休みにプールでデート(水着姿を見れば鼻血が出たかも)
・放課後の告白(自爆する勇気もなかったと言うことか)
・自転車にふたり乗り(これは交通違反!)
・お姫様だっこ(これは夢のまた夢…体力もないし)
・校門で待たれる(バス停で待つというのは結構あったのですが、私は自転車通学なので縁なし)
・制服のほつれを縫ってあげる(一度だけボタンが取れた時縫ってもらった記憶はあるのですが、それだけ…)
・彼の制服を借りる(高校の応援合戦の時などにこういうことがあるのですが、小柄な私は制服が小さく貸しても様にならずすぐ返されました)
・調理実習の差し入れ(こんあことあったのか、あったかもしれないんですが私には縁がなかった…)
こうやって書いていくと本当に青春手遅れなのですが、中年になってもロマングレーの浮いた話一つ無くぬれ落ち葉まっしぐら。中年も手遅れでした。
このままいくと臨終の時も人生手遅れと思うのでしょうか。
でも自分の人生はああだこうだと言っても、これしかできなかったのだから、受け入れるしかありません。
「人生は甘くても苦くても、好ましいものとして受け止めよう」

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