怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

9月8日瑞穂公園テニスコート

2007-09-08 22:05:29 | テニス
昨日は飲み会で、その中には妙齢の美人(無所属、元)園長も二人いて、そこそこ盛り上がりました。そこで初めて麦焼酎の「百年の孤独」を飲んだのですが(何と1杯1200円、割り勘なのでまあいいか)効く~!アルコールが濃厚で和風ウイスキーを飲んでいる感じ。日本の誇るべきスピリッツなのだ。結構飲んで(記憶ではビール2杯に焼酎ロック4杯)いつもの通りお酒の残った朝は起きるとけだるいのだ。
天気は晴れ。昨日の酔いの余韻を引きずりながら出かけたのですが途中財布を忘れたのを気づいて引き返したので瑞穂公園テニスコートに着いたのは10時半過ぎでした。既に飲めない飲むら、OBさん、ヤッターマン、はげ親父と乱打をやっていました。そのうちoh五十肩も来て、交代で乱打をやります。今日は6人でした。9月になっても暑い!暑い!日差しがあたると首筋がチリチリしてきます。
暑い!二日酔いと合わせてクラクラしてきます。
30分も乱打をやると休憩。誰もビールを飲もうとしないので持って来ていないかと聞いたらちゃんとヤッターマンが持って来ていました。それでもはげ親父もいつものように二日酔いで3人で1リットル飲んだだけでした。
ゲームをやっても2試合連続でやるとふらふらでした。そのためか最初のゲームは3:1でしたが次は2:2で終わりました。休憩中に熱をとろうと洗面所で顔、手を洗い頭に水をかぶりクールダウン。
途中から曇ってきたので少し暑さも和らいで一息つきました。そんな具合に休み休みゲームを続け、最後は4ゲームは出来ずに3ゲームでお仕舞いに。3ゲーム目をやるときに1ゲームオールでラブゲームで終わったると豪語したのですが、逆にラブゲームで負けてしまいました。まあ言葉には嘘はなかったのですが残念~。
終わったらヤッターマン、OBさんと一緒にいつものしげ寿司へ。ひげおじさんでも来るかと思ったのですが今日は顔を出しません。先ずはビールで乾杯して秋刀魚の刺身としめ鯖。青みの魚シリーズでした。サービスできんぴらを出してもらいビールを4本飲んだところで太巻き。今日のつまみとOBさんの写真を載せておきます。最後にいつものように頼んでもいないスイカが出てきてお愛想。一人1800円の5400円でした。今日はあんまり飲まなかったのでした。
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赤川学「子どもが減って何が悪いか!」

2007-09-08 09:37:25 | 
刺激的な題名ですが、内容も知的刺激に満ちています。巷で当然と思われているデータについて徹底的に検証しています。
例えば先進国の比較により「諸外国を見渡せば25~34歳の女性の就業率の高い国ほど出生率も高い」という説。これはこれは95年のOECD加盟24ヵ国の中から出生率が判明しないメキシコを除いた24ヵ国でデータを取っているのではなく、13ヵ国で取っている。24ヵ国で相関を見てみると逆に女性労働力率が高ければ高いほど出生率は低いという結果になる。詳しくは読んでもらえばいいがこの説がかなり怪しいものと分る。そもそもあることとあることが相関があるからといって即それが因果関係の証明とはならない。
それではと国内データを基に子どもの数を増減させる要因を重回帰分析(大学事代の統計学の講義の悪夢がよみがえるのですが)してみる。そうすると分るのは都市に居住していれば子どもの数は減る、有配偶女性本人の年収が高ければ高いほど子どもの数は減る、自営業以外では子どもの数は減るという事実です。男性の家事分担が増えたからといって子どもの数が増えるわけではないのである。只それは男女共同参画は必要ないということではないので間違えなく。
少子化で大変だ大変だといっているが、何が大変かというと突き詰めると年金問題を始めとした社会保障制度をどう維持していくのかという問題に行き着くのでは。現在の年金制度は賦課方式を取っているのでこのまま少子化が進んでいくと制度が維持できなくなる。今の制度を与件として有効性の定かでない少子化対策、男女共同参画といっても限界があるのでは。
今の少子化の一番の原因は「未婚化」「晩婚化」だが、少子化対策として今打ち出されている施策はそれにはほとんど効果はない。ちなみに少子化対策は既にいろいろ実行されているが、日本の時系列を見ても現実には全く効果は上がっていない。重回帰分析によると月4万円の子ども手当てならば出生率を0・096!高めることが出来るそうだが、それに必要な経費は11兆4100億円だそうです。
男女共同参画は少子化対策に有効であろうとなかろうと必要であろう。少子化対策に有効と喧伝することが保守派を味方にする手段としては有効だったからではと思うのですが、論理の危うさがあります。
著者の言いたいのは、少子化はある面では動かしがたいものだからそれを前提にしたできるだけ支障のない制度設計をすべきだということのようです。
詳しくは本をよく読んでください。ちくま新書ですので700円で読みやすく書いてあります。小難しい数式などは読み飛ばしても大丈夫なので(ほとんど読み飛ばしました)安心してください。
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