渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

日本最古4万年前!縄文より前の時代

2023年02月02日 | open

【ゆっくり解説 】日本最古4万年前!
縄文より前の時代は「2万年続いた」

日本の歴史。






世界一の男エフレン・レイエスのキュー

2023年02月02日 | open

Who Wants Efren Reyes' Winningest Cue !!!!

バドワイザーを瓶ごと飲んで
つまみを
口でもぐもぐしなが
ら話す
エフレンさんが、日本
でも
ドヤ街あたりにいそうな
おっ
ちゃんぽくてとてもラブ
リー&フレン
ドリーだ。


エフレンさん、足元が何とも
いい。いわゆるツッカケ。
どうみてもそこらの下町の
おっちゃんなのだが、この
人が世界一の技術派のプール
プレーヤーだと知らない人
は、ワンカップ持って西成
や浅草公園あたりにいそう
なおじさんと見えるのでは
なかろうか。

以前から私が指摘している
この後ろに立てかけてある
キューが非常にカッコいい。
エフレンさんも気に入って
いるようで、よくキューを
替える人だが、このキュー
はとても長い期間愛用して
いる。
シンプルなノーラップ本ハギ
四剣キューだが、白樹脂が
美しく映える。
素朴なデザインにしてある
が、明らかにスペシャルの
カスタムキューである事が
推察できる。

エフレンキューのシャフトの
テーパーはとても細い。
だが、細くともトビが少なく
玉切れも良い。
しっかりとしなやかに正確に
撞かないとトビがかなり出る
が、
淀み無いなめらかなエフ
レン
撞きをすると、とてつも
ない
パフォーマンスを見せる。
私は大好きなテーパーだ。
動きがとても面白いシャフト
になる。
キュー全体は60インチと長い。

エフレンスペックのキューは、
昔の良いカスタムキューを
さらに研ぎ澄ましたような
撞球特性を見せるキューだ。

以前、大阪の道頓堀で知り合っ
たバーテンダーさんの矢羽八剣
のTADが、エフレンテーパーと
は異なるが、やはり異様に細か
った。
撞かせてもらったら、順ヒネリ
はもとより、逆ヒネ入れても
トビが極めて少ない。
そのくせよく押せて滅法引ける。
玉負けをしない。
音は甲高い透き通る快音だ。
なにこれ?と思った。
良い方で、「このTADはここ
に置きキューしているので、
貴方ならいつでも私がいない
時でも使ってください」と
言ってくれた。
難波人、太っ腹。
江戸前気質(かたぎ)にとても
よく似ている。
その人とは穴の渋い華台で朝
まで撞いた。
今はその玉屋も消滅してしま
った。


大小

2023年02月02日 | open



大小。
短刀サイズだけど(笑
この上のほうは使い道が無い。
下はこれからジャンプキューの
バット兼シャフトになる素材。
5/16-18山。


ネジ先

2023年02月02日 | open


削って短くしたネジ先。


こちら標準の先平。
5/16-18山インチネジ。



使い手かキューか

2023年02月02日 | open
 
 
青森のベテラン佐藤麻子プロが
昨年ジャパンオープンで優勝した。
試合放送の解説で女子プロが
「とてもキューが切れてますね」
と言っていた。
 
さて、キュー切れが鋭いのは、
キューのおかげか。
あるいは使い手の技量か。
ひとつ考えてみる。
 
結論から言うと、これは、後者
の比重が大きい。
TAD自体はとても切れ味の良い
キューだが、キュー切れを発揮
できる人がTADを選ぶ。
プロでもアマでも、転がし玉を
やる人はTADなどは選ばない。
二輪の2ストレーシングマシン
のような特性のキューだから
だ。
最近のビリヤード層の傾向は
オートマ系が好まれている。
 
キューについては、キュー切れ
を鋭く使いこなす人が切れ味の
鋭いキューを好んで使う。
TADについていえば、キュー切れ
を出せる人がTADを求めるのだ。
TADだからキューが切れるので
はなく、キューが切れる人が
TADを求めて使うのである。
 
キューにより性質の違いは大き
く別れる。
だが、選択肢は広い。
一つ確かな定理がある。
それは、「ハイテクシャフト=高
性能、ノーマルソリッド=時代
遅れの性能が劣るキュー」という
20年ほど前に創作された誤謬概念
に今でも捉われている人間がプロ
にも多い、という事だ。
 
玉入れだけが上手ければ真理を
理解しているとは限らない。
分かってない者は分かっていない。
たとえプロだろうとも。
そうした固定概念で道具を語るの
は不完全どころか、的外れの的外
し、穴前カタカタよりもド外れて
いるのだ。ドソッポに突くように。
 
キューの優劣は一概には語れない。
尤も「キューに見越しがある」
「見越しが無いキュー」とか言っ
ている時点で、物事が根本から
分かっていないのだが。
キューには見越しもパワーも無い。
存在しない。
見越すのは人間だ。
また、棒には出力など存在しない。
パワーなどは存在しないのだ。
反発力というフォースは存する。
 
キュー切れは、使い手の技量が
どうであるかが中心にある。
抜刀術や斬刀術と同じく、使い手
が遣い手であるかどうかが決め手
になる。
そして、優秀な得物を手にした時、
使い手は更なる遣い手へと昇華す
る。
 

ポケット・ビリヤード・テーブルの穴幅

2023年02月02日 | open


国際大会のテーブルの穴幅。
玉が2個カップに入らない。
渋い台だが、世界トップクラスは
最低でもこれくらいのポケットに
しないと、簡単に入りすぎてしま
う。

世の中に非常に多い穴幅。
これでもやや絞っている。
ノーマル台などは玉2個が奥まで
ズッポリと入る程にガバガバだ。


よくわからないのが、そこそこ
玉が撞ける人でもガバガバ台が
好きだという人たち。アマの人
にかなり多い。いや、ホント。
何考えてるのかと思うが、現実
にとても多い。
シュートの正確さでシュートを
自分が決める事よりも、本来外
した玉でも台なりに台に助けら
て入ってしまうほうを善しと
る。
ある店で、SAの店主が華台を
渋く絞ったら、常連のA級?た
ちからクレームが相次ぎ、何と
やむなく穴を広げたという例が
あった。
意味不明だ。
それに似た例を数件知っている。

穴ガバガバを好む人間、なぜか
とても多い。
本当に本気でどう考えても私に
は理解できない。
バスケのゴールリングを広げて
シュートが入れば嬉しい、とい
うようなものだ。サッカーやア
イスホッケーのゴール幅を広げ
てよ、もっと簡単に入るように、
ねえ頼むよ、みたいな。
日本刀の斬刀術の世界でも、そ
の手が非常に多いらしい。
畳表を柔らかくする為にソーダ
漬けにしたり、1週間以上水に
漬け込んだりした物を切って、
切れた切れたと自慢したりする
ような連中。
邪である。精神が。
私のグループでは早朝漬けて昼
食前に切り稽古をしていた。
昼食を取ってまた午後から切り
稽古。一日で200本程を切る。
私は刀を曲げた事はこれまで
一度たりとも無い。
刀を曲げる刀法など、師匠から
習ってはいないからだ。

いっそ、もうビリヤードの台の
国際的標準規格を変更して、バ
スケやサッカーのように厳密な
幅にしたほうがいいと思える。
玉は奥まで2個入らない幅のみと。
今は標準ノーマル台の穴幅が広
すぎるのだ。

私が普段撞いている台。
国際トーナメント台のセッティン
グに近い。


これは超ラッキーだ。
店が勝手に最初からセッティング
したものだからだ。
同じチェーン店の他の店舗では、
どれもガバガバ台のドンガバチョ
だった。
この台で撞けるのはラッキー。
多分、玉を撞けない人はシュート
そのものがかなり困難な台だと
思う。
玉撞き屋にとってはこれが常識、
これでもまだゆるゆるなのだが。
狭き門より入らないとモノになら
ないと私は思うのだが、如何に。

時代の潮流

2023年02月02日 | open
 


今の時代、ビリヤードキューの
色遣いに一つの潮流がある。
それは、フォアアームの本体が
黒色のキューを使う選手が非常
に多い事だ。
国際大会で活躍する選手を観てい
たらフォアが黒いキューだらけだ。
















白いメープル素材のフォアアーム
を持つキューを使う選手が激減
している。
まして、2022年ジャパンオープ
ン覇者の佐藤麻子プロのように
TADを使っている選手などは、
世界の舞台では今は見なくなっ
た。


佐藤麻子プロ。カッコいい。


剣と太鼓デザインのTADを使う
内垣プロ。


トラディショナルなスタイルで
とてもスマートだ。
流行などには流されない気概。
普遍性を不朽性として貫徹させ
ている。
2022年ジャパンオープンの準優
勝者だ。
内垣プロが優勝すれば、国のオー
プン選手権という頂点のビッグ
タイトルで、男女共にTAD使用
がダブル優勝という事になって
た。
これは、国際的にもこれまでどの
国にも存在していない。
地球規模での歴史的快挙が目前だ
ったが、惜しかった。
各国どの国でも、オープン戦で
TAD使用選
手が男女で優勝という
光景は、
もう私が生きているうち
には見られないかも
知れない。
 
黒いの、流行りなのかな。
みんな金太郎飴になってるど。
おら、なんでかわがんね。


嵐を呼ぶぜ 〜ドラムスティック〜

2023年02月02日 | open



ドラムのスティックの材質は主と
して、ヒッコリー、オーク、メイ
プルなのだそうだ。
キュースティックやボウリングの
ピンやレーンはメイプルが主軸だ。
ドラムの場合、メイプルのスティ
ックは独特の音を出すので、JAZZ
ドラマーたちに好まれている。

中学1年の時、ドラムも持ってない
のにスティックを買った事がある。
太鼓叩くのなどは小学校の時の鼓
笛隊以来やってない。
軽く濡らした雑巾を敷いて同じ所
を叩けるように練習した。
同級生にプロみたいに上手い奴が
いた。家にもドラムセットがあっ
た。
ドラムセットが家にある奴は何人
かいた。
どいつも小学校低学年からやって
いて上手くてカッチョよかった。

こちら、勉強になります。


【UVレジン】夜の街並みを表現しました。

2023年02月02日 | open

【UVレジン】夜の街並みを表現しました。【resin】I expressed the cityscape at night.



こういうのでビリヤードキューの
ジョイントプロテクターがあると
楽しいのになぁ。
宇宙とか波打ち際とかさぁ。


トライしてみっかな。

これもいいね~。
【UVレジン】夕方の日常的風景を表現しました。



キューの音

2023年02月02日 | open


7年前のジェイソン・ショウ(ス
ットランド)対エフレン・レ
ス(フィリピン)の対戦。
ショウのキューがとても良い音
奏でている。
よく締まった木の音だ。
まさに木琴のような音色を響か
せている。


ショウのキューはPERIキューと
いうらしい。
1933年からあるビリヤード用品
メーカーだが、現在は中国を生産
拠点としており、キューも中国製
のようだ。
中国製品、かなり品質が向上して
いる。
キューテックもかつては日本の
アダーチが製造を手掛けていた
が、アダーチが廃業し、現在は
中国製のようだ。
世の中、殆どの製造物が中国製
になりつつある。

かつては韓国台湾製が安かろう
悪かろうの代表だった。
日本もそうした時期があった。
だが日本は世界一の品質を持つ
工業製品を作り出すようになっ
た。それが1980年代だ。
経済大国としてもアメリカに
次ぐ世界第二位だった。
家電、自動車、IT関連、世界中
を日本製品が席巻した。
そのあたりは映画バック・トゥ・
ザ・フューチャーでも描かれて
いた。日本製が一番だ、と。

韓国、台湾も遅れながら品質が
飛躍的に向上した。
その頃、中国は近代化以前で、
まだ国民は人民服を全員が着て
自転車に乗っていた。
だが、開放経済路線となり、香
港が返還されたあたりから中国
の大躍進が始まった。

そして現在。
中国製品は品質も加速度的に向
上した。
現代、世界で一番伸び率が高い
のが大陸中国であり、世界中の
多くの工業製品のOEM化を得て、
独自の技術力も備えつつある。
今後の未来も中国の事実上の独
占が続くかも知れない。
自動車産業もエレクトリカルに
完全転換するあたりで、中国が
世界トップに立つのではなかろ
うか。



ノーラップのキュー

2023年02月02日 | open









エフレンが2016年あたりから
使っているノーラップのキュー
が、やはりやたらカッコいい。
よくキューを替える人だが、こ
のキューは気に入っているよう
で、結構長く使っている。
最近のフィリピン国内での町撞
きでもこのキューを使っている
ようだ。