渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

小泉今日子 『半分少女』

2013年06月18日 | open

小泉今日子 半分少女


ショートにした聖子ちゃんも
可愛かったが、小泉さんの
この時の髪型が一番好きだな。

まあ、なんというかショート
カット・フェチではあるのだ
が、短ければなんでもよいと

いうことではない。
ただ、長い髪はいまだに好き
じゃないなぁ・・・。

バブルの頃、一時流行ってた
バッチいロングのレロレロ髪
なんて俺個人は気持ち
悪くて
仕方なかった。なんかバッチィ
女ばかりだったし。バブルは。
ジュリアナあたりの女なんて
ビッチすぎてトホホだった。
その何年か前に、サーキット
でピットからボード出したり
しているショート・カットの
女の子が清潔感があってよか
ったよ。まだレース・クイーン
なんてのもいなかった時代。

ネモケンの奥さん。1970年代
世界グランプリにて。
日本チャンピオンだった根本

健一氏は世界グランプリにプ
ライベート出場で挑戦した。
片山敬済氏たちも同時期に
コンチネンタルサーカスを
共に過ごした。

それにつけても、いろんな意味
で80年代~90年代初期までの
約12年間くらいが日本の世の中
面白かった。バブルで世の中は
ガラリと変わったけどね。
変わった時そのものではなくて、
変わる前の時代から変わる瞬間、
変わった後の残滓のような灰色
の時代の到来という一連の流れ
が紆余曲折で面白かった。
手編みマフラーやセーターなど
の手作り物が消滅したのもバブ
ルによってだった。
一番のド勘違い女と男が増えた
その中身は、それまでは「貧乏」
は世間一般でも歓迎されなかっ
たが、バブルによって「貧乏人」
が歓迎されざるべき存在と大き
勘違いしたズンドコバカピーが
大量発生したことだった。
貧乏の構造をそれまでは憎む心
根が世の中にはあったが、バブ
ルは視点がずれて構造ではなく
当事者を蛇蝎のように嫌って切
り捨てる勘違い人間が大量に湧
いた。それは銀行の乱脈
融資等
によって勘違い君たち大集合!
という状態になっていた。
そりゃ、600万円で買えた原宿
ワンルームマンションがあれよ
あれよという間に6000万円の値
がついて売れたら勘違いもする
だろうが、浮かれるのはよいが、
ずいぶんと見た目のみならず心
根もさもしくバッチいのが沢山
出現した。
しかし、あの浮かれたクリスマ
ス・パーティーなどはなんだっ
たのだろう。イヴには赤プリに
泊まるのがステイタスみたいな。
ヤング・エグゼクティブという
作られた虚構に踊らされてたよ
なぁ。


ブルーバックではなく、ビルの
上で実写というところが時代だね。

小泉かわい♪ これは80年代初期。


だけど、80年代中期に原宿交差
点で2スト・チューンド・エン
ジンのプラグをかぶらせないよ
うに
スロースタートした俺に後
ろから「トロトロしてんじゃね
ーよ!早く行けよ!」と
怒鳴っ
てたのは、ワインレッドのスク
ーターに乗ったキョンキョン本
人だった。

顔がちっちゃくて、しわくちゃ
の猿みたいだったよ(笑)