渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

遊び場所

2023年02月13日 | open



中学高校の時の遊び場所は決まっ
てた。
中学の時は上野・御徒町、御茶ノ水、
駿河台下、新宿歌舞伎町、有楽町、
原宿、横浜。
高校の時は上野、御徒町、駿河台、
神田神保町一帯、巣鴨、水道橋、
新宿歌舞伎町、原宿、代々木公園、
渋谷、赤阪、池袋、板橋、練馬、
麻布、横浜だった。
あと、新宿から保谷を抜けて八王子
まで行ってから晴海ふ頭まで(笑)。
銀座、新橋デビューは20代になり
社会人になってからだ。
高校時代一番多かったのが池袋、
新宿、原宿、上野界隈だった。

原宿表参道の坂上の角っちょの
この石灯篭の歩道横は高校の頃は
こんな広場みたいにはなっておら
ず、この参道坂上のちょい下辺り
と同じく歩道に面して店がびっし
りだった。
灯篭の向かいに喫茶店があり、
そこはちょいちょい行った。
外装がウッディな作りの当時で
さえレトロな喫茶店。
まだ下の交差点のほうにロペとか
もあった時代。


原宿ももう数年行ってない。
ちょい前までは年間150日は仕事
でも都内在だったが、生活パター
ンが変わったとこに来てコロナが
蔓延で、生まれ故郷にサクッと
戻る足が遠の
いてる。
そんなのは人生で初めてだ。

渋谷も渋谷現地からの生の声だと、
ここ数年で変わりまくって
るよう
だ。
東急百貨店が閉店と
いうのはおっ
たまげたけどね。


渋谷・原宿ではよくいたのはこの
赤線エリアあた
り。渋谷はピンドラ
側は宮益坂の国本さん
とこによく
行った。いや、それは実に行った。
西側はスペ
イン坂界隈。





ハギ

2023年02月13日 | open
 


ハギ仕様には3種類ある。
1.本ハギのフルスプライスという
 物で、ハギがバット下部まで
 伸びた一体物。
2.本ハギのセミスプライスという
 フルをカットしてフォアアーム
 部分のみの物。
3.インレイハギ。例え剣先が尖っ
 ていようと丸まっていようと、
 溝を掘った場所に別パーツを
 象嵌した物。TADやリチャード・
 ブラックは剣先が尖った精巧な
 インレイハギ。ショーンやJoss
 やMezzは先丸インレイである。


これは本ハギセミスプライス。
 
ハギでの2種材の接合は、元来
は曲がり防止の目的で発案され
た。20世紀初頭に。
それが、本ハギフルスプライス
しかなかった1960年代初頭に
フォアアーム+ハンドル+リア
スリーブ+エンドキャップ+バン
パーゴム仕様が考案された。
1961年頃までは、ブランズウィ
ックのコンバージョンモデルで
も、本ハギバットに段削りをし
て糸を巻き、バットスリーブも
本ハギ部のままで、そのエンド
を削ってエンドキャップを嵌め
込み接着し、ウエイトボルトを
入れて締め込みでキャップを固
定して重量を増した物が一般的
構造だった。ランボーなどは
それ。映画『ハスラー』で使わ
れたコンバージョンカスタム等
はそれだった。ゴムが無いから
相手を称賛する時にキュー尻で
木の床を軽く叩くと、ゴンゴン
ゴンという音が響いた。
このキュー尻床叩きは、私がビ
ヤードを始めた1986年には
だ日本でも残っていて、私が
難球を決めると、周囲や相手は
キュー尻で全員が床をドンドン
とやっていた。特に目黒区内。
既にゴムがある時代なのでゴン
ゴン音ではなく、ドンドン音。
Pタイル床の店ではやらない。
キューが痛むから。
 
バラブシュカが三分割構造を
一般化し、各部材を下請けに
発注して、それを組み合わせて
組み立てて仕上げ加工する方式
を実用化した。
シャフトなどは新削りではなく、
実用的に慣らしを十分に終えた
ハウスキューを使っていたので、
性能は抜群だった。
新物よりも使い込まれて育った
シャフトのほうが比較にならな
い程に性能が高いからだ。
バラブシュカのあとからの個人
ビルダーやマスプロメーカーは
バラブシュカの手法を模倣した。
三分割バットだ。
そして、それは現在までもプール
キューの一般的な作り方となって
いる。
 
しかし、ここで珍現象が起きた。
旧来の本ハギのフルスプライス
の形状のキューが、安物のハウス
キューとして残存した事だ。
今でも新品で5000円程度で買える。
違うのは、アメリカや日本ではそ
の手のキューが造られるのは終了
し、台湾でさえ製造が終わり、今
は全てが中国で作られる事だ。
多分だが・・・アメリカ製や日本
製とは材料の扱いが違う。
かつてのアメリカのハウスキュー
や日本のアダムやMezzの最良材
を使ったハウスラインのキュー
とは大違いで、材の寝かしも
適切な乾燥も経てないだろう。
そして、ガーッと一気に丸太か
らシャフトの太さまで削ってい
る筈だ。曲がり止めの薬品漬け
にして。
それが証拠には、削ってみると
ネルソ独特の真っ白なシャリシ
ャリ薬品の削りカスが発生し、
曲がり防止をしているのに時間
が経てばすぐに曲がる。
ほんとの中華製ハウスキューな
どは、2ヶ月位でヘビののたうち
のように曲がる。
どうやったらこんなにスルメの
ゲソのように曲がりまくるのか
と思える程に曲がる。
 
古いアメリカのハウスキューの
製品ラインと日本の取り分けア
ダムのハウスキューライン(現在
廃番)は間違いない。
間違いないどころか、そこらの
カスタム呼称キューより良い性能
を見せたりする。
これは事実だ。
 
長年いろいろ撞いたり実見して
キューに接していると、見える
ものが見えて来る。
いやがおうにも。
理由は、それは「現実を見る」
事が繰り返し続けられるからだ。
自己中心的な希望観測的脳内妄
想などでは否定のしようが無い
現実が目の前に横たわる。
中華製、フィリピン製は曲がる。
そして、使えなくなる。
1950年代、60年代の米国製は
今でも曲がりも無く現役で使え
る。
 
良材良質キューを求めるのが困難
であるなら、化学素材のシャフト
やバットのキューに逃げ道を求め
るのもアリだろう。
だが、あくまでそれは逃げであり、
代替品の模索でしかない。
この根本的立脚基盤は、払拭はで
ない。
原初の発生原因は歴史的にもう
別理由を付与できないからだ。
Aを理由に開始された物は、時代
が過ぎようともAなのだ。いくら
欺罔的販売文句で糊塗しようとも、
Bにはならない。
 

スニーキー・ピート

2023年02月13日 | open
 


この一番右のタイプのキューは
スニーキー・ピートと呼ばれる。
本ハギバットで、ジョイントに
カラーを持たないただのジョイ
ントピンのみで木部を繋いだ
キュー。
私の場合は人を騙してハッスル
をかます事はしないので、私が
使うキューは厳密にはスニーキー・
ピートではない。
スニーキー・ピート(小狡いピー
ト)とは、ハウスキューのような
安物に見えるキューを使って、
自分より弱い者に対してさらに
弱い振りをして近づき、巧みに
相手から巻き上げる詐欺師=
ハスラーの事を指す。
 
この右のキューは単なるハウス
キューだが、いつの間にか、こ
うした本ハギのノーラップキュー
をスニーキー・ピートと呼ぶよ
うになった。
実体は本ハギのハウスキューで
ある。
私の場合は、ウエイト調整とエ
ンドカラー増しのカスタムをし
てある。
 
このハウスキュー(のための製品
ラインのキュー)が頗る調子が
良い。
音もコキーンという木琴音を響
かせる。
押し引きヒネリ、申し分ない。
唯一の難点はバットが太い事。
手玉の繊細な微細調整撞きさば
きがしにくい。
ただ、持ち手のハンドリングを
変更する事で対処できる。
 
調子が良いので圧倒的ぶっちぎ
りの働きを見せた。
トビずれは大きい。
だが、トビずれが少ない程良い
キューかと思い込むのは大きな
誤認であり、完全なる誤謬だ。
要はこなしが自分の能力とどれ
程マッチしているか、だ。
このハウスキュー個体は非常に
良い。
私の撞きかたにも合うし、一般
論としてもかなり「良いキュー」
に相当する。
 
探せば、こうした良物は2-3千円
手に入る。
タップは自分で着け替える事。

あすからまた大寒波

2023年02月13日 | open
 







みょうにちからまた寒波到来だ
そうです。
ご注意ください。

オリジナルロゴの不思議 ~TAD’S カスタムキュー~

2023年02月13日 | open



このTADキューのオリジナルの
意匠ロゴマークなのだが、謎が
ある。
それは、このTAD君はサウスポー
なのだ。
TADコハラ氏は左利きではない。
TADロゴデザインはなぜ左利き
のキャラクターがオリジナルの
ロゴマークとなったのだろう。
謎。


サンマーメン

2023年02月13日 | open
 
 
「サンマーメン」と言いながら
投げる野球投手が漫画に登場し
た。
これは、ゴルフの向太陽の名セリ
フである「チャーシューメン」
のオマージュを含むマニアッ
クな
描写だが、ハマ育ちとして
は嬉しいものがある。
日本のごく一部でしか分から
ない単語だろうが。
どんどんやっちくり。
 
サンマーメンが最高。
サンマーメンと崎陽軒のシウマイ
が横浜のガキどもの極上のご馳走
だった。
私もサンマーメンがラーメン類の
中でこの世で一番美味しいと思っ
ている。

ハマ颯

2023年02月13日 | open




海も陸(おか)も、ハマにはハマ颯
がよく似合う。
まさに颯爽とした風。
嘘もんはいわずもがな似合わない。
どんなに装っても。
ハマ育ち。
それは、横浜と共に人生がある事。
取り分け青少年期にハマの空気を
吸った事無い者はハマっ子ではな
いので、ハマの颯にはなれないし、
ハマの颯の意味も空気感も永遠に
理解できない。
それは、世田谷区民が江戸前面や
東京人ぶる不自然な無理さと同種
だ。
ハマにはハマに似合いの颯がある。
それは、ごく自然に横浜に溶け合
う。
地獄の季節の中でランボオが描い
た海とつがって溶け合う太陽を
見つけたのと同じく、それは永遠
である。


かまくら

2023年02月13日 | open
 


昭和40年代ごく初期。
東京で記録的な大雪となった。
外に出て、ナンチャッテのかま
くらを子どもたちで造った。
その後、本物のかまくらに某所で
入った事がある。
広いのに驚いた。少し広めのキャ
ンピングテント位ある。天井も
ても高い。
コタツ入れて鍋囲めますよ、
程の適度な広さが妙に落ち着
く。
そして、何よりも中が暖かいのに
子ども心に驚いた。
私たちが造ったのは、本物に比べ
るとアナグマの巣みたいなものだ
った。


雪溶けないのだろうかとか思っ
たが、雪というよりガチガチの
硬い氷のようになっていて、
簡単には溶け崩れそうにはない。
007シリーズのダイ・アナザー・
デイに出てきた氷の宮殿程建物
は大きくはないが、かまくら
日本の氷雪建築物として、
言い
知れぬ風情を持っている。
雪と氷てできているのに暖かい。

007の氷の宮殿。


人なのか?という人のカタチをした生き物

2023年02月13日 | open
 





人が傷ついたり病んだりした時、
心痛める人もいれば、心無い
を直にメール等で送りつけて
来たり、ネット上で人の病気を
嘲笑して拡散したり、それ以上
の卑劣な行為をして喜んでいる
連中も世の中にはいる。
現実世界はそんなもんだ。
 
ただ、一ついえる事は、そうし
た心無い悪意に満ちた言動を為
す者たちは、ろくな死に方をし
ない。
これ、確定的。
人の不幸を蜜の味と思う奴らは
大昔からいる。
造られた人間の中のイレギュラー
不良分子だろう。
身体疾患や障がいを持つ者が
イレギュラーなのではない。
人の不幸に嬉々とする者たちこそ
が人類史の中では不必要な欠陥
だ。
それらに未来は無い。
ただただ、救われない。
 
えー?とか思うような、悪意しか
無い、換言すれば悪そのものであ
という、そういう生物って
いる
だよなぁ。
人類を蝕み人々に害悪をもた
らす駆除対象の害虫や病原菌
がそうで
あるように。バイ菌
みたいなのが。
 


 

オールド&ニュー

2023年02月13日 | open
 

ブラトン、エルク、ニシキ。
オールド・アンド・ニューだ。
 
ニューカマーは期待されてそれに
応えて株を上げるか、もしくは
思うように調子が出ずに期待に
そぐわないと直滑降評価となる。
厳しいもんだ。
たまプロ愛用のニシキは試しに
買ってみた。
「音は高すぎず低すぎず」と
おくたまプロは評しているが、
私個人としては高低よりも音質
が重要で、キューに.45ACPの
空カートがアスファルトに落ち
た時の透き通るように響く金属
音は求めていない。
ただ、濁りの無い限りなく澄ん
だ木琴音は必要不可欠のキュー
サウンドとして求めている。
オールドショーンやTADのような
音の調べを。
 
タップはキューのキャラクターを
決定づける一つの重要な要素にな
る。
豚革積層では、多くの製品を試し
て来たが、澄んだ良音はこれ
まで
試した中では2社の製品
しか私の
基準での良音が鳴ら
ない。他は何
というメーカー
の製品が、ほぼ
着剤の音だ。
濁り
のあるペシペ
シ音が音域
に混ざる。かすかでも混じれ
ばそれは雑音になる。
もしかすると、音など気にしない、
選別もなにもしない人たち、単に
玉離れや食いつきや反発のみを重
要視する人たちが圧倒的大多数で、
その人たちが集団層として豚革の
積層タップを市場として支えてる
のかも知れない。
だが、私は「これだ」と思った積
層タップは1社のみだった。音も
性能も。もう1社は音も能力も良
いが、思うところあって買わない。
 
タップによって撞球能力や態様は
著しく異なる。レーサーのタイヤ
のようなものだからだ。
だが、撞き手との相性もあるので、
相対化してタップを評するのは、
かなり困難な事でもある。
決定打としての答えは「好きな物
を着ければよい」となるし、それ
が正解だろう。
私は現在のところ、ル・プロフェ
ッショナルがかつてのオールド・
チャンピオンに非常に似ていて、
それを愛用している。
大昔のハウスキュー用タップだ。
今では貴重過ぎて手に入らない牛
革一枚物の。一枚革なのにタップ
形状にプレスして7ミリ以上ある。
皮だよ。どんだけ厚い皮なのかと
思うが、ホルスタインやF1や阿蘇
の赤牛でも黒毛和牛でもない。
乳牛や食肉養殖牛ではない。
野生の水牛である。あえて水牛と
は呼ばず(呼んでる製品もあった)
に牛革と呼んでいるが。
牧場でお馴染みのモーモーさんで
はない。
それはもう、数は減る・・・と
思いきや、ある調査では数は減っ
ていない。
タンナー組織が再編統合され
て、
専門タンナー自体が減ったの
だ。
今は世界唯一のマスプロタップの
牛革製品であるル・プロフェッシ
ョナルは、入手困難となった。
しかし、廃番とする代理店と廃番
ではなく、製造出荷停滞中とする
代理店で意見が真っ二つに割れて
いる。真相は不明。
14ミリ径の物はもうほぼ市場には
無い。
極めて優秀なル・プロはブルーと
ともに消滅して行くタップなのだ
ろう。
優れていたファイバーのブルーは
ほぼ地球から新品製品は消滅した。
エフレンや多くのスヌーカー(実に
ブルー使用者が多い)の選手たちは
どうするのだろうと思う。
ある日、ゴムタイヤはもう無くな
ました、みたいな事になったか
だ。
 
コンポジットレザーのファイバー
ブルーやル・プロのような牛革
一枚物はこの先は完全消滅する。
ガソリンエンジンのように。
そこで豚革の積層タップなのだが、
残念ながら、真実を語ると、牛革
(水牛)一枚物を全ての点で超える
豚革積層タップはこの世にまだ
存在していない。
いくら誇大広告宣伝をしても、
真実の質性は撞けば分かる。
牛革を超える質性の製品完成を
目指して頑張ってほしいが、ま
だ現実実態は超えてはいない。
神が造った天然物を超えるのは、
人類にはかなり難しい。
だが、人類は素材から鋼を誕生
させた。
必ずや、レザーも天然レザーを
超える物ができると信じたい。
今は、別動物の革を薄くすいて
重ねた物で代替させているが、
そのうち全て人工素材となるだ
ろう。人工樹脂やゴムのような
物に。
21世紀が20年ほど(20%程)過ぎ
た今は、人類史の中で天然レザー
使用の最終段階と新素材誕生の
黎明期が交差している時代とい
える。
22世紀にはキュー先もレーシング
ウエアも全て人工素材だろう。

2023年02月13日 | open







杉玉のある町を歩く。
人は少なかった。

木製リボルバー

2023年02月13日 | open


この人、かなりやる。
観ていて楽しい。



SF ショートムービー 「DUST」

2023年02月13日 | open



物語と展開は各話ともかなり暗い
が、このDUSTが作るシリーズの
1話完結の短編映像群はいろんな
意味で面白い。
救われない結末の物語もある。
手塚の火の鳥みたいな。
YouTubeで視聴可能。

明治四年

2023年02月13日 | open



明治四年といったら、廃刀令は
5年後だが、断髪脱刀令の太政官
布告が出た年だ。
実際のところは、廃刀令までは
帯刀士族も多かったのではなか
ろうか。
米国ではまだピースメーカーさえ
誕生していない。