渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

映画『エイリアン:コヴェナント』予告編

2017年09月11日 | 映画・ドラマ・コミック

映画『エイリアン:コヴェナント』予告D 2017/04/26 に公開
"映画『エイリアン:コヴェナント』公式アカウント。

巨匠リドリー・スコットが解き明かす“エイリアン誕生”の想像を絶する真実!
【2017年9月15日(金)全国ロードショー】

これは観に行くかな。

アンドロイドはこうして作られる!『エイリアン:コヴェナント』特別映像
2017/08/01 に公開
巨匠リドリー・スコット監督がメガホンを取った『エイリアン』シリーズの
原点となるSFホラー。
植民地を求めて宇宙船コヴェナント号で旅立ったクルーたちが、ある
惑星で遭遇した出来事を描写する。
アンドロイドを『スティーブ・ジョブズ』などのマイケル・ファスベンダーが
演じ、ヒロインを『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』などの
キャサリン・ウォーターストンが熱演。スコット監督が構築した世界観
と衝撃の展開に絶句する。
配給:20世紀フォックス映画(C) 2017 Twentieth Century Fox
Film Corporation. All Rights Reserved

公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/alien/
作品情報:https://www.cinematoday.jp/movie/T002...


映画『メカニック ワールドミッション』

2017年09月06日 | 映画・ドラマ・コミック


『メカニック ワールドミッション』(2016米・仏)

メカニック:ワールドミッション』(原題: Mechanic: Resurrection
は、2016年にアメリカ合衆国とフランスが共同製作したアクション
スリラー映画。監督をデニス・ガンゼルが、脚本をフィリップ・シェ
ルビーとトニー・モジャーが務めた。出演はジェイソン・ステイサム、
ジェシカ・アルバ、トミー・リー・ジョーンズ、ミシェール・ヨー。
2011年の映画『メカニック』の続編。(wikipediaより)

ジェシカ・アルバが大好きなので観ることにした。
最近の映画というのは、何ですね。CGがほぼ全域で多用されているけど、
アクションシーンは昔の007シリーズのような面白さがありますね。
この作品も、ジェイソンボーンシリーズやミッションインポッシブル
シリーズと並ぶ現代CGアクション映画に属するものだろうと思う。
単純にアクションシーンは面白い。
ただ・・・どうしても背景がブルーバックのスタジオで撮影したでしょ?
というのがアリアリと見えてしまうのが残念だ。
冒頭の崖の上のレストランでの乱闘シーンも、あれはスタジオだと思わ
れる。
さらに、カット割りが非常に短時間で細かく、これはよくある演出の
誤魔化しに役立つ撮影技法で、長尺でのワンカットによる役者に演技を
させてそれを撮るのではない最新映像の陳腐な技法だ。
よくB級C級映画や自主製作映画などの作に多いのだが、日本でもドラマ
などでは最近の撮影法はこれが主流となっている。
そして、日本のドラマなどの場合は「これ、原作が漫画でしょ?」という
のがすぐに判るようなカット割りになっており、拙劣な撮りが目立つ。

逆に漫画のほうはどうかというと、1970年に連載された望月三起也の
『夜明けのマッキー』などは、漫画も劇画もジャンルを超えて、あたかも
カット割りや動きの描写がまるで映画の映像そのもののような構成を
取っていた。
これは実は1970年当時、そのようなカット割りをする漫画家の漫画作品
は他には存在せず、いわゆる荒唐無稽な「マンガチック」な作品ばかり
だった中にあって、望月作品は異彩を放っていたのだった。それゆえ、
望月作品の50年近く前の作品を今読んでも、まったく「古さ」を感じない
のである。まるで映画を観ているような場面描写に引き込まれるのだが、
これはある種の驚異である。
すべては緻密に計算された作者のカット割り
によるものだ。

日本の漫画の空想活劇的場面におけるリアル描写は、明らかに1960年代
の望月三起也が開拓したといって間違いはない。

この『メカニック ワールドミッション』(2016)は『メカニック』
(2011)の続編であるが、主人公アーサー・ビショップ役のジェイソン・
ステイサムがなかなか良い。
私個人は、ジェイソンは『エクスペンダブルズ』(2010)でのリー・
クリスマス役が非常に良かった。一人のみヨーロピアンバイクのドカティ
に乗り、孤高の戦士らしさを演出していたが、傷心に落ち込むシーンも
あり、単なる暴れ者の傭兵ではない繊細で知的で頑強な元英国SAS隊員と
いうキャラをよく演じ切っていた。
ただ、同エクスペンダブルズの作品シリーズは完璧にシルベスタ・スタロー
ンの個人的趣味で製作しているお遊び作品群であるので、本当に中身のない、
何も人々に訴えかけない、何も心に残らない、「単なるお祭り花火映画」で
ある。そこでいくら冴えた演技をしようとも、アカデミー賞を作品が
受賞することも、出演俳優が賞を受賞することもまずないだろう。

『メカニック ワールドミッション』は、アクション映画として楽しむには
大いに楽しめる映画である。
つまり、『エクスペンダブルズ』的なノリで観る映画、暇つぶしにポップ
コーンを口に放り投げてコーラを飲みながら観る映画、ということがいえる。
愛と背徳と芸術のフランスが噛んだ映画なのに、これは一体ケスクッセ?(笑)。
だが、単に面白ければそれでよい、というのであれば、お薦めの映画といえる。
但し、肝心の複数の殺しを行使することの動機が非常に不自然で必然性が
希薄であるし、プロットも作り込みも幼稚すぎてくだらない。映画「作品」として
観ようとしたら、実につまらない映像である。
主人公のベレッタ92Fから35発も弾が出てからようやく弾切れになって銃を
捨てたりとか、もうね、マンガ。

ジェシカ・アルバはとても可愛いが、彼女の演技力や持ち味がまったく活かされて
いないという点では、とてつもなく駄作。


映画『遠すぎた橋』

2017年09月05日 | 映画・ドラマ・コミック



『遠すぎた橋』(1977/英米)

アメリカ人は正直だ。
負けた戦争、失敗した作戦を扱った映画作品は好きではない。
アメリカ人が限りなく好きな映画は、ランボーであり、セガール
のように絶対に負けない作品である。階段から乳母車が落ちる
ような映画は好きではない。必ず正義のヒーローの騎兵隊がやって
来て「敵」を殺しまくる映画が好きなのだ。インディアンや異国
の人間は「悪」なのである。それがアメリカンの思念だ。

さて、この映画は、興業映画としては決して成功を収めたとは
いえない長時間超大作だ。
私の中では、戦争映画としてはトップクラスに位置する名作で
あるのだが、なかなか世間の評価はそうとはならない。
しかし、克明に失敗を描いた映画として、つまり作品として面白い
のだから仕方ない。
一度ご覧になってみてほしいと思う。長いが決して冗長ではない。
戦闘シーンも飛行シーンも、CGのない時代によく工夫しているが、
実に見事な撮影技法を駆使している。
見応えあり!たっぷりすぎるほどに。

英語原音も良いが、日本語吹き替えの声優さんたちの演技力が
高いので、日本語吹き替えでの鑑賞もお薦めしたい。