『6日間』(2017/英)
1980年に実際に起きた英国のイラン
大使館占拠事件を描いたノンフィク
ション映画。
英軍スペシャルエアサービス=SAS
の突入前にGULLAN部隊長が登場する。
なぜP-68英軍分裂迷彩=DPMではなく、
P-58デニソンスモック後期型?
しかも、まっさらのデニソン(笑)。
訓練をしていない特殊空挺部隊のよう
だ。まるで映画衣装のように(笑)。
1980年時点では、英軍SASは突入部隊
は黒い戦闘服だが、柄物迷彩服はすべて
既にDPMである。
そして医療会館の建物の水道の栓も今の
ホテルのようなバータイプの栓だ。
1980年時点のロンドンの古い建物に
それが存在したのだろうか。
この作品、道行く車は、取って付けた
ように1960年代や70年代初期の車を
走らせている。
時代考証と演出の詰めが甘い2017年の
作品なのかも。
あるいは表現上の何らかの意味がある
のかも知れない。
なお、世界最高練度の特殊部隊は
SAS=陸軍特殊空挺部隊ではない。
王室海兵隊のSBS=スペシャル・ボート・
スコードロン(のちにサービス)で
ある。SAS隊員も根を上げるほどの
訓練を経て選ばれた者だけがSBSと
なれる。
ちなみに、日本の海上自衛隊は英軍
SBSを軍事顧問として訓練を受けた。
海自特殊部隊の名称をSBU=スペシャル・
ボート・ユニットとしているのも英軍
海兵隊SBSの影響だろう。
SBSのベレーは海兵隊のラバットグリーン
だ。濃い青緑色。森林緑の黒が強いライ
フルグリーンではない。ドイツ軍のよう
な真緑でもない。緑にやや青がかる色。
かぶり方の方法は「海兵隊方式」で
かぶる。レッドやサンドの空挺方式
ではかぶらない。より伝統を墨守した
英国式の基本のかぶり方をする。
SBSは王室海兵隊の中でもさらに厳しい
選抜試験に合格した者しか隊員になれ
ない。隊員は対テロの対象となることを
防ぐために顔はすべて秘匿される。
個人戦闘レベル・知能レベルでみるなら
ば、世界最強の兵士は英軍SBSだろう。
そして、チームで行動するので、英雄
思考のある者は絶対に最初から選考
から外される。あくまで隠密裏に行動
する忍者のような兵士たちだ。
SBS
なぜ英軍制式のL85を使わないか。
それは10数発で1回ジャミングする
駄目銃は特殊部隊は使わないから。
整備された米軍M4小銃は、極めて
完成度が高く回転不良を起こさない。
ベトナム戦の時のM16のジャミング
は、あれは弾薬の発射薬を.308用の
物を在庫処分で詰め込んだため張り
付きが発生したことと、メンテフリー
だと米軍徴兵兵士が思い込んで手入れ
を全くしなかったことによる。
その後のM16系の完成度の高さは
各国軍隊の小銃のほとんどが、直噴
ではないにせよ、M4系のデバイスを
用いていることにも見て取れる。
英軍特殊部隊は武器選択の裁量権を
与えられているので、作動不良だらけ
の英軍制式小銃などは使わずに米国
M4を使用する。軽機関銃はドイツの
MP5を使う。
日本の自衛隊と警察特殊部隊はかなり
英軍SAS、SBSからの指導を受け、銃器
選択においても彼らを参考にしている。
ただし、陸上自衛隊特殊部隊用にM4
を数まとめて輸入した陸自幹部は左遷
されてしまった。のちにクビ。
「ベンチがアホやから野球でけへん」
の例だ。バカバカしくて話にならない。
SBS
世界最強の英軍SBSは、全員がSASと
同じく空挺降下のスペシャリストで
もある。
SBS隊員にできない「戦闘」は存在
しない。陸に海に空にの海兵隊の中の
特殊部隊だからだ。
個人技の格闘武技にも通じているし、
外国語も堪能で学力も知力も高い。
全く以て脳筋野郎ではない。
知的で冷静で忍耐強く、そして戦闘力
が高い。真の精鋭部隊とは彼らの事だ。
ただ、この1980年イラン大使館強硬
突入制圧の成功により、SASが一躍
有名になり、SBSを知らない人たちが
世界最強部隊はSASと思い込むように
なったことだけは確かだ。




店員さんは全部中国人。


この日本語でいう五目そばが、麺もスープ

本物の酢豚。酢が強い。


ルーロー飯。

日本では焼き餃子が基本だ。

私はハマ式で返してから酢をかけてから分

この店はラー油もいい。


ドラマ『ルパン』(2021/仏)
このカフェにそっくりなビリヤード場
がかつて日本にあった。
窓の様子、外の景色までもそっくりだ。
今はもう無い。
『コラテラル』(2004)
作品開始冒頭、女性検事を乗せて
タクシードライバーのマックスが
走る街の景色がたまらない。
ダウンタウンとのことなので、シティ
の中心官庁街だ。
ダウンタウンを下町と訳すのは間違い。
オフィス街の中心部のことをダウン
タウンという。
東京ならば大手町もしくは霞が関。
夜、九段方面から皇居沿いに桜田門
方面に下って来ると、この風景に似た
景色が見える。
東京の官庁街によく似ている。
東京の街は、皇居周辺は70年代から
二輪車夜間通行禁止だ。
理由は明白。皇居に騒音を聴かせない
為と、警視庁のお膝元で暴走族を走ら
せない為だけの措置だ。
暴走族が消滅した今もその措置は解除
されていない。
製作費65億円という超低予算映画。
主演のトム・クルーズが悪役の殺し
屋ということで話題になった映画だ。
すべて、登場人物の演技だけで物語
を進めて行くサスペンスだ。
巻き添えを食ったタクシー運転手の
マックスは、事件解決後にどんな
人生を歩むのだろう。
予想。以前と同じタクシー運転手。
そして、そのまま人生を終える。
物語は不条理劇だが、そもそもトムが
このB級映画に出演したのが不条理
なのかもしれない。
だが、映画らしい映画だ。
1970年代テイスト。悪くはない。
批評家たちはぼろクソに言ってる
ようだが、私はそうは思わない。
映画らしい映画。それがこの映画だ。

仕事がハネたらウイスキー。

市内で一番かと思ってた安売り量販店で


酒屋さんの前で、最近珍しいガラガラを



100均で支障ないのだが、
問題は臭いなのよ。
ならいいかも知れないけど、
喫煙具の着火燃料として
もんじゃないジャンルって
あるね。
概念もバカらしいけどさ。
には100均燃料は、臭いが
かなりきついかも。
『ロストブレット -窮地のカーチェイス-』
(2020)
オープニングシーン。
やめろ!バカチン!と思う。
監督も演出も役者も製作陣も。
フロントガラスに厚い難燃保護膜を
被せないでこんなことしたら、フロ
ントガラスは溶接スパッタで穴だら
けになる。120%なる。
こんなことをする自動車整備士や
カスタム技術者はいない。
自動車とは、普通自動車だろうと
大型貨物だろうと。
これが「腕の良い自動車整備士」です
と。
ふざけるにもほどがある。
いい加減な作りの物、最近多いなぁ。