仮面の告白『雲の上の虹』

この世の誉・不正・不道徳・破廉恥・権力者を追及し、無害なことも記録しつつ、雲の上の虹をめざす枕流亭の日記(日乘)

週刊新潮は大津中2自殺事件で実名報道に!

2012年07月19日 | 日記

  今週の「週刊新潮」と「週刊文春」では、事件の切り口がちがうのだが、加害者の少年たちの実像については相当に大体共通している。

  ただ新潮は中学校名と謝罪会見した校長名(事件当時)を実名で報道した。

  ネット上の情報が正しいことを追認したかたちだ。

  つまり、中学校は大津市立皇子山中学校、事件当時の校長は藤本一夫だ。そして、現教育長は皇子山中学校で校長をしていた。この程度は学校のhpでわかる事実だ。秘密にする必要はない。沢村というかたも一癖ありそうな情報がネットにはあふれている。

 藤本氏もそうとうに低能な論理構築しかできない方にお見受けするが、沢村教育長は「おぬしもそうとうに〇よのう!」という感じの世間知らずで来た学校という塀の中でのみ生きてきた方のようだ。世間の常識から大きくかけ離れている。

  今回の教育委員会・校長の会見で大津市の教育界のレベルが全国的に知れてしまった。まさに「痴れもの」だ。

 越市長が、彼ら老害と闘うには大津市民の良識の後押しが必要だ。大津市民にプライドがあるならば、今は党派を超えてこの得体の知れない教育委員会の解体を支持すべきだ。越市長個人ではなく、市長のもつ権力を汚名返上に使うべく後押しすべきではなかろうか。

  ついでに藤本氏発行責任者の学校便りも公開されてしかるべきなのでここのせる。新潮が表に出したことで加害者の少年たちの実像は一層明確になった。

  刑事裁判が開かれることを切に希望する。

 

 

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大津市長「裏切られた…教育委員会制度は不要」読売新聞 7月19日(木)17時25分配信

 いじめを受けていた大津市立中2年の男子生徒が自殺した問題を巡り、同市の越直美市長が読売新聞のインタビューに応じた。

 「学校で何があったのか、なぜ不十分な調査になったのかを明らかにしたい」と述べ、市が設ける外部委員会での真相解明に意欲を見せた。

 この問題では、全校アンケート結果の大半を市教委が公表していなかったことが、今月4日に発覚。越市長は「非公表のものがあるとの報告を市教委から受けておらず、報道で知った」と弁明した。

 越市長は、自身も小学校と高校でいじめに遭ったことを明かしている。市教委から、まとめ資料ではなく、詳細なアンケート回答を取り寄せて読んだ。男子生徒が同級生から受けた被害がいくつも記されており、「いじめが自殺の原因だと確信した」という。

 一方、市教委は男子生徒の自殺後、「全校アンケートは不確かな情報が多く、いじめとの因果関係は断定できない」と主張していた。

 越市長は「市教委の説明を受け入れてきたけれど、前提となる事実の確認がいいかげんで信用できないとわかった。裏切られたように感じた」。アンケート結果の全面公表をしぶる市教委に対し、「事実はあなたたちが言ってきたことと違う。これは出すべきです」と押し切り、10日以降の公表につながったという。

 さらに、越市長はこれまでの市教委の対応のまずさを改めて認めた上で、その遠因に教育委員会制度の矛盾があると指摘。「市民に選ばれたわけではない教育委員が教育行政を担い、市長でさえ教職員人事などにかかわれない。民意を直接反映しない無責任な制度はいらない」と述べ、国に制度改革を求める意向を示した。