「
パヴァロッティ~ザ・グレーテスト・ヒッツ50」
このヒトはカレーラスと違って色物(ゴメン)がみつからない、オペラ全曲ならあって自分もイドメネオを2種類持ってたりするわけだが、まずはヒットアルバム行ってみるか、前のアルバムと多少カブリがあってもしゃーないやな、あれバカみたいに安かったし(その分ナゾだらけだったし)と注文して即届いた、Dynaは一度だけ文句を言ったものの気をとりなおしてコピーしてくれる、感心感心、これだけのタイトルを手で入れるのはキツイからな・・・
さて確実にカブリなのは「風に託そう私の歌」「マンマ」「忘れな草」の3曲、「あれかこれか」「女心」「乾杯」は同じ音源かだうか私の耳では判断がつかない、けど乾杯は何か違う気がする(声の感じが微妙に)「道化師」は確実に別物(アハハハになってない)、また「オーソレミオ」は私の耳にも明らかな別物(オフザケの超ロングトーンないし)だから同時収録の「帰れソレント」も別じゃあるまいか、他にローマ大会のアンコール「誰も眠っては」が入ってる、ン、いっしょに歌われると改めて誰の声だか聴き分けむつかしいな、ともあれかなりお買得だったね、「風に託そう」と「マンマ」は歌詞がわかったし、そっか「マンマ」ってそんな歌だったんだ、日本語にするとホント情報量減っちゃうね
ということはさておいてここにはいつどこで入れたモノかという情報がすべて揃ってる、なので64年5月(この年の7月に「イドメネオ」の公演があった、だからこの頃はまだサッカーの練習もやっていた)に「リゴレット」を録音したなんてことがわかる、上のカブリ3曲は84年5月にジュネーヴで採った、指折り数えると48歳かな?この中ではわりと新しい方に入る、というほど特にDisc1のオペラは70年代、30半ばの音源が多いのだ、舞台に乗らなくなっても(やっぱ若い主人公を演じるには向かなくなることってあるよね)ソロを歌うのはかまわんハズ、実際ロス大会でウェルテル歌ってたんだし、もうちょっと後の声も聴きたいよな、もっとも今は(というかこの板が発売された2013年には)入手不可能になった蔵出し音声という意味もあったかもしれず、これはこれで貴重なのかもな
Disc2には90年代の音源もいろいろ、スティング、エリック・クラプトン、スティーヴィ・ワンダーそれにシナトラとの共演もあり、ホント60代になっても声は変わってない、だけど改めて私の持ってる音源は99年のクリスマスコンサートが最新ってことか、失われた90年代・・・って何がだ、ちゃんと残ってるじゃないか!
ところで解説者いわく「パヴァロッティのレパートリーは歌えない役などないと称えられるドミンゴに比べると狭い、ベスト・ロールもほぼ定まっている、最大の当たり役はラ・ボエームのロドルフォ」(いいかげんに要約)
そっか「歌えない役などない」か、確かにワグナーは・・・・誰もやらんでいーよ!(八当たり)
追記-さうさう「誰も眠っては」のソロはカブリかだうか、わからんけどこれはライブ3つを入れると4ヴァージョン所有してるんだから1つ増えても増えんくても誤差範囲だ