昨日の記事ではちょっと説明が足らない(誰が気にする、そんなこと)気がするので木下監督本人の解説をアップしとこう。
監督が描きたかったのはあくまで平和のありがたさ、戦争のアホらしさだったので「悪魔の超インフレ作戦が貨幣を知らない馬鹿には全く通用しない」というかなり重要な元ネタは完全にカットされていたのだった。
そっか、企画が通らなかったのじゃなくて、予算が足らなかったのね、よかったのか、悪かったのか、もしできてたら木下作品の中でも異色の怪作だったハズだけど・・・・
馬鹿の役がターキーさんに振られてたとはいささか意外、ラストでは二人の兄貴も悪魔といっしょに地面へ呑まれてしまうのだった、監督が「戦争指導者」をいかに憎悪、侮蔑してたかよくわかるよね、いやそれが時代と言うものかも。
ともあれ木下恵介監督も亡くなられて久しい、アーメン
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