事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

正直爺さんのナゾ

2024-08-26 14:43:09 | 音楽
「はなさかじじい」の出だしは「うらのはたけでポチがなく」だが私はこの歌を自分で歌った記憶がないので犬がポチなのかシロなのか長らく知らなかった、ある時週刊誌(たぶん週刊朝日)で「犬の名前がポチとはいったいいつの話だ?」とつっこんでるヒトがいたので「確かにポチは変かもな」と思った
團さんによればこれはポチだからいいのでポチだったから当時(明治34年)の子供にウケたのだとのこと、さう言われたらさうですかとしか言いやうがにゃいが・・・

昔学生だった頃同級の男の子が「正直爺さんポチ連れて」と歌っていた、私は「え、爺さんポチ連れてどこ行ったの?」とは訊かなかった、彼の歌は「ポチ連れ敵は幾万ありとてもしもしかーかーからすがはとぽっぽ」とあらぬ方向へ行ってしまって正直爺さんは戻って来なかったのだ、いや戻って来ることは来たのだが・・・(後半に続く)

ちょっと後にオーケストラ部の合宿で年下の女の子たちがトランプゲームをやりながら「正直爺さんポチ連れて」と歌っていた、何でもジョーカーを引いたらさう歌わなくてはいけないというルールださうで彼女らの歌には続きがないらしかった、何か昭和40年代後半の名古屋では正直爺さんがポチを連れてたのである、いったいどこへ行ったんだか・・・

さてそれからざっと50年が過ぎた今年になって團さんのおかげで我が家に鳩ぽっぽがやって来た(正確にはとっくに来てたモノが表に現れた、こちら)
あっと思ったその時大昔の正直爺さんがつながったのである「はとぽっぽぽっぽぽっぽととんであそべらぼーでこんちきしょーでやっつけろ、さつきのこいのふきながしょーじきじいさんポチつれて・・・」私は鳩ぽっぽの歌を知らなかったからその1行が記憶から抜け落ちたのだった

検索してみるとけっこうポピュラーな歌らしい、こちらでは
敵は幾万ありとて「ももからうまれた」もしもしかーかー
とのこと、ラストは
あ、なんて長いんでしょーじきじいさんポチつれて・・・
この行も昔の歌に入ってたのかもわからん、けど思い出せぬ
で結局疑問は疑問のまま、爺さん(とポチ)はどこへ行ったんだろ?

追記ーともあれあの頃できた歌じゃないみたいね、もうちょっといやけっこう前からあった、あの同級生に今度同窓会で会った時忘れてなかったら訊いてみやう、あの歌いったいどっから仕入れたの?確か彼ワンゲル部員だったと思うんだよにゃん・・・