事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

何で岐阜県がここへ?

2024-02-09 23:29:46 | 本と雑誌
倉阪鬼一郎「小料理のどか屋28
いろいろあって谷汲山が出て来た、西国33所の締めがここなんださうである(こちら)知らんかった、いや聞いたことがあったとしても忘れてた・・・

それとはたぶん関係なく今回は「食べれん組」という強盗一味が美濃から出て来てお縄になった、言われてみれば食べられないことをウチの方では確かにさう言うし他の地方ではあんまし言わんかもわからん、だけどそこまでウカツな犯人がいるもんかね
この作者根っからの善人で本物の悪人を書くのが苦手なんじゃなからうか、毎回捕り物があるけどどいつもこいつもつまらんことでシッポを出してカンのいい千ちゃんにみつかっちゃうのである、いくら何でもこれじゃ飽きるんでない?

ところで時は天保9年、まだ本格的な改革は始まってないが7年が飢饉だったせいかだうかこの頃から幕府はひたすら節約、ぜいたくはダメと言ってたらしい、だがそのぜいたくというのが「見た目ハデなの」らしいのだ、実際に金がかかってるかだうかには突っ込んでない、要はタダの野暮天、いつの世もお役所のやることというヤツは・・・