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経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆◆【時代の読み方】 再び飛翔するコウノトリ

2016-04-05 12:02:00 | 【話材】 ビジネス関連

◆◆【時代の読み方】 再び飛翔するコウノトリ

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、お節介心から紹介しています。

今日の話題 再び飛翔するコウノトリ

 NHKの土屋敏之解説委員のお話を興味深く視聴しました。

 赤ちゃんを運んできてくれるコウノトリですが、私が子供の頃は田んぼに優雅に飛来してきてドジョウなどを食べている光景をしばしば見ました。翼を拡げますと2mにもおよぶ大きな鳥で、昨今では北海道の丹頂鶴が有名ですが、長い首とクチバシなどが鶴に似ていて大変優雅に思えたことを思い出します。

 しかし、1971年国内に生息する野生のコウノトリが絶滅したと発表されました。

 1985年にロシアから6羽が寄贈されました。コウノトリはロシアから飛来してくる渡り鳥ですので、日本に生息していた野生のコウノトリとDNAは同じです。今では特別天然記念物に指定されています。

 人工的に繁殖させて放鳥する取り組みが、兵庫県豊岡市から、2005年に始められました。野生で生息しているコウノトリは80羽に達し、全国的に目撃されるようになってきているのです。

 体が大きく、夫婦で縄張りを作ってカエルや淡水魚などを食べる肉食の鳥で、成長するとほぼ天敵もおらず、生態系の頂点に立つ生き物のひとつです。

 関係者は、コウノトリを見かけたらあまり近づかず、150mぐらいの距離を保って欲しいといっています。また、もし目撃したら、研究や保護活動にも役立つので、人工飼育や放鳥に取り組んでいる、「コウノトリの郷公園」に連絡をして欲しいと要望されています。

 極東のコウノトリ全体が2、3千羽しかいない絶滅危惧種なので、日本にも繁殖地が広がることは、国際的に希少種保護に貢献することになります。

 地域の人たちが様々な努力をしてきた結果、地域の農業とうまく共存共栄する仕組みが出来たことが繁殖に繋がってきているようです。関係者の努力には、頭の下がる思いがします。


 このコーナーは、【今日の話題】欄として独立しました。

【 注 】
【今日のブログ】や「映像」は、閲覧と発行時間が異なる場合には、掲載ブログとは異なるブログが表示されたり、リンクが切れていたりすることがあります。

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■■【経営コンサルタントのトンボの目】 高齢者に人気「コミュニケーションロボ」

2016-04-05 08:33:00 | 【専門業】 経営士からのメッセージ

■■【経営コンサルタントのトンボの目 高齢者に人気「コミュニケーションロボ」

  経営コンサルタント事務所
  B・M・S・21代表 山本 修 先生
  日本経営士協会 常務理事 関西支部長

 山本先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。近年は中小企業のコンサルタントとしてもご活躍中です。

 また「日本経営士協会 常務理事」という重責を担うとともに「関西支部長」としても活躍されておられます。

 筆者詳細情報 http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0060.htm

 ◆  高齢者に人気「コミュニケーションロボ」  ◆

        ~ 人工知能搭載、認知症予防も ~

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 言葉をかけると返事をし、愛らしいしぐさも見せる。そんな人間とコミュニケーション出来るロボットが、高齢化の進む中、介護施設などで需要が急拡大している。

 噛みつかれて怪我をしたり、感染症にかかったりする恐れのあるペットの動物とは異なり、扱いやすく衛生的なのが特徴。人工知能を搭載して最新情報を更新、会話などに反映させる機能もあり、利用者の認知証予防効果などが注目を集めている。


■ 甘え上手の癒し系

 大和ハウス工業が販売する「メンタルコミットロボット パロ」(保証期間3年の場合、45万3600円)。胴体や鼻先などにセンサーがあり、なでられたり話しかけられたりすると反応する。人工知能を搭載し、コミュニケーションした相手の情報を蓄積。少しずつなついていくという。

 施設の担当者は「パロが来てから、寝たきりの女性が起き上がり、いい笑顔を見せてくれるようになった」と話す。利用者の女性は「昔、犬を飼っていたことを思い出す」と目を細める。「キュー」と鳴いて大きな目をパチパチさせ、首をかしげて甘えると、高齢者らは「かわいい」と歓声。いとおしそうに交替で抱っこして楽しんでいる。


■ ストレス軽減効果

 医療関連用品メーカーのピップ&ウィズは、核家族化で増える一人暮らしの高齢者向けに、子供形のロボット「スマイルサプリメントロボット うなずきかぼちゃん」(2万1600円)を販売する。センサーで音を認識すると「お話を聞いているよ」などと答え、抱き上げると「ゆりかごみたい」と喜ぶ。

 同社が大阪市立大大学院と協力し、一人暮らしの高齢女性を対象に検証したところ、一緒に2ヶ月暮した場合、認知機能の向上やストレスの軽減、よく眠れるなどの効果が確認された。 百貨店や家電量販店などで販売しており、全国各地の高齢者施設などに導入。関係者からは「徘徊が少なくなった」「ロボットの為に服を手作りする利用者もいる」と好評である。


■ 介護側の負担を減らす

 コミュニケーションロボットは更に進化をつづけている。ソフトウェア開発の富士ソフトが開発した「コミュニケーションロボット PALRO(パルロ)」(72万3600円)は人工知能を搭載。歌ったり踊ったりするだけでなく、クイズを出すなど娯楽機能も備えている。インターネットと接続することで、ニュースなどの最新情報を次々と更新。利用者と常に新鮮なコミュニケーションが出来る工夫がされている。


 民間調査会社の矢野経済研究所は、高齢者介護用のロボット市場が、平成23年度の1億2400万円から32年度は349億8千万円まで拡大すると予想。担当者は「国の支援などがあれば、今後益々需要は増える」と見ている。

              参考文献 産経新聞記事より


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