随分前のことですが、次男が「母さん、今なんふん?」と聞くので吹き出したことがあります。
「’なんふん’じゃなくて’なんぷん’でしょ?」
次男 「はあ~? なんふん、でしょ」(と、真面目な顔)
聞くとまわりの友人は「なんふん」と言うらしい。日本語の危機だ!と思うと同時に、私もいささか不安になってきました。
それで、まわりに聞いてみたのですが、意見が別れて、結局、日本語に詳しい友人に聞きました。
ちゃーんと法則があるのです
ちょっと小さいですが拡大してみてください。音がきれいに別れています。この原則からいくと、「何分」は「なんぷん」でしょう。
日本語がとっても堪能なアメリカ人のSくんとほかの講師も一緒に交えて食事をした時です。
私 「日本語で一番難しいのはなに?」
Sくん 「Countingですね」そして「言い方がいっぱいありますね。覚えるの大変 」
確かに! 言語学的には「数量詞 Quantifier」と呼ばれるのですが、私たち英語学習者にとって、英語の数量詞も簡単じゃありません。
でもSくん言いました。 「でも、英語なら'some pieces of paper'は'some papers'って言っても全然OK」「日本語は数を数える時から全部違うもの」
確かにそうです、紙は「いちまい、にまい」
瓶は「いっぽん、にほん」
もっと難しいのだってあります。例えば、お米は「いちごう、にごう」
それぞれのものにそれぞれの数え方があります。挙げだしたらきりがありません。
この数の数え方ひとつで「ネイティブ」なのか「ノンネイティブ」なのか聞けばいっぱつでわかります。
Sくんに「日本人はどうやって覚えるんですか?」と聞かれて首をひねりました。基本的なものー特に音韻的なものは「学習」した覚えはあまりなく、子ども時から「習得」しています。
おそらく、絵本をたくさん読んで、まわりの大人が言っているのを聞いて、習得しているんですね。
Sくん 「はあ~道は長いです 」
いやいや、その若い脳でどんどん読んで覚えていってねと励ましました。
私たち日本人は日本語が母語でラッキーです
「’なんふん’じゃなくて’なんぷん’でしょ?」
次男 「はあ~? なんふん、でしょ」(と、真面目な顔)
聞くとまわりの友人は「なんふん」と言うらしい。日本語の危機だ!と思うと同時に、私もいささか不安になってきました。
それで、まわりに聞いてみたのですが、意見が別れて、結局、日本語に詳しい友人に聞きました。
ちゃーんと法則があるのです
ちょっと小さいですが拡大してみてください。音がきれいに別れています。この原則からいくと、「何分」は「なんぷん」でしょう。
日本語がとっても堪能なアメリカ人のSくんとほかの講師も一緒に交えて食事をした時です。
私 「日本語で一番難しいのはなに?」
Sくん 「Countingですね」そして「言い方がいっぱいありますね。覚えるの大変 」
確かに! 言語学的には「数量詞 Quantifier」と呼ばれるのですが、私たち英語学習者にとって、英語の数量詞も簡単じゃありません。
でもSくん言いました。 「でも、英語なら'some pieces of paper'は'some papers'って言っても全然OK」「日本語は数を数える時から全部違うもの」
確かにそうです、紙は「いちまい、にまい」
瓶は「いっぽん、にほん」
もっと難しいのだってあります。例えば、お米は「いちごう、にごう」
それぞれのものにそれぞれの数え方があります。挙げだしたらきりがありません。
この数の数え方ひとつで「ネイティブ」なのか「ノンネイティブ」なのか聞けばいっぱつでわかります。
Sくんに「日本人はどうやって覚えるんですか?」と聞かれて首をひねりました。基本的なものー特に音韻的なものは「学習」した覚えはあまりなく、子ども時から「習得」しています。
おそらく、絵本をたくさん読んで、まわりの大人が言っているのを聞いて、習得しているんですね。
Sくん 「はあ~道は長いです 」
いやいや、その若い脳でどんどん読んで覚えていってねと励ましました。
私たち日本人は日本語が母語でラッキーです