英語と子育て

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「自立」と「自律」

2015-05-21 | 子育て
「おたくの息子さん、自立してますねえ~」とよく言われますが、「自立させよう」と格別なことをしていただけでなく、時間がないから手をかけなかっただけ(かけられなかっただけ)、と答えます。

保育園時代から自分のことは自分でやる癖はついていましたし、学校で忘れ物をしても、わざわざ持ってきてくれる人がいるはずもなく、自分が困るから時間割も持ち物確認も自分でする。

仕事で私が遅くなるとおなかがすくから、自分で作って食べるようになったのも小学生の頃。

中高時代は、寝坊しそうでも、起こさないから、遅刻すれば先生に叱られる、朝練の先輩に怒鳴られる。そのうち目覚ましをもう一個ほしいと言うので2個ずつ与えてました。

ですから「自分の足でしっかり立つ」という「自立」をさせるにはそう難しいことはなく、

 子どもを信用して失敗をさせ、
 そこから学ばせる、必要以上に手をかけない、
 生活に必要な技は見守りながらやらせる、

ということで身に付きます。

最終的には経済的に親から独立して生活することがゴールとなります 

同じ「じりつ」でも難しいのが「自律」。

「自分を律する」と書きます。

「自律神経」という言葉ならよく聞きますね。

「自律」というのは、

「他からの支配や助力を受けず、自分の行動を自分の立てた規律に従って正しく規制すること」(三省堂 大辞林)

という意味です。

要するに「人がこう言うからこうする」とか「人がこうしてるから私もする」のではない。

欲望に流されず自分の意思で「自分の道徳」を持ち備えることでしょう。

先日この2つの言葉について、新聞でも取り上げられていました。




朝起きて、すごく眠い。。。「まあ、いいやもうちょっと寝ちゃおう」と寝てしまって遅刻をするのは「自律」してません 

「ここで寝たら遅刻するからがんばって起きよう」と思うのが「自律」

そうすることによって人に迷惑をかけることなく自分で自分の生活を営むことができるんですね。


要するに「自律」することによって「自立」できるわけです。


この「自律」は実際私たち大人でも簡単ではありませんが、子どもたちにはよいお手本を見せたいですね 






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