我が家に、ハロウィンの期間中に飾っているかぼちゃの置き物を見て、高崎の115系も廃車が進んでいるから、そろそろ高崎のかぼちゃ電車を撮っておかねかればと、両毛線に撮影に行くことにしました。朝起きると、あいにくの曇天でしたが、群馬は晴れとの予報であったので、ライブカメラで現地の晴れを確認し、高崎線経由でイセコマこと、伊勢崎、駒形間の撮影地に出かけてきました。駒形駅で下車すると、すでに同業者が10名以上も来ており、115系の終焉が近いことをあらためて思い知らされます。北関東自動車道のインターに近い踏切がポイントのようですが、そこで何枚か撮ってみると、高速道路の標識が大きく入ってしまい、自分的にはいまひとつな感じでした。イセコマは初めての訪問でしたが、伊勢崎方を見ると、4,500メートル先にもう一つ踏切がありました。誰も行かないから手前に障害物があったりしてだめなんだろうなと思いつつも行ってみると、そのようなこともなく、先ほどの踏切よりも、道が広く、背景の家なども電車で隠せそうです。115系が入っているか分かりませんが、6連の444Mに合わせ、事前に通っていった列車で架線柱で6連が収まる位置を特定し、準備万端。後打ちで444Mを狙います。しかし、そうこうしいるうちに、午後から晴れの予報に反し、南の空の方から次々に流れてきます。到着10分前には完全に日が陰ってしまいました。しかし、踏切が鳴り始めるころ、雲間から太陽が姿を出し、一気に線路が明るく照らされました。後ろは振り返ってはいませんが、音で115系であることがわかりました。レリーズをしっかり握り、普段はあまりしない撮り方ですが、連射開始。3枚目のカットがこの一枚です。この後、またすぐに曇ってしまったので、そのまま撤収しました。帰宅すると、息子がハロウィンの仮装をして、手にはかぼちゃの置き物を持って出かけるところでした。
両毛線 駒形 - 伊勢崎
Nikon D7200 AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
1/1000 f/5.6 ISO 200