唯一残った189系、長野車両センターN102編成のムーンライト信州送り込み回送を撮りに鳥沢まで行ってきました。時折凍えるよううな寒風が吹きすさぶなか、ひたすら189系がやって来るのを待ちます。やがてトンネルから２つのライトが見え、MT54型モーターの音が響きわたり、国鉄特急型が姿を現しました。この姿を記録するため、今日のような凍えるような寒い日も、そして灼熱の太陽の下も、長きにわたって写真を撮り続けてきたといっても過言ではありません。この冬の運転が最後の運転とならないことを切に願うばかりです。
中央本線 鳥沢 - 猿橋
Nikon D7200 AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
1/1000 f/5 ISO 250
今年は東京メトロ6000系、東急7700系など、長きにわたって活躍した車両が引退して行きました。東京メトロ6000系も引退特別運行の際には大変な人出となっていて、息子と乗り鉄に行ったときには驚きましたが、小田急線に乗り入れていたころはまだ撮影者も少なく、ゆったりと撮影できました。
小田急小田原線 和泉多摩川
正面がLEDのヘッドマークの車両は文字が切れ切れになってしまい、なかなかきれいに撮れません。ご多分にもれず、E351系のヘッドマークもきれいに撮れたことがほとんどなかったのですが、奇しくも最後に撮ったこの1枚がもっともきれいに撮影できました。
中央線 阿佐ヶ谷
先週、馬下でDLクリスマストレインを撮影し新潟駅に戻ると、ちょうど115系6連で運用される越後線143Mが到着するところでした。先ほどまで鉛色だった空から雲が消え、日が差してきました。
越後線 新潟
雪中走行するDLクリスマストレインを撮影するため、新潟まで日帰りで出かけてきました。早朝、まだ暗いうちに出発しましたが最寄り駅に着き、三脚を忘れたことにはたと気づきました。しかし、引き返していては間に合いません。いきなり少々ブルーな気持ちでの出発となってしまいました。最近のレンズは手振れ補正がしっかり効き、水平さえ気を付ければ、三脚がなくても手振れの心配はなく、実際に都内や近郊での撮影には三脚は持って行きませんが、今日に限って手振れ補正なしのEF70-200mm F4Lを持ってきてしまいました。所有するズームレンズの中ではもっとも画質がよく、購入して10年以上経ちますが、今でもここぞというときに使用しています。しかし、このレンズで手持ちで撮るとたいてい手振れ写真になってしまいますが、今日は細心の注意を払って一発止めで撮ったところ、何とかブレることなく撮影することができました。
磐越西線 馬下 - 猿和田
Canon EOS 6D EF70-200mm F4L USM
1/640 f/4 ISO 320
この撮影地も豊田車両センターの189系が廃車されて以降、初めて訪れました。8連だと後ろが切れてしまいますが、205系をアウトカーブで撮れる撮影地もなかなかないので、頻繁にやって来るE233系の快速列車でシャッターを切る位置を確認し構図を決めます。晴れたり曇ったりを繰り返しながらも、むさしの号がやって来たときには、幸いにも車両にしっかり日が当たってくれました。
中央線 豊田 - 八王子
今日はELパレオエクスプレスを撮影するため、秩父へ行ってきました。12月に入り紅葉も見頃を過ぎていると思いきや、野上、樋口間で車窓から見た裏山の紅葉の美しさに目を奪われ、樋口で下車し、ELパレオエクスプレスを撮影することにしました。秋の柔らかい日差しに照らされた紅葉は、この秋、私が見た紅葉の中でもっとも美しい紅葉でした。
秩父鉄道 樋口 - 野上
Canon EOS 6D EF70-200mm F4L USM
1/1000 f/6.3 ISO 200
