豊田車両センターの115系のさよなら列車を見送って以来、約1年ぶりに三つ峠のお立ち台にやってきました。大好きだった165系の最後の生き残りも、間もなく過去帳入りしようとしています。
国鉄急行型の顔を持つ、写真のクモロ2201は、国鉄クモハ165-127を種車としており、1968年（昭和43年）製造といいますから、実に48年もの長きに渡って活躍してきたことになります。長い間、本当にお疲れさまでした。
富士急行線 三つ峠 - 寿
Canon EOS 6D EF70-200mm F4L USM
1/1000 f/6.3 ISO 200
札沼線に乗った翌日は、スーパーカムイに乗って旭山動物園に行ってきました。札幌駅のホームに行ってみると、3月のダイヤ改正で789系0番台に置き換えられ、スーパーカムイから撤退するという785系が停車していました。
自分は久しぶりに、785系に乗るのでうれしく思いましたが、息子は789系1000番台の方に乗りたかったようです。最高時速こそ、120km/hと特別に速いわけではありませんが、実際に乗ってみると、発車時の強烈な加速力には驚かされました。それもそのはず、表定速度は96.6km/hと、在来線特急ではトップクラスの俊足を誇っています。
札幌の雪はかなり少なめでしたが、岩見沢付近までは雪が激しく降っていて、雪を前面にびっしり付けてやってきました。
函館本線 苗穂 - 白石
札幌到着後は、自分が札幌に行くと食べに行くラーメン屋さんに連れて行き、醤油ラーメンが好きだという息子と味噌ラーメンを食べました。「札幌で食べる味噌ラーメン、すごく美味しい」といたく気に入った様子でした。そして時計台を見学し、午後は息子が乗りたいと言っていた札沼線に乗り鉄です。新十津川まで行く列車がない時間帯であったので、浦臼まで往復してみることにしました。電化前にDCを撮ったり、電化後には711系に撮りに、あいの里教育大以南には何度か乗っていますが、自分も浦臼まで足を延ばすのは20年ぶりくらいのことです。3月のダイヤ改正後には新十津川まで行く列車がさらに減ってしまうといった話も耳にしますが、自分たちが乗った列車も浦臼の手前からは乗客はいませんでした。
息子も石狩当別で浦臼行きに乗り換えた後、「お客さん、急に減ったね」と話していましたが、車内を見渡して自分たち以外に乗客がいないとわかると、とても寂しそうな表情を浮かべていました。
札沼線 浦臼
往路カシオペア乗車のフリープランのツアーで息子と二人で北海道に行ってきました。4歳のときに一度乗っているのですが、あまり覚えていないらしく、今回の旅行を非常に楽しみにしていました。
最後の乗車になるので、ゆっくり車窓を眺め旅情に浸りたいと思っていましたが、子どもと二人きりとなるとそういうわけにはいきません。「カシオペアクイズ」と称して、宇都宮には何時何分に着くであるとか、何号車は何の設備があるとか、果てには北海道の名産品にいたるまで矢継ぎ早に問題を出してきます。前に乗ったときには青函トンネルに入ることまで見届けていましたが、今回はクイズの出題に疲れたのか、22時前にはあっさりと寝てしまいました。こうなると、自分だけの時間の始まりです。2階であったので星空を眺めながら、明かりのついた家々や、通過する駅を見て、そしていつしか外は雪に・・・。まさに冬の北へ向かう夜行列車の醍醐味です。北へ向かう夜行列車がなくなると、もうこの雰囲気は二度と味わえません。何とも寂しい限りです。
翌朝は、函館から「カシオペアクイズ」が再開されました・・・。
函館本線 稲積公園
Nikon D3200 AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR II
1/800 f/6.3 ISO 400
あけましておめでとうございます。今年も本ブログをよろしくお願いいたします。今日は快晴という予報だったので、川霧と日の出を期待して多摩川の河原に行ってきました。いざ河原に到着してみると、あいにく太陽が昇る東側の空だけに低い雲が出ています。オレンジの朝日が川面にうつるといった光景は見られませんでしたが、これはこれで幻想的な光景を作り出してくれました。
午後から家族で初詣に出かけましたが、朝とはうってかわって、上着が要らないくらいの暖かさでした。子どもの頃まで振り返ってみても、ここまで暖かかった三が日は記憶にありません。
中央線 日野 - 立川
Canon EOS 6D EF70-200mm F4L USM
1/1000 f/4 ISO 320
