年末に宗谷ラッセルを撮影するため、久しぶりに宗谷本線を訪れました。音威子府といえば、中学生のころに鉄道雑誌で見た、雪の塊となって夜の音威子府駅に停車中するC55牽引の客車列車の写真が強く印象に残っていました。C55にはもちろん間に合いませんでしたが、高校時代、深夜に停車した音威子府で夜行急行 利尻の車窓から、あの写真はいったいどこから撮ったんだろうと、眠い目をこすりながら確かめたことを思い出します。時代は変わり、宗谷本線を取り巻く環境もすっかり変わってしまいましたが、駅舎は建て替えられたものの、ホームの大きい上屋と、いかにも頑丈そうな跨線橋は今なお健在でした。
宗谷本線 音威子府駅
昨年11月のダイヤ改正以前よりも見かけることが多くなった京成3500形未更新車。いつも中望遠の焦点距離で構える場所で、趣向を変えて300mmで撮ってみました。
京成金町線 京成高砂 - 柴又
昨年の夏から、なぜか急に息子が東京メトロ6000系が好きになり、以来二人でよく撮影に出かけました。この6119Fも何度か撮影した編成でしたが、残念ながら今日、廃車となってしまったようです。写真は昨年の12月に小田急線の鶴川駅近くの踏切脇で撮ったものですが、このころ何度か本厚木まで行くロングラン運用に入っている姿を見かけました。6119Fは1972年8月の製造といいますから、44年と5ヵ月もの長きにわたって、第一線で活躍してきたことになります。長い間、お疲れさまでした。
小田急線 鶴川 - 玉川学園前
この寒さの中でも、大勢の人が撮影に来ていました。体感的には札幌あたりで撮影しているのとそれほど変わらないような寒さでした。それもそのはずで、岸に近い方は一部川が凍っていました。
中央線 立川 - 日野
Nikon D7200 AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
1/1000 f/5 ISO 200
登り勾配で煙の出る、下りのSLレトロみなかみはどこの撮影地も大変な人出でしたが、上牧、水上間で何とか場所を確保し撮影しました。上りはどこで撮ろうかと思案しつつ、上牧に戻って定番の踏切に行ってみるも、ここでは何度も撮っているし・・・などと思い、後閑に向けロケハンをしつつ歩き始めましたが、一向に後閑まで辿り着きません。駅間を調べてみると、7.1キロもあり、ちょうど半分くらい来たところでした。後閑と上牧の間はこれまで幾度となく乗っており、車でも走ったこともあると思いますが、あまり距離を意識したことはなく、今さら引き返すわけにも行かず、途中、昼食休憩などもしましたが、撮影地が決まらないまま後閑まで歩いてしまいました。結局、上りは後閑と沼田の間の田んぼが広がるあたりの踏切近くで撮ることにしました。山はきれいですが雪もすっかり融けてしまい、やはり上牧周辺で撮ればよかったかとも思いましたが、午後3時を過ぎ陽が傾いてくると、なかなかいい感じになってきました。夕日を浴びたC61は、下りでの力走とは異なり、まるでディーゼル機関車のように軽やかに走り去って行きました。
上越線 後閑 - 沼田
Nikon D7200 AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
1/800 f/4.5 ISO 200
115系6連で運転されている、両毛線427M列車を大平下のストレートで撮るべく、早朝から出かけてきました。昇りたての朝日に照らされたかぼちゃ色の車体は、昼間よりもひと際美しく輝いて見えました。撮影後はすぐに大平下駅に戻り、SLレトロみなかみを撮りに、上越線の上牧駅に向かいました。やって来た436Mは、先ほど撮影した427Mの折り返しの115系6連で、新前橋までの約1時間20分の間、久しぶりに115系の乗り心地を堪能しました。
両毛線 大平下 - 岩舟
Nikon D7200 AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
1/1000 f/4.5 ISO 200
明けましておめでとうございます。今年も本ブログをよろしくお願いいたします。新年最初の撮り鉄は、カシオペア紀行を撮りに野崎まで出かけてきました。初電で行きましたが、撮影地に着くと、すでに大勢の人がいて、側面からしか撮れませんでしたが、冬の朝日に照らされたお召塗装を纏ったEF81 81号機の美しい姿を記録することができました。
東北本線 野崎 - 西那須野
Nikon D7200 AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
1/1250 f/5 ISO 200
