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ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

風邪薬はヴァイオリニストの敵なのか

2015年04月20日 20時24分54秒 | 音楽
 テレビ番組に千住真理子さんが出演されているのを偶然見かけました。お話も演奏もとても良かった中で、演奏する際は風邪薬を飲まないと言う発言があり、少々気になりました。

 フラベリックと言う薬を飲むと半音下がって聞こえると言う「?」な話があり、レアケースではないかと思うものの、この話は受け売りで広まっています。私のヴァイオリンの先生も風邪薬は飲まないと言われています。もう一つ、風邪薬によるスティーブンスジョンソン症候群でヴァイオリニストに視覚障害が生じた話もあります。

 風邪薬と気楽に言いますが、実は風邪を根本的に治療する薬は無く、風邪から来る様々な症状に応じてさまざまな薬が使われているのに過ぎません。市販の総合感冒薬は万人向きに調製されていて人によっては必要が無い成分も含まれています。

 フラベリックは鎮咳剤(=咳止めの薬)なので、咳が出て苦しいと訴えれば処方される可能性が有りますが、聴覚への悪影響を避けたいなら他の鎮咳剤を使えばよいのだし、他の鎮咳剤も怖いと言うなら、咳が出ることは我慢し、鎮咳剤を使わない選択も出来ます。

 医者や薬剤師にヴァイオリンを弾く上で聴覚に異常が生じるのはまずい事を伝え、処方を考慮して貰えば、風邪薬を飲んでも差し支えないのではと思いますが、ヴァイオリニストにとっては職業的な観点で慎重にならざるを得ないようで。


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