ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

ヴァイオリンで不思議に思うこと(5)

2011年02月21日 09時41分01秒 | ヴァイオリン
 ヴァイオリンを選ぶ決め手は音ですから、自分で弾くにしろ、他の人に弾いて貰うにしろ、音を確かめて買います。

 試奏のためにお店を幾つも巡り、多数の楽器を比較するのは楽しい反面、大変なことで、郊外や遠方に住んで居る場合にはなおさらです。楽器店のホームページを眺めても、作者の経歴や楽器の写真だけでは、実際にどんな音の出る楽器なのかは分かりません。

 こう言う場合、ネットで音を試聴できるようにしてあると有難いです。お店にとっては面倒だし、技術的な問題もあるのでしょう。でも、新たな客を掘り起こすことにつながると思います。

 こうした試みを行っているお店は意外と少なく、不思議な気がします。それでも幾つかの例があります。楽器の音を紹介する際、出来れば、同じ曲を同じ演奏者で、勿論、その他の条件も揃えておくことが理想で、その点も満足しているお店もあります。そのお店では新作やモダンを同じメロディーの演奏で比較できるようにしてあります。

 先日、期間限定で公開された音を試聴して見ました。目玉のが新作としては普通の価格ながら、Corrado Belliに次いで深みのある音で、なかなかのものと思いました。

 と言うように、録音を聞いてみると見に行きたい気がわいて来ます。勿論、圧縮された音ですから、これだけで判断することはできませんが、楽器の広告には楽器の写真以上に音を付けることも必要なのではと思います。

《3/23追記》
 Corrado Belli、Simeone Morassiの音は宮地楽器さんが特別企画用にアップされ、企画終了後に姿を消したようになっていましたが、「Corrado Belli 宮地楽器」、「Simeone Morassi 宮地楽器」で検索すると試聴できます。もう一人のJan Bartosはホームページから探せます。

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コメント (2)
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