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北方領土は必要?

2011年02月16日 09時40分11秒 | その他
 思わせぶりなタイトルですが、ロシアにとっての必要性と言う意味です。

 ロシアがフランスから購入予定のミストラル級強襲揚陸艦を北方領土に配備するらしいとの報道がありました。フランスも余計な事をしてくれるものです。

 強襲揚陸艦とは、攻撃ヘリ、輸送ヘリ、車両、兵員を載せて運ぶための軍艦仕様の輸送船です。

 菅首相が、メドベージェフ大統領の北方領土視察を暴挙ときめつけたため、ロシアとしては事態を深刻に受け止め、日本が北方領土に攻め入るとでも思ったのでしょうか。日本が紛争解決のために自衛隊を派遣することはできないことを知らないようですが、ロシアにとって、四島は最新鋭の軍艦を派遣するほど必要なのでしょうか?

 北方領土はロシア本土から離れているので、緊急時に車両や兵員を海上から送るには、間宮海峡経由で樺太の北を回るか、日本の領海の津軽海峡を通らなければならないため、万一に備え、予め、北方領土に配備しておこうとの意図のようです。

 強襲揚陸艦の攻撃能力、防衛能力は限られ、作戦行動には艦艇や航空機の支援が必要ですし、一隻で運べる車両や兵員にも限りがあります。仮に配備したとしても、どの程度の意味があるのかは大いに疑問です。メドベージェフ大統領の国内向けの発言、恐らくは選挙対策の可能性が大きいのではないでしょうか。

 日本にして見ると、北海道から南西方面に防衛力をシフトする妨げにもなりかねず、少々困ったものという見方もありそうです。

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