トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

日記風に

2008-07-31 20:20:23 | 透析
 7月最終日。今日の透析も、機械で身体をキンキンに冷やしました。ダイアライザーの中を流れる透析液の温度を下げることによって、やはりダイアライザーの中に充填された中空糸という極細の管の中を流れる血液が冷やされます。血流は、透析液と逆方向に流れていきます。今日も、透析中にウトウト状態で、変な夢を見ていました。演劇学校で、劇の発表なんですね。変わった演出方法も考えたりして。短時間に変な夢を見ているんです。夢の記憶はすぐに消えていきます。
 十分に冷えた身体も、帰りは歩いて帰りますから、今度は発汗状態が続きます。今日も、「ロールちゃん」を見つけました。ホイップクリームとチョコレート味ですね。これで、「ロールちゃん」探索の旅は終りとなります。2本も食べてしまいました。最近は、体重が大幅に減っていたので、まあいいかな。中性脂肪の値も正常範囲に落ち着くようになりました。
 最近の研究では、メタボリック症候群と慢性腎炎の関連性が指摘されています。末期慢性腎炎の血液透析導入に至るケースを減らすために、メタボ対策の充実が望まれています。透析医療にかかる費用で、医療費の5%を費やしています。今後の課題は、腎炎対策に重点的に国が取り組むことです。メタボから、腎臓病へ移行することの予防、慢性腎炎患者の透析導入を遅らせる治療法の研究、そして透析に至った場合には、再生医療の進展が腎臓病対策の柱となるでしょう。腎移植に関しては、我が国の場合、問題が多いようです。献腎も少ないし、生体腎移植も家族のしがらみが問題となっています。移植寸前になって、医師のもとに中止を求めてくる肉親の話も聞きました。肉親だから、断りづらいということなのでしょう。父親が、息子に腎移植した後に自らも透析導入に至り、息子も透析に戻ってしまった例もありました。移植の際の投薬の副作用としてのうつ病発祥の可能性も否定できません。移植に伴う、精神的サポートも必要とされます。
 最近は、医学の進歩で血液型が違っても、腎移植が可能になっています。免疫抑制剤を一生服用しなければならないという問題も、解決につながるような実験結果が報告されています。患者団体としては、他の患者団体と共に臓器移植の推進を訴えています。
 いずれは、自分の細胞から臓器を再生することが出来る時代がやって来るのでしょう。

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2 コメント

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いつもお疲れ様です。 (obichan)
2008-07-31 21:14:36
再生医療の進展はいろいろなところで、
待ち望まれているのですね。

にしても「ロールちゃん」全てクリアですか。
流石トッペイさんですね。
こっちでは見つからないというのに~~
食べたいで~す。(^o^)
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甘かったです (トッペイ)
2008-07-31 21:30:20
 ロールちゃんは、まだ苺味があるようなのですが、この辺で止めておきます。
 正体が十分分かりましたので。
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