トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

3つの「風のうた」

2008-07-31 01:25:35 | 映画
⑴ 「風の歌を聴け」
 村上春樹の長編小説の第1作目。(1979年)。処女作だそうです。1981年に映画化されています。監督は、大森一樹、主演は小林薫。レンタルビデオで見たはずなんですけれど、内容は完全に忘れています。
 今や、世界の村上春樹なのですが、残念ながら1冊も読んだことがありません。
翻訳も含めて、読まなくてはと思いつつ、先送りになっています。


⑵ 「風の歌が聴きたい」
 高島良宏さんの生き方を、大林宣彦監督が1998年に映画化しています。
先日、テレビで「”風の歌が聴きたい” 音のな世界に生きる聴覚障害者夫婦の16年」というタイトルで放送がありましね。高島良宏(46)、久美子(46)夫妻と息子の怜音君(14)の3人家族の生活を描いていました。怜音君のコーダとしての立場と反抗期が重なって、一時は家族関係がうまく行ってない状況が描かれている場面では、ハラハラしていまいました。最後に、家族で第二の故郷である宮古島へ旅に行って、家族の絆を深めることが出来てホッとしました。「僕の誇りは聞こえに両親です。高島怜音」。
※ろう者の忍足亜希子さんが公式グログで、番組タイトルに「障害者」という言葉が使われていたことに、「邪魔」というイメージがするということで不快感を表していました。「聞こえない人」という言い方が適切ではないかという意見でした。この言葉に関しては、難しい問題をはらんでいます。僕の場合は、内部障害者という言葉には抵抗は持っていませんが。


⑶ 「風の歌を聞かせて」
 桑田圭祐のソロの曲です。プロのウィンドサーファーの飯島夏樹さんと家族を描いた「Life 天国で君に逢えたら」の主題歌になっています。38歳の生涯を懸命に生きた飯島さんの著作に基づいた映画です。飯島さんの実家は、すぐ近所にあります。親御さんの所有するアパートで、一時は精神的にも苦しい時期を送られていました。先に亡くなられたお父さんと天国で再会できたことでしょう。お父さんにとって、自慢の息子でした。夏樹さんの家族が住むグアムに行った時の話をよくしてくれました。島には何度も訪問していて、日本人観光客から、現地の人間に間違えられたそうです。

風の詩を聞かせて



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2 コメント

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風は~ぺ~パ~ミント♪ (小町)
2008-07-31 19:54:57
どの風もすごくいいですね。。。

でもね、最後のLIFEは、泣けてくるんです。。。
私は、ウィンドサーフィンは、できませんが、ディンギーに乗りますので。。。
最近は、ハーバーにはご無沙汰です・・・。
もう、泣ける
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忘れないこと (トッペイ)
2008-07-31 21:21:10
 飯島さんのお母さんからは、夏樹さんの本を頂きました。奥さんの寛子さんのエッセーも。
 地元の映画館にお母さんも来ていらっしゃいましたが、お客さんには分かりませんでした。
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